税理士の独立って難しいの?どうなのよ!




祐天寺駅にて撮影!

税理士の独立って難しいは本当?

税理士の独立に限らず、

自分で起業するということは

一般的にはハードルが高いと

思われています。

 

そこで税理士の独立って難しいは

本当なのか?というと・・・

そうでもないです。

何とかなります。

 

私は2017/5/1に独立して、約8カ月です。

来年の事業計画を立ててみたところ、

前職の総支給額を上回りました。

前職の給料が低いということもありますが、

前職は、総支給額520万円くらいでした。

 

後輩が育ってきていたので、教えることが

少なくなっていて、ほとんど残業はない様に

していました。

それほどストレスはなかったです。

 

そして現在の状況は、顧問先8件です。

普通に食っていくことができています。

独立後の難しさは、顧問先10件を

どうやって確保していくのか?

 

そんなところが大きいと思います。

顧問先10件という目安は、生活できる

売上ということで私が勝手に設定

している数字です。

 

個人差はあるかと思います。

この10件という数字の根拠は以下の様に

計算して、生活できるとしています。

 

顧問料2万円、決算報酬12万円、

年末調整等4万円といったざっくりとした

内訳です。

 

これを10件にすると・・・

顧問料2万円×12カ月×10=240万円

決算料12万円×10=120万円

年末調整等4万円×10=40万円

上記合計400万円の売上!

 

事業では飲み会、広告費などを

極限まで削減すれば、生活はできます。

そもそも税理士の経費は、本質的には

税理士会への会費以外はないです。

 

それを理由をつけて、飲み代を経費に

無理やりしているということです。

上記以外にも収入源として、

確定申告相談会への参加、

支部の委託業務への参加があります。

 

税理士独立の難しさというよりも、

お客様獲得が難しいということが

本質的な問題点です。

 

ですから、税理士の独立自体は

難しくないです。

一般事業会社と同様に、

どうやって売上を持って来るか?

ということが問題なのです。

 

 

独立する時期をうまく調整する

独立する時期は、調整できるのであれば、

調整をした方が良いです。

特に、秋口に独立するのが戦略的に

効果があると考えています。

 

具体的には、9月で独立です。

なぜかと言うと、内国法人、外国法人

問わず12月決算の需要が見込める、

3月決算の需要が見込める、

個人の確定申告の需要が見込める

 

まとめると仕事が来る可能性が

秋口以降高くなるからです。

また、税理士会からの委託業務も

ありますので、短期的に悩むことを

しないようにできます。

 

また、秋口までに5社くらいを

捕まえておきたいところです。

勤務時代に自分で捕まえてきた

お客様であれば、独立時には

気兼ねなしについて来てくれます。

 

すべては、食べていくための

戦略として勤務時代から準備を

すべきかと思います。

 

 

自分は何をできるかを分析する

最終的には、自分が何をできるのか?

という分析をしないといけません。

医者であっても得意、不得意はあります。

 

税理士だってあるはずです。

経営戦略的には、レッドオーシャン

ブルーオーシャンなんてありますが、

それは、見方次第でどうとでもなります。

 

まずは、自分の強みはどこなのかを

考えてアピールすることです。

税理士という資格でお客様は契約

してくれるわけではないです。

 

あなたが何をできるのか?

そこがお客様の契約のポイント

だと思います。

 

就職活動に似ていると思いますが、

それよりももっと神経質になって

考えることが重要です。

自分の強み=売れるサービス

ということなのですから。

 

 

まとめ

税理士の独立は難しくはないです。

独立後のお客様の獲得が難しい。

独立当初に限らず、数を打つ

ということです。

 

数を打たないと売上に結び付きません。

また、契約数が伸びてきても、

いつ解約になるかわかりません。

会社が廃業になるかわかりません。

 

どうなってもいいように手を打っておく

そういった戦術も必要になります。

 

独立に向けては、秋口以降がお勧めです。

需要が見込める時を狙うことです。

特に都市圏であればあるほど、

需要が見込めると考えています。

 

また、勤務時代からお客様獲得を

やっておくことが良いと思います。

目標は5件です。

そうすると上記の算式であっても

200万円は売上にできます。

 

何もないよりは何倍もましです。

事務所には黙って営業をしてみましょう!

また、営業するにあたっては、

自分の強みも分析して売れるサービスに

ならないかを検討しましょう。

 

独立後も役に立つことになります。

自分の強みはノウハウや知識の集積で

だんだんと違う分野にも伸びていきます。

ですから独立後にも学習が重要です。

 

 


編集後記

今日は、お客様との面談が2件です。

流れなのかもしれませんが、

新規のお客様にはMFクラウドで

帳簿をつけてもらうことが

増えてきました。

 

freeeは使いにくいので研究用です。

なんか独特なんですよね。

非常に使いにくいソフトです。

 

申告freeeも使えるように

なってきたとうわさで聞きましたが、

年20万円は高すぎます!

認定アドバイザー様にアカウントを

付与してほしいと思っています。

 

 

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ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。