【個人事業主】副業や独立前には事業計画で費用の計画をしていくら稼げばよいのかを確認する

こんにちは！

税理士・行政書士・社会保険労務

の齋藤幸生です！

今回は・・・

事業計画による費用や売上の

確認について解説します。

それでは、スタートです！！

副業や独立では事業計画の費用の確認は絶対必要

副業や独立では事業計画は

絶対に行ってほしいです。

というのは事業を行うために

使う費用がわからないためです。

事業では売上ー経費＝利益

という計算で成り立ちます。

費用＝事業経費ではないため

費用は事業経費よりも広い

概念になります。

後程分けて解説しますが

私が考える費用の定義は

事業経費＋生活費

になります。

売上を稼ぐ金額はいくらなのか

という答えは

売上＝事業経費＋生活費

が最低ラインになります。

さて、事業計画での費用を確認

するためには費目別で考えると

わかりやすいと思います。

費目別とは取引別に紐づく

科目に分ける行為です。

例えば、自宅を借りているので

あれば家賃になるとか

水道代は光熱費とかといった

形で費目別にして金額を

それぞれ認識することです。

こういった形で費用を計画に

落とし込むわけです。

最低、このようなことをしないと

いくら売上を稼げばよいのかが

わからないので

がむしゃらに低価格でサービスを

提供して事業をする選択肢しか

出てこなくなってしまいます。

つまり、売ることがメインになり

売って日銭を稼いで

費用に充てるといった

自転車操業になる可能性があります。

最悪は生活がうまくいかなく

なったりする可能性があります。

費用を上回ることができる売上はいくらか？

結論は、売上＝費用になる金額が最低ラインの売上の金額です。

売上＝費用にならない売上を

考えてみましょう。

売上＜費用という状態だと

どうしても費用を支払うことが

できなくなります。

では、どこで費用の支払いを

捻出するかというと

今までの貯金又は

融資を使うことになります。

これが常に起こると貯金は

どこかでなくなります。

融資で費用に充てた場合には

いつかは融資の返済ができない

状態になります。

ただ、勤務していて副業で事業を

行う場合には売上＋給与が収入

になるので

稼ぐ売上の金額は独立と比べて

少なくても問題ない可能性は

あります。

売上＜費用では非常に難しい

状況になることはわかりました。

では、いったいいくら売上が

必要になるのかがまだわかりません。

必要な売上の金額は個人ごとに

異なります。

というのは、費用が個人ごとに

違うためです。

ですから、先ほど申し上げた

事業計画が必須になります。

事業計画では最低2つを想定して

作ることになります。

1つは、自宅兼事務所で考えた

費用の事業計画です。

2つ目は、外部に事務所をもって

自宅と事業場を分けた場合の

費用の事業計画です。

こうすることで事前に自宅兼事務所

と自宅と事業場を分けた方がよいのか

を判断することができます。

事業場を分けるかどうかは

事業の運命を左右する可能性が

あるため意外に重要です。

外部に事務所を持っていない

ところは事業者としてダメ！

という認識をお持ちの顧客が

いるためです。

少なくとも事業場を分けるのか

どうかは最初に判断したいところ

になると思います。

経済的な成功をするための売上とはいくらか？

次に経済的な成功をするため

の売上とはいくらかを考えます。

事業を行う場合には個々で

「これで成功した！」という

理解が違うので

ここでは経済的な成功に絞った

売上の金額を考えます。

業種によりますが私の認識では

売上が2千万円を超えると

経済的な成功なのではないか

と考えています。

私の周りを見ていると

年間の売上が2千万円を超えた

事業者（税理士含む）方の

お金の使い道を聞いてみると

ブランドなど生活には不要な

ものを購入する機会がある様です。

給与でも2千万円前後の方の

お金の使い方はちょっと違う

ことがあります。

以上のことから経済的な成功

の売上の金額は年間で2千万円

と考えています。

ただ、勘違いしないでほしいのは

お金の使い方だけが成功ではないです。

先ほども申し上げたように

事業者ごとに成功したという

理解は違います。

お金を稼ぐことだけが

成功ではないからです。

売上が1千万円であっても

本人が幸せと感じるなら

それは成功です。

しかし、お金を自由に使える

という観点で考えると

2千万円というは目安になる

金額になると考えます。

編集後記

今回の記事の本質は事業計画で

費用を大切に考えてほしい

ということです。

知り合いの方で独立してすぐに

事務所を自宅とは別に借りて

他にもリースで設備投資して

という方がいました。

今になって自分の売上では

費用が賄えないことに気が付いた

という状況になっています。

気が付くのが遅かったなと

感じたのです。

事務所は都心であれば定期借家

で最低2年間は借りる必要があり

リースだっていきなり契約を

破棄できないことが多いです。

こうなると売上を伸ばすしか

選択肢がなくなってしまいます。

売上はいきなり増えませんので

周りに助けてもらうといった

ことが必要になるのかなと

思うわけです。

では税理士・行政書士・社会保険労務士

の齋藤幸生でした！！

それでは、また！

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