国税局無料相談を終えて【その②】(無料相談会場で何が起きているのか?)




iphone8にて撮影!

国税局無料相談での税理士の状況

無料相談を受ける税理士の状況は

個別のブースがあって、電話、

確定申告の本などがあります。

 

この本は、東京税理士会から貸し出されて

いるもので、国税局が用意したものでは

ありませんので、税金は使われていません。

 

休み時間は4回あり、うち3回が15分、

1回が1時間の休憩(お昼休憩)です。

 

9時を過ぎると一斉に電話がかかってくる

ような感じになっています。

 

私は今年初めて体験したので、

一番戸惑ったのは、電話の使い方です。

ちょっと特殊な電話で、まごつく

ことがある印象です。

 

私は全部で12日間従事しました。

座って相談を受けているだけとはいえ、

午後3時を過ぎると疲れてきます。

 

ただ、時間はあっという間に過ぎます。

そして、ストレスにもなります。

相談者は、税務署につながっていると

思っている方が多いので、

そういった対応を求められます。

 

 

サポートの体制はどうなっているのか?

では、従事する税理士向けのサポートは

どうなっているのかというと・・・

 

国税局の職員が10名くらいいます。

資産税は3人くらいで、他は、

個人課税課の職員です。

 

通常、税理士はあまり迷うことは

ないと思いますが、電話で相談するの?

というような相談もあります。

 

 

そういった相談でも、サポートしてくれるので

問題なく従事できます。

 

ただ、サポートしてくれるのは、

回答のみでクレーム処理もやらされるので、

それは電話を取った税理士が処理すること

になります。

 

私が戸惑ったこととしては、手続関係です。

通常、税理士が最初から関与すると

行わない手続き、資料の出し方をする

場合があるので、それについても

まごつくとはあります。

 

 

電話での相談を受けて思ったこと

電話相談を経験して思ったことは、

こちらも人間ですし、あちらも人間です。

また、お客様目線での対応を要求してくる

相談者も一定数います。

 

こうした人たちにも対応しないと

いけないことが非常にストレスです。

詳しくはただの愚痴になるので、

書きませんが、なんだかなと

思う人から電話がかかってくる

ことがあります。

 

業務については、電話がキライな人は

間違いなく合わないです。

また、親切丁寧に対応しようとしても

求められていないことをアドバイスしても

意味はありません。

 

聞かれたことだけに回答すればよく、

そこから派生することは答えなくて

良いと思います。

 

例えば、サラリーマンをやりながら

事業所得がある人から相談があっても

なんで雑ではないのか?

といったツッコミをしても無駄

ということです。

 

 

まとめ

確定申告があまりなく、

ただ時間を浪費するくらいなら、

従事してもいいのかなと

思います。

 

多くは善良な相談者だと思いますが、

一定数はちょっと・・・

と思うような相談者がいます。

 

通常であれば、言い返していいのでは?

とも思うようなことがありますが、

国税局もクレーム処理が面倒なようです。

 

税理士にクレームが来ても特に問題は

ないのです。そんなことでいちいち

税理士を処分していたら、無料相談が

成り立たなくなってしまいます。

 

従事する場合には、ある程度

ストレスに耐性を持って従事する

ことが必要になります。

 

 


編集後記

今日は、野球部合宿2日目です。

午前中の練習で終わりで、

午後に帰ってきます。

 

明日からまた仕事に復帰です。

今日はゆっくりしていようと

思います。

 

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ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。