独立後に仕事の範囲を決めるのは自分次第、どれだけ満足してもらうか?




来年から胸熱です!

独立後に仕事の範囲を決める

独立後は何でも自由なので、

仕事の範囲を決めることができます。

すなわち、どこまで仕事を

やるのかということです。

 

例えば、税理士だと・・・

税務顧問がありますが、

これは一体どこまでやるのかが

分かりません。

 

いわゆる小売りや飲食店と

違って一商品=価格になっていない

という特徴があります。

ですから、どこまでやるのか?

ということになるわけです。

 

私は、一般的な通常の範囲内と

決めています。

月次訪問、試算表のレビュー、

税務相談、経営相談といった

ことを税務顧問に盛り込んで

やっています。

 

税理士によって様々な考えが

あると思いますが、こういったことは

今や当たり前なのでは?と

思っています。

 

後は値段の問題で、税務顧問の値段の

高い、低いで物事が決まっていく

ということになるわけです。

 

私の場合ですと、

決算料は月額料金の10ヶ月分を

頂く料金表になっています。

 

ただ、決算書の作成、申告書作成、

また、節税提案、簡易的な経営分析

税務調査対策といったことも

含めています。

 

要するに何かあった時のリスク回避を

目的にしている方は私のサービスに

あっている方だと思うわけです。

 

仕事の範囲を決めることは何も

税理士に限ったことではないです。

 

飲食店だったとしても、

テーブルチャージを取る場合があります。

ということは給仕がセットになっている

ということになるわけです。

 

 

 

お客様の満足はあるか

どんなに良いサービス、

商品だったとしても、

お客様の満足に至らない場合が

あるのが世の中です。

 

いい例ではないのですが・・・

先日、契約に至ったお客様では、

次のようなことでした。

 

税務顧問契約、月21,600円、

税理士は依頼があれば来ると

言っている。

 

社長の悩みとしては、

消費税の還付の手続きについて

相談しても一般的な手続きしか

説明してくれない。

経営側の相談もできない。

 

社長の悩みをあげると以上になる

ということです。

最初は提案が何もないということを

嘆いていらっしゃいました。

 

具体的には?と聞いたところ、

上記のようなことを話しておられました。

要するに、自社に合った個別具体的な

サービスをご要望なのです!

 

税理士業というサービス業は

一般的ということではダメです!

というのは、同じ会社はあるのですか?

という問いに集約されると思います。

 

同じ会社なんてないです。

同じ業界の会社間でも違いがあります。

福利厚生に力をいれている会社、

給料を上げて売上に直結させたい会社

その会社の社長の意思が込められて

いると思うのです。

 

そういったことから、先の税理士は、

自身の商売をよくわかっていない

と断言できます。

 

そうではなく、何で会社に貢献できるか?

ということを考えることで、

お客様にとっての良いサービスになる

満足だと仰っていただくということ

だと私は考えています。

 

 

 

自分の仕事=満足にならないケースも

ただし、自分の仕事=満足にならない

というケースももちろん存在します。

例えば、申告書の作成、決算書作成

といった手続き、処理です。

 

税務上では、申告書の作成は非常に

重要なのですが、その重要性を

税理士自身が説明できません。

法律に則っているので重要なのか?

ということではないからです。

 

申告書に限りません。

決算書でも、その重要性を説明

できない方たちが多いと思います。

 

そもそも知識ややり方を分かっていれば

誰でも作成できてしまうからではないか?

と思います。

 

この考え方は硬直的だと思うのです。

上記の考え方は処理に着目した考えで

申告書や決算書がどういったことに

使われたり、利用できるのかを

うまく説明できないだけだと思います。

 

このように、処理をする、作るだけと

いった事務処理屋さんになっては

いけないわけです。

 

自分の仕事=お客様の価値

という説明も必要になってきます。

別に、アピールしようということ

ではありません。

 

お客様の満足がいっていない理由は

一体何なのだ!ということを

分析すれば、答えは見えてくるのでは

ないかと思います。

 

 

 

まとめ

独立後は仕事の範囲を決めることに

どうしてもなるわけです。

仕事の範囲=自分の事業

になるわけです。

 

その仕事がお客様にとって

どれだけ満足してもらえるのか

ということを考えてみましょう!

 

特にサービス業で気を付けて

欲しいのは、料金を取っているのに

何もやっていない場合です。

先ほどの税理士のような行動は

やめた方がいいです。

 

まわりまわって後でひどい目に

合うことになってしまいます。

因果応報ということではなく、

お客様が離れていくことが

予想できるからです。

 

自分の仕事=満足にならない

ということがありますが、

なぜ満足してもらえないのか?

ということを分析してみましょう!

 

特に、以前からあって、現在まで

残り続けているのに、なぜか

やって当たり前という変なものは

ありませんか?

 

そういったものは本当に当たり前で

単純作業なのですか?

当たり前というものほど、

当たり前ではない可能性があります。

 

視点を変えるとビジネスチャンスに

なる可能性を秘めているかもしれません。

 

 


編集後記

昨日は、帳簿復元3日目でした。

消費税の申告できないということで

始めた復元作業でしたが、

無事復元完了!

今後の処理が楽になります。

 

そういえば、今年の目標であった

10件という顧問契約のめどが立ちそうです。

来年はいい年になってほしい・・・

 

 

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ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。