昨日やった任意団体の研修にて!
ITによる効率化は本当か?
私の周りですと、ITによる効率化を
提唱する方、ITで働き方を変えた
という方、色々います。
そういう方は確かに、ITを使うことで
効率化、働き方が変わったりしたのでしょう。
ですが、みんながみんなできるわけではない
ということです。
ITを使うこと自体が苦手、面倒といった
こともあるわけです。
例えば、文字を入力することです。
これは正直面倒です。
音声入力であれば、しゃべればいいので
楽になると思います。
excelもストレスがたまることがあります。
なぜ、セルという箱に文字や数字を
入れなければならないでしょうか?
グラフにするのだって、セルに文字や数字を
入れて、範囲選択をしてようやく
出来上がるわけです。面倒です!
方眼紙にグラフを書くよりは
早いかもしれませんが、
セルに入力するという無駄作業が
一つ増えていることにほとんどの
方が気が付いていない。
むしろ、そんなもんだ!とさえ
思っているかもしれません。
私としては、頭の中のイメージを
そのままグラフにできないのかな?
と思っているわけです。
この様にITを使うことが本質的に
効率化してるのかはよくわかりません。
例えば、officeソフトであれば、
次の様になったにすぎません。
文章を書く→文字を入力
計算する→数字を入力
本質的には、人間が動かないと
何もできないというのがITです。
これが効率化?という疑問は
残っています。
効果と検証をしないと分からない
税理士業界では、昨今AIによる入力や帳簿が
主流になり、税理士業界は破綻する。
なぜなら、ほとんどの税理士の顧問料は
記帳代行報酬が主で、これをAIが駆逐する
からだ!というものです。
確かに、預金の取込と自動仕訳、
レシート読み込みは非常に楽です。
ですが、税理士にとって仕事量が
変わるのかというと変わりません。
なぜなら、そのAIによる入力が
あっているのかを確認する作業が
あるからです。
本当は買掛金の支払なのに、
未払金の支払になっていないか?
などの勘定科目の適合性を
判断しないといけません。
レシート読み込みでも
数字が読み込まれているのかを
確認しないといけません。
要するに、入力という作業は減り、
確認作業が増えるということです。
その確認は今まで経験しなかった
事ばかりとなります。
つまり、本当に適切に会計処理が
なされているのか?
という本質的なことです。
人間だとヒューマンエラーがありますが
AIエラーがないかどうかを確認するのです。
これは効率化なのでしょうか?
クラウド会計ソフトを研究用として
使っていますが、こうしたAIエラーは
プログラムミスのような感じのところも
りますので、最後は人間が修正する
という非効率性も孕んでいます。
残念ですが、AIが税理士業界を駆逐する
ということはまだまだ先の話だと
私は思っています。
いっそITを捨てることも選択
いっそ面倒であれば、ITを捨てることも
視野に入れてはどうかと思います。
それで、便利なところだけにITを活用する
ということです。
ITの便利なところは、忘れない、劣化しない
ということが本質だと思います。
つまり、記録を取っていくことが
本質的な使い方になると思います。
上記のプラスαとして並列化(共有化)が
便利となります。
具体的な使い方は、記録や残しておきたい
ものをデータにして保存、日報や
引継業務などのデータといった
使い方になります。
後は、文書を作成するためや
グラフを作るためには楽なので
Officeソフトを使うといった
事でしょうか?
正直、パワーポイントは必要ないと
感じています。
セミナーなどでは、これを使わない
研修だと研修だとみなされない
という風に思うかもしれませんが。
ただのプレゼンテーションのための
ソフトなのでいらないです。
見栄えの問題だと思います。
まとめ
ITは人間に楽をもたらしてくれますが、
本当に効率化になっているのか?
というとなっていません。
本質的には変わっていないからです。
最近ですとofficeソフトが使えない
若い人が出てきていると聞きましたが
良い傾向だと思います。
もうofficeソフト自体が古いです。
スマホで文書作成して何が
悪いのでしょうか?
全く問題ありません。
データが社外流出するという
ことが懸念されているなら、
そもそも1つの会社でインターネットの
脅威をどうにかしようと思っている
こと自体が傲慢です!
今後、officeソフトが使えない
人たちが増えることで、
新しいofficeソフトの形として、
音声認識(今でもありますが)
イメージ認識でできるように
なった方がより効率的だと
思います。
入力という物理法則から
解放されるわけですから。
編集後記
今日は、今年最後のバンド練習です。
来年に向けてちょっと打合せも
したいなと思います。
ようやくバンド活動を本格化させて
何とか収益を確保していきたいと
思っています。
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