個人と事業を分けないで管理しても大丈夫!Zaimを使って予算管理もしてみよう!




新しい年度から家計簿をつけましょう!

個人と事業を分けなくて大丈夫?

税理士が関与すると、

必ず個人と事業を分けてください!

と言われます。

 

これはある意味間違いではない

のですが、ある意味間違いです。

 

まず、お金の出どころは個人と

事業で違うのか?というと

違いはありません。

 

入金されるお金が、給料なのか

事業で得た収入なのか?という

違いしかないからです。

 

分けないと税金計算上まずいのは

事業に関する通帳と個人の通帳を

分けることです。

 

加えて会計上は、個人的な支出は

事業性がないので、これも事業と

分けることになります。

 

これ以外は分ける意味がない

ということなのです!

 

 

会計は分けても管理は分けない

先ほども申し上げましたが、

会計は分けないと正確な税金

計算ができません。

 

程度や金額の多寡の差こそあれ、

もし個人的な支出を入れていれば

1円であったとしても原則

脱税になるからです。

 

さて、会計は分けないといけない

ということですが、管理は分けなくても

大丈夫なのです。

 

つまり、お金が出ていくサイフは

事業から出ていきます。

これを事業と個人とで使って

行くわけです。

 

管理とはすなわち使い方の管理です。

これは個人と事業とで分けても

意味がないです。

税金計算にも影響しません。

 

一緒に管理してしまいましょう!

実際には、月の収入から、

その月使うお金の計画を立てて

それに見合うように実行します。

 

こうした予算管理と実行面を

アプリで管理すると楽になります。

 

 

Zaimを使って予算管理を行おう!

私が実際に使っている

アプリはZaimです。

有料と無料がありますが、

無料の方で大丈夫です。

 

大まかな流れは次の通りです。

1.月収を確認する

2.予算をZaimに入力する

3.標準予算をきめる

4.その通りになるように実行

5.現実的でない予算は変更

6.予算と実績を比べて修正と改善

 

それでは、実際の画面を見ながら

やり方を見てみたいと思います。

2.の予算をZaimに入力する

Zaimトップ画面の右上の歯車を

タップし設定に進むと次の画面になります。

改善するの月の予算をタップして

総予算又は細かさのどちらかの

予算を出していきましょう!

 

初めて使う場合には、

総予算の設定から始めた方が

良いと思います。

 

その後に、細かさを利用する

という流れの方が良いです。

また、設定画面にてバランス診断

というモードがあります。

 

これは、月収や家族、車の保有

といった質問に答えることで、

Zaimのビックデータから標準予算を

導きだしてくれるものです。

 

私はその診断後に、自分専用に

カテゴリー予算を修正して

使っています。

 

 

まとめ

個人と事業とで分ける必要が

あるものとないものがあります。

基本的には、一緒で構わないです。

 

ただ、通帳と経費だけは個人と

事業とに分けてさえあれば

いいわけです。

 

そこから、経理処理に使うのは、

事業のみの資料です。

そんなに難しい資料の整理では

ないのではないかと思います。

 

通帳を別にして、領収書等を

分けておけばいいだけですから。

 

月の使い道の管理は、

個人と事業で一緒で大丈夫です。

予算管理はしっかりやるときついので

ある程度余裕をもってしましょう!

 

私のお勧めの方法は毎日、

Zaimに使ったものを入力する

ということです。

その日の朝に、前の日の領収書等を

目の前にして入力していくと

 

この支出いらなかったなあ

などの考えができますし、

予算と実績の差が目に見えます。

 

 


編集後記

今日は完全オフになります。

プリンターのトナーが切れたので

買ってこようかなと。

 

司法書士の勉強が遅れているので

それを取り戻したいと思います。

 

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ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。