クラウドソフトとインストール型ソフトの違いは?




iphone8にて撮影!

クラウドソフトの特徴

クラウドソフトの特徴は、

パソコンにインストールをせず、

例えばクラウド会計を運営している

会社のサーバーにデータがある

ということです。

 

したがって、パソコンが壊れても

データが残るということになります。

その他の機能としては、

次の特徴があります。

 

クラウドだけでバックオフィスを

完遂できるようなシステムに

なっている。

 

これは請求書、債券債務の消込、

給料計算、マイナンバー管理、

年末調整、クラウドサービスとの連動

といったオールインワンを

クラウド上で行うことのできる

サービスとなっています。

 

現在、クラウド会計ソフトを提供

している会社は、弥生、MFクラウド

freee、アックスコンサルティングの

4社になります。

 

他にもあるのですが、金額が高いので

導入は通常、上記4社の中での選択に

なるということです。

 

 

 

 

インストール型ソフトの特徴

インストール型ソフトの特徴は

CDでパソコンに直接インストール

するということです。

 

したがって、パソコンが壊れると

データも見れなくなるという

デメリットがあります。

 

機能はクラウド会計と一緒のもの

が多いです。

預金の取込、クラウドサービスとの

連動も行うことができます。

 

最近ですとデータの管理を行う

機能としてクラウドストレージ

サービスがソフト料金で使えたり

ソフトのアップデートが、

インターネット上でできたり

します。

 

ですからクラウドソフトとの違いは

なくなってきている印象です。

 

 

 

違いはどの部分にある?

クラウド型とインストール型の

違いはどこにあるのか?

ということですが・・・

 

最大の違いは、会社の規模を選ぶ

ということです。

クラウドソフトは残念ながら、

スモールビジネス特化の商品です。

 

規模が大きくなるにつれて、

会計ソフトに求めるものが

異なってきます。

 

また、従業員が増えてくる場合も

同様のものとなります。

中小企業でも従業員が100人くらいに

なる場合もあります。

 

そのような場合には、残念ながら、

インストール型ソフトの方が

安く済むということが起こりえます。

 

今後のクラウドソフトの検討事項が

まさにどの法人にも対応できるように

ソフトを開発するのかどうか?

という点になるでしょう。

 

インストール型ソフトの強みは

まさに、どの法人にも使える

という仕組みなっています。

その分、規模がないとコストが

高くなる傾向があります。

 

現状としては、

クラウドソフト=スモールビジネス

インストール型ソフト=大衆ビジネス

ということになります。

 

スモールビジネスというと

どの範囲までかというと

年商が1億円以下になります。

 

印象として個人差はありますが、

一人社長の限界が大体1億円という

ことで私はここをスモールビジネス

ということにしています。

 

 

 

まとめ

クラウドソフトはオールインワンで

低価格を目指して売出している

傾向があります。

 

本当に低価格になのかは別ですが、

生産性と作業効率を優先できる

システムであることは間違いないです。

 

ただ、ある程度の知識があり、

ITを駆使することができると

バックヤードは会計ソフトだけで

問題なくなります。

 

また、クラウドソフトの

最大のリスクは、

クラウドソフト会社の倒産です。

これによって、彼らの顧客の

データはどのように取り扱われ、

保存されるのかどうか?

 

そういった部分が良くわかりません。

また、サーバーがハッキングされた

時にデータが喪失した場合や、

会社情報の流出の問題に対応

できるのかどうか?

 

恐らく会社情報が相当程度

流出するとある程度の社会的

制裁はあると思います。

 

とはいえ、インストール型ソフトも

同じような危険はあるわけです。

 

データをどのように守っていくのか

そういった点がソフトを使う顧客、

ソフトのベンダーに求められています。

 

 

 


編集後記

昨日、ようやく年末調整のソフトが

来まして、設定完了です。

後は、11/25に平成29年版のソフトを

ダウンロードしてパソコンに

入れるだけとなりました。

 

採用したソフトは、

不本意ながら年調・法定調書の達人

にしました。

 

電子申告の達人は当然使いません。

国税庁のe-taxソフトと

地方公共団体のPCdeskにて

電子申告します。

 

 

 

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ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。