税理士の広告宣伝について考えてみた




私は、ブランディング戦略として
屋号表示は当然にあっていいのかなと
思いますが・・・

税理士の広告宣伝について考えてみた

税理士の広告宣伝については、税理士法
関連からスタートが必要です。

規律規則取扱細則第22条に規定があります。

第22条1項
会員は、自己の業務について、本会の定めに
反する場合を除き、広告をすることができる。

第22条2項
前項の広告に関し必要な事項は、細則で定める。

これにより、細則に委任をしてるため、細則
に定めのある広告になるということなります。

具体的には、税理士会員の業務広告に関する
細則にて規定があります。

上記細則について、広告媒体が禁止されている
というものはありませんが・・・

委嘱者に関する事項は、細則第4条について
書面による同意がないと広告に反映することが
できない状況となっています。

 

現状、ほとんどの税理士のホームページにて
お客様の情報は出されているので、有名無実化
になっている細則なのかもしれません。

面白いのは、細則第7条にて、氏名又は名称及び
本会の会員である旨を表示しなければならない
とあるのが面白いです。

氏名又は名称なので、名前か○○税理士事務所
を表示しつつ、及びなので東京税理士会会員
と表示するわけですが、・・・

○○税理士事務所、東京税理士会会員という
表示もOKということになります。
氏名は、表示で足りるということなので
しょうか?

私の場合には、屋号が名前と解離しています。
この場合には、屋号は認められない可能性が
解釈上できますので、本会に見つからない
ようにしなければなりません(笑)

 

 

ホームページ、ブログ、名刺は?

いまや税理士でホームページ、ブログ
名刺を持っていない方はいないでしょう。

しかし、これらを運営して活用している
税理士はそんなに多くないのでは?と
思っています。

ブログは近年多くの税理士はやっていて
ブログランキングにも参加している税理士
がいるようなのですが、ホームページ
運用となるとseo対策、リスティング広告
といったものに集約されている状況です。

 

上記のどちらも今や飽和状態なので、
費用をかければ意味はあるのでしょうが、
やりすぎるとgoogleやyahooの検索に
はねられる可能性があるので、やりすぎ
な検索ワードは禁物です。

私は、ホームページ作成時に、制作会社
より、新宿 税理士で表示されるには
50ページほど必要といわれました。

現状は、30ページを超えておりますので
最初の感覚である50ページなんて無理!!
という感覚はありません。

20ページを増やして、検索に引っかかる
様にページに手心を加えれば済む話に
なります。

ですから、ブログ型ホームページは
検索システムに引っかかりやすいという
ことなのだと思います。

 

話は変わって名刺についてなのですが、
名刺での戦略がない方が多いなという
印象です。

私は、名刺を2種類持っています。
税理士関係用とお客様用になります。

税理士関係用は屋号関係で、めんどくさく
なりたくないので防波堤です。

齋藤幸生税理士事務所としての名刺に
なります。検索しても出てきません(笑)
要するに屋号バレはないということです。

お客様用は、Liens税理士事務所として
かつ、名刺の裏に趣味、事業、サービス
企業哲学の4つをとりあえず入れました。

 

大体、趣味のバンド活動10年以上で
話が広がるので、重宝するときが多いです。

初対面の方だと何を話して良いのか?
ということもあります。
名刺で話のネタになりそうなことを
書いておくと少しは話が進めやすく
なると思います。

したがって、お客様用の名刺の裏には
話のネタになるようなことを書いて
こちらを知ってもらうということが
良いと思います。

 

肩書が税理士なのですから、すでに
片っ苦しい人間というイメージが
あります。

それをすっ飛ばす面白税理士になれる
ような親近感がわく人物像を名刺に
入れ込むことが必要だなと思います。

DM戦略はどうするのか?

私は、チラシを1枚12円でデザイン料
と印刷込みで作成しました。

7月から共同DMの投函を始めました
ので、効果を検証するのはこれからです。

別に集客をしたいということではなく
DMはどうなるのかなということを
知りたいですし、本当に仕事になるのか
ということも興味があるからです。

おかしなお客様であれば、契約せずに
お断りすればいい話ですので。

 

DMをするには、戦略がある程度必要です。
というのは、誰に、どの時期に、訴求効果
は最低限考えなければなりません。

私は創業・起業支援をメインの1つにして
いる関係で登記後間もない法人へ、登記後
まもなく、お金がないから顧問契約不要
という3つで訴求するチラシを送付しています。

7月ですと約200部を送付しているような
ので、1%の獲得率とすると2社からは
連絡来てくれないかな?ということです。

ポスティングは1%くらいなので、
それと同じくらいと思い、設定した予想の
率になります。

これで利益取れるの?と思う方がいると
思うのですが、とれるからやっているのです。

 

 

まとめ

税理士は、細則などによって広告規制の
ある表現があったりします。この点は
確認しておいた方がいいでしょう。

ホームページはブログ型ですと結果、
検索で表示されやすくなります。
ページ数の上積みができるからです。

できれば、別にブログを運営したい
ところです。

名刺は、自分の人物像を知ってもらう
様にして作成してみはいかがでしょうか?

DMは送る相手、時期、訴求内容は検討の
上、的確に送付する必要があります。

 


編集後記

昨日は、東京税理士会の肝いりの研修
AZセミナーに参加してきました。

内容は録音、撮影は禁止、遅刻も禁止
時間厳守な研修ということで、
なんかすごいな!?という印象です。

ためになったのはグループワークです。
お題があって、それについて意見表明
と理由を6人編成の8グループそれぞれで
討議まとめます。

要するにこういったグループワークを
通じてコミュニケーション能力や
まとめるリーダーシップを鍛えたい
ということのようです。

 

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ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。