【独立を考える人は必読】独立は売り先を確保して、お金に行き詰まらないようにする!




購入契約まで行けばしめたものです!

独立は売り先を確保しているかで決める

私が事業を始める方に最初する質問。

それは、売り先の確保はされているのか?

ということなのです。

 

なぜ売り先の確保ができているのか

という質問をするのかというと、

 

買ってくれるところがあるので、

売上は発生しますし、

事業の最初のハードルが低くなるからです。

 

売上があるということは、

事業後のお金の確保の第一歩はできています。

 

 

まったく売上がなく、経費ばかり

使って、銀行預金の残高だけが気がかりになり、

普通にできる判断もできなくなる

ということにはならないです。

 

逆にお金を稼ぐことができない

つまり、売上がないことになると、

先々のお金を心配しながら事業を

やっていくこととなり、

 

考えないといけないことが増えます。

 

どうやったら売り先が見つかるのか

売り先を見つけても買ってもらえない

リスクもあり得ます。

 

また、商材はあるけれど、

売り先が定まっていない

という状態もあり得ます。

 

その場合には、

個人で売れるかどうかを

試し見てみてはいかがでしょうか?

という提案を行います。

 

これも売り先の確保と同じで、

本当に商品が良ければ、

個人であろうが、法人だろうが

相手は購入してくれます。

 

個人だと信用がないんだよね・・・

とか社長には言われますが、

設立間もない会社の信用もないですよ。

 

個人と変わりはないです。

まあ、借入は法人の方がしやすいですが。

 

結論としては、最初に申し上げた通りで、

売り先の確保は事業後にお金を稼ぐ先が

あるということなのです。

 

事業後のお金の確保は

ものすごく重要なのです。

 

お金が重要である意味として

事業のお金の流れは、

経費を使う、売上げてお金を回収、

そのあとは経費を使うという流れとなります。

 

ここで重要なのは、

経費は売上があろうがなかろうが、

出ていってしまう固定費が存在します。

 

それをずっと個人の資産で賄うことは

現実的ではないということです。

 

やはり事業の経費は事業で儲かった

売上で行わないとやっていけません。

 

 

私が一番申し上げたいのは、

事業経費を一体どうやって捻出するのか?

ということに尽きるのです。

 

ここが独立している人とそうでない人の

感覚の違いだと私は思っています。

 

特に稼ぐことが間違っているなんてことは

まったくありません。

そういった考え方は非常にナンセンスです!

 

事業を始めるにあたって、

色々な考え方があります。

たとえば、事務所を借りるのであれば、

 

事務所の家賃の3倍~5倍の売上が

あるのかどうなのか?

といったことは通常確認すると思います。

 

もしそういった売上がないのであれば、

事務所を借りることはあきらめた方が

良いという結論です。

 

私の感覚だと、事務所家賃の5倍の売上が

最低ないと他の経費と社長の給料を

賄うことは不可能だと思っています。

 

このように事業後のお金の確保は、

事務所さえ借りられないかもしれない

そういった緊急の課題なのです。

 

事業収入の使い道⇒事業と生活費

事業収入はどのように

使うのかというと・・・・

 

通常は事業経費と生活費に分けて

使われることになります。

 

法人の社長は、自分の給料が、

会社の経費と生活費になっていると

考えてみてください。

 

つまり、ここでもお金の重要性が

見えてくると思います。

 

売上(事業収入)がないことは、

事業経費、生活費の両方に使うお金を

稼ぐことができていないことなのです。

 

ここも、事業を実際にやって売上が上がって

初めて実感することだと思います。

 

つまり、お金を稼ぐことで

初めて実感することだと思います。

 

また、売上が発生しても、

すぐお金が溜まるわけではないです。

 

売上金の回収期間が通常はあります。

末締翌末支払では、回収まで30日サイトです。

これは例えばの日数ですが、

 

この売上金の回収までは、

お金は自分で何とかしないといけません。

 

その1か月間の経費については、

自分でお金の都合をつけて支払って、

翌月の売上のために仕入れもして・・・

 

といった流れでお金はどんどん

使われていきます。

 

よく会社にお金が残らない・・・

なんてつぶやく社長や個人事業主は

このあたりのことを感覚的に

分かっていない場合が多いです。

 

実際に売上金が回収できても、

すぐ、経費の支払や仕入れの支払に

使ってしまっている状況はありませんか?

 

そうすると、今度は生活費のお金が足りない・・・

自分の給料を支給できないということになってしまいます。

 

事業はお金優先で考えるが吉

私の独立直後のお話を例にすると、

私も税理士で、経営者と話してきた

にもかかわらず、このあたりのことは

分かっていませんでした。

 

つまり、お金の流れと経費、生活費のお金

事業収入との兼ね合いなど分かっていない

部分が数多くあったのです。

 

無駄な経費としては、

事業用のチラシ作成、HPの作成代など、

今だったらよりお金のかからない方法で

独立をできるなあと思っています。

 

私はそのように独立をしたいと考えて

いるということです。

 

お金を湯水のように使って独立する方には

当然、心に響かない考え方だと思います。

 

それはそれでいいと思うのです。

 

しかし、お金を稼ぐこと=売上

ということを大前提において

事業を始めるにも関わらず、

 

多くの会社が売り先すら確保しないで

事業を始めてしまっているケースが

多いことにだんだんと気が付き始めました。

 

また、事業を行う人に合った売上先の見つけ方、

収益を発生させるモデルを確立するのは、

独立後ではあるのですが、とりあえずの

お金さえ稼げないことが多いのが実情です。

 

お金がないと何もできないのが

現実なのです。

 

お金にシビアになるということが

本当に重要だと思っています。

 

ただ、ケチは嫌われます。

シビアとケチは異なることは

覚えておかれた方が良いです。

 

私もケチな経営者の顧問は

当然お断りなのです。

 

 


編集後記

今日は税務調査が朝からあり、

1日目を無事終了しました。

 

明日の2日目でとりあえず、

現地調査は完了です!

交渉したかいがありました!

 

 

では国際税務の税理士齋藤でした~
それではまた👍

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。