【税理士事務所未経験者のための仕事術】どうすれば仕事が完了なのかを理解することがカギ!




仕事を教えてください!

 

 

だが断る!

こんな楽な関係ではいですよね。

 

税理士事務所へ未経験者が就職するとかなりきつい場面があるように思います。 税理士事務所の仕事は、仕事が完了する資料を作成することです。 ですから、未経験者でも仕事ができるようにするためには、完成した資料と同じようにすることが一番の近道です。

未経験者が悩む仕事がかなりある

税理士事務所ではまごついてしまう

仕事があると思います。

 

未経験者だと悩んでしまうことがあります。

 

税理士事務所の方針にもよるのですが、

いきなり法人の決算をやるように言われたり

 

繁忙期に入ると、年末調整、法定調書、償却資産税、

給与支払報告書、個人の確定申告、12月決算の法人、

 

上記が一服すると、

今度は3月決算法人の決算へと流れていきます。

 

このような状況で、かつ、

税理士試験まで抱えてしまうと

 

思うように仕事ができない、勉強もできない。

誰かに聞くこともできない

 

繁忙期なので、周りもピリピリしていて、

聞くに聞けないのです。

 

結果一人で悩んで、辞めようかなと思ってしまう。

 

 

特段誰のせいでもないです。

しかし、未経験者に対するフォローができない

事務所が多いと私は感じています。

 

私は最初に勤めた事務所は10か月で退職です。

任された仕事に不備があると怒られ、

言われる仕事はこれやっといて・・・

 

ただし、全部自分で調べてという状況です。

 

 

まるでわざと間違させるようにしているのでは?と

勘繰ってしまうことがありました。

 

結果として、未経験者が悩む仕事は、

経験がないため、完成品がイメージできず、

 

 

仕事をどうやって進めたら良いのか?

試行錯誤することで仕事完了まで

効率的に仕事ができない。

 

結果として、追いつめられてしまうのです。

 

仕事を教えてくれない時の対処法

税理士事務所では、仕事を教えてくれない

ということがあります。

 

まあ、子供を雇っているわけではないので、

一から十まで教えることはどうかなあと思います。

 

ですが、未経験者が未経験者から

卒業するには、仕事をするしかないです。

そういった時期が一番つらいです。

 

本題の仕事を教えてくれない場合には、

教えを請うよりは、これを作りたいのだけど、

これと同じような資料はないか?と

聞いてみると良いと思います。

 

実際に赤字決算の法人の申告は

同じような感じなので、取り組みやすいです。

 

つまり、完成されたゴールを先に確認。

そういった資料を作成していくことが

一番の近道だと私は思っています。

 

 

通常業務の仕訳処理については、

自分はこのようにやってみたのだけれど、

これでいいですかねえ?的な感じで

見てもらうことが良いと思います。

 

教えてくれない場合には、

視点を変えた聞き方があるように思います。

 

いきなり、資料を見せてこれどうやって

処理するのでしょうか?

といったことだと自分で考えてよ!と

思う人が税理士事務所には多い気がします。

 

教える方は時間を割かれますので、

その時間を短縮する方法を考える方が

建設的だと思います。

 

実際には、私が教わる側のときは、

仕訳であれば、仕訳を行ってから、

分からない部分だけを聞くようにして

相手の時間を奪わないようにしてました。

 

知らない仕事は完成品を見てみる

先ほども少し触れましたが、

知らない仕事は完成品を見てみる

ということが近道と申し上げました。

 

これは、何かを作成する場合には、

確かに有効ではあります。

 

逆にある処理をするために不安になって

調べる場合にはどうしたら良いのでしょうか?

 

こちらもやり方があって、処理の内容を聞くよりも、

調べる方法を聞いた方が良い場合があります。

 

処理内容を知っている人に

聞いても良いかもしれませんが、

それだと自分の力になりません。

 

ここは、処理方法を聞く前に、

自分で調べてから、どうしても不明な部分のみ

聞くようにした方が良いです。

 

これをやると、調べてるのだし、

どうしても不明だったらしょうがないか

と普通の人間だったらなります。

 

これでも教えてくれない場合には、

その人が変な人なだけです。

 

ここまで申し上げて気が付いた人が

いるかもしれませんが、

 

やっていることは、ゴールに近づく方法を

教えてもらっているということなのです。

 

しかも、教えている人は、

必要なことだけを言っているだけなので、

教えているという感覚はありません。

 

ここが一番のポイントです!

 

教えるひとがキライな人は、

恐らく次のように考えています。

 

 

・教えることになれていない
・自分の教えられずに来た
・細かいところまでいわないといけなくなる
・自分の仕事時間が押す

 

といったことではないかと思います。

 

どれも私の聞き方であれば、

抵触することはないと思います。

 

できる経験者となるために

税理士事務所を主宰する所長税理士が

一番気に入る方法があります。

 

それは報連相をうまくやることです。

 

これをうまくやれる人が本当に少ない・・・

非常に残念です。

 

 

いきなり話しかけて、内容を話しても

税理士という特性から言って、

何か問題があるのではないかと思って

あなたからの話を聞きます。

 

これが、ただの報告だったりすると

やはりなんだそんなことかとなります。

 

そうではなく、

相談の場合は、相談です。

連絡の場合は、連絡です。

報告の場合は、報告です。

 

冒頭に、なにを言いたいのかを言うと

一番いいと思います。

 

 

基本的には、税理士事務所の職員は、

所長とは仕事絡み以外で話すことはないです。

 

所長は非常に嫌な存在だと思います(笑)

 

 

嫌な存在だからこそ、

気に入られる方法の1つくらいは習得して、

できる経験者となってほしいです!

 


編集後記

今日は税務調査2日目です。

今日で現地の調査は終了しました。

 

言われたことは、

指導とも呼べないクレームみたな件です(笑)

今後調査事項を詰めたいと思います。

 

 

では国際税務の税理士齋藤でした~
それではまた👍

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。