独立士業は同業者が何をやっているのか探れ!




独立士業は同業者が何をやっているのか探れ!

独立士業は、同業者が何をやっているのかを

探る必要が出てきます。

 

なぜなら、自分だけやっていると、

それが本当にあっているのかわからないからです。

 

やっていることがあっていても、

現実はなかなか結果にならない場合もあります。

 

信念だけでは、心が折れることも

あるわけです。

 

今回は、同業者が何をやっているのかを知り、

どうやって自分の事業に役立てるのかを

考えていきます!

 

それでは、スタートです!

 

同業者がやっていることを探る

まずは、同業者がやっていることを知ります。

 

同業者の選定

同業者の選定を行います。

これが初めにやることです。

 

ネットを見れば、色々な同業者がいますし、

士業の独立関係の本でも数多くの同業者が

紹介されていますね。

 

この中から、誰から学べば良いのかを

選択していくことになりますね。

 

選定する場合には、最低3人は候補に挙げたいです。

 

なぜなら、誰かに特化してしまうと、

やり方が硬直的になるからです。

 

それぞれ、規模の大小、業種特化など様々な

人を選定していくことになります。

 

やっていることを探る

次に何をやっているのかを探ります。

 

これは、ホームページで探ることができます。

ホームページを調べることで、

色々なことが分かってくるからです。

 

例えば、複数のホームページを持っている

税理士がいたりしますね。

 

一方では、創業支援特化の税理士事務所として、

一方では、相続支援特化の事務所としてです。

 

なぜこういったやり方をしているのかを

考える機会にもなります。

 

また、規模もある程度分かります。

例えば、一人でやっている士業なのか、

複数展開している事務所なのかですね。

 

その場合には、何をその士業が売りにしているのかも

ホームページから探っていきます。

 

最近では、ホームページを持っていない士業の方が

少ないです。

 

事務所紹介だけをやっている士業であれば、

あまり、その人から学べる機会はないです。

(実際に会って、ヒアリングしないとできません。)

 

 

実験、検証を行う

では、候補の選定のあとには、実験を行います。

 

実験を行う

どのように実験をしていくのかというと、

その人のやり方をそのまま真似ていきます。

 

同じようにやってみることが大切です。

完コピというやつですね。

 

細部に至るまで真似て、真似て、

突き詰めてみることが大切なのです。

 

この点、それではオリジナリティが無いのでは?

と思われるかもしれませんが、

 

独立した当初の士業でオリジナリティがある

士業はどんな人ですかね?

 

そもそも、その人の個性は属人性があるので、

まだ分かりますが、事業のオリジナリティは

士業間で出すことはちょっと難しくないですか?

 

税理士であれば、最終的には記帳代行、

申告業務といった形になりますし、

最終的な仕事は同じです。

 

その最終的な仕事に至るまでの過程が、

個人差があるだけとなります。

 

ですから、まずは真似てみるのです!

 

 

 

 

 

実験を行ってからは、検証します。

 

検証する

検証するとは、真似てみた結果として、

売上になったのか、自分の事業に役に立ったのか?

ということになりますね。

 

大体、3か月から6か月は検証の時間を

確保したいと考えています。

 

なぜなら、独立当初においては、

初めの3か月間は何もないことがザラだからです。

 

検証には、時間を使ってしまいますが、

そこから自分なりの知見を得ることができます。

 

そこで、事業に役に立っていない場合には、

そこからさらにどうやれば良い方向に向かうのか?

ということを考えるわけです。

 

ここで初めて、自分の事業のオリジナリティが

出てくると思います。

 

真似て、検証して、考えて、修正する!

このサイクルをまずは回すことで、

 

自分のオリジナルの事業モデルが

段々と備わってきますね。

 

合わないことが前提で

このように真似てやって行くとわかりますが、

所詮は他人がやっていることです。

 

合わないことが前提でやっていると、

精神的にも、楽となります。

 

私の経験から申し上げると、

事業のやり方を最初から自分だけで構築することは、

かなり難しいです。

 

そうではなく、エッセンスを抽出して、

それを自分のやり方にしていくことが、

独立士業にとっては、効率的なやり方だと思います。

 

飲食店をイメージして頂くと

分かりますが、

 

セントラル方式によって、調理をすることなく、

お皿に盛りつけて、提供するだけといった

やり方の飲食店があります。

 

こうすることで、実店舗における作業の効率化を

図って、従業員の仕事を特化させることができます。

 

このようなやり方ができれば、

価格戦略、人財戦略などあらゆるやり方を真似て、

事業を軌道に乗せることができる可能性が高まります。

 

士業では、完全に同じように考えることは

難しいわけではありますが、

 

ビジネスの基本は、そこまで、違いはありません。

ですから、スタートは真似て、そこから成長する

軌道に乗せることが大切です。

 

 

 


編集後記

今日は、夕方から大学院に行ってきます。

補講があり、今回が最後の授業となります。

 

後はレポートですね。

租税手続法は7/15が締切なので、

来週中には何とか形だけでも作りたいと思います。

 

 

ではぼっち税理士の齋藤でした~
それではまた👍

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。