【士業の知識は蓄積と運用がコツ!】士業に求められる知識を考える!




士業の知識は蓄積と運用にコツ!

士業試験に合格して士業となると、

知識は2つに分類されることになります。

 

蓄積と運用の2つになります!

 

蓄積は専門特化したものだけでなく、

周辺知識も必要です。

 

運用は相談者に対応するために、

法律をうまく運用することです。

 

それでは以上についてちょっと深堀しつつ、

考えてみたいと思います。

士業に求められる知識は浅く広く

士業に求められる知識は浅く広くだと

私は思っています。

 

例えば税理士は税金の専門家ですが、

周辺の法律となるかなりの量です。

 

例えば相続税法といっても民法、不動産登記法

といった司法書士業務に係るものや、

 

車の名義変更といった行政書士業務に係る

ものも範囲となってきます。

 

ですが、微妙な判断をするところまで、

法的知識が必要なのか?ということです。

 

相続税や贈与税に関しては税理士は対応できますが、

それ以外については、司法書士、行政書士、弁護士、

 

こういった他の士業に聞いてくれれば良い

ということになるからです。

 

法人税についてはもっと広範囲で、

関与する業種によって法律が違います。

 

建設業であれば、建設業許可などの許可業務

にもある程度の知識が必要です。

 

実際に許可申請書を書いて提出する

ということはないでしょうが。

 

実際には、税理士として税金の関与をしても

それ以外の法律などについての相談も

少なからずあります。

 

それについてどうするかは、属人的な

考え方によって異なりますが、

 

少なくとも知識としては持っておいて

損はないのかなあと思います。

 

知識の蓄積と運用にコツあり!

士業になると知識の蓄積と運用にコツが

あるのではないかと思います。

 

知識の蓄積は、専門業務の改正対応も

もちろんありますが、業務をやっている

中での周辺法律の蓄積もあります。

 

運用については、基本的には専門業務の

法律をうまく運用していくことになります。

 

ここに関しては解釈の問題も多く、

専門家の腕の見せ所だと思いますね。

 

こうした運用に関しての蓄積も

士業特有の蓄積だと思います。

 

ただ判断に関しては判例なども必要で、

単なる知識ベースの上に実務上の知識も

もちろん上乗せで必要となりますね。

 

 

 

 

私が専門でやっている税理士業は、

税法の改正が毎年行われるおかしな

業態として有名?なのですが、

 

毎年、税制改正大綱を見たり、

いつ国会を通過するのか、施行日は?

といったことにも注意を払います。

 

ですから、毎年の知識更新は当たり前で、

やらないと仕事にならないわけです。

 

さらに嫌がらせのごとく、税理士業界の

繁忙期に措置が終わるようにしておくなど

おかしな法改正もあるわけです。

 

こうしたことに対応をしつつ、

少しずつ実務に対応していくことになります。

 

ですから、どうしても運用にまでは

手が回らない場合も多いと思いますね。

 

いずれにしても知識の蓄積と運用には

コツがありますので、それを士業になって

経験となるわけです。

 

士業になる前と後ではちょっと異なる

私の経験上のことではありますが、

士業となる前と後では知識に関する

モノの見方が違ってくると思います。

 

私の経験上でしか語れませんが、

税理士となる前までは、

 

目の前にある仕事に関しての知識で

十分といっても過言ではありません。

 

つまり、言われたことをやるような

所謂御用聞き的なことでも問題ないです。

 

しかし、税理士となるとそういうわけには

行かなくなることが多々あります。

 

例えば、給料計算に関しての相談や社会保険

ということも聞かれてしまいます。

 

お客様は税理士だから何でも知ってるでしょ?

的なことだとは思いますが、

 

深くまでは知らないですし、

そう簡単に答えるわけにもいきません。

 

ですが、やるしかない場面も当然あり、

自分で勉強するということもありますね。

 

さらに会社法や商業登記関係に関しても

聞かれる場面は多いですね。

 

私の場合には趣味の範囲となって

しまいましたが、司法書士試験の勉強を

 

今年に入ってからやっていたので、

そういえば答えられるなあと思えましたが、

 

通常の税理士だとちょっときついだろうなあ

という質問もありましたね。

 

どこまでやるのかは属人によって

異なるわけですが、

その時にやってももう遅い場合もあります。

 

ですから、私は先んじて色々やろうと

考えています。

 

それにお客様としてもそういったことを

求めているのだと思われます。

 

モチベーションを上げるために

知識は追っても追っても終わりはないです。

専門家としては専門家を終えるまで

ずっと勉強をしないといけません。

 

人間ですからずっとモチベーションを

保ち続けるというのもつらいです。

 

そんな時には知識が十分でないのではないか?

とそんなことを思いながらやるようにしてます。

 

そうすることで知識の確認やアップデートを

することができます。

 

また、知識が深まってくると違った視点で

物事を見ることができるようになると思います。

 

そういったちょっとしたことに

楽しさを見出しながらやっていくしか

ないのではないかと思います。

 

 


編集後記

今日は年末調整の資料が届いたので、

その資料の整理と入力などをやります。

 

今日はAmazonのサイバーマンデーなので

参加はしてみようかなあと思います。

 

 

では国際税務の税理士齋藤でした~
それではまた👍

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。