【税理士業務】業務を一から十まで一人でやること、効率、時間配分、知恵を絞れるチャンスになる!




悪いサービスだとは思いませんが
私は利用に便利さを感じません。

ひとりってデメリットしかないのか?

「ひとり」でやっているというと

外観上はデメリットしかないように

思えるかもしれません。

 

・規模が小さそう(売上的な意味で)
・対応が遅れそう
・連絡取れなさそう
・人も雇えないのか

 

恐らく、これ以外にもデメリットを

あげるときりがないくらいに出てくる

可能性があります。

 

ですが、これは外観上のデメリットに

過ぎないと感じています。

規模が小さそう(売上的な意味で)

ということであれば、それは

そうだと思います。

 

ひとりでやっているということは

100名雇っているに比べて、小さく

なると思います。

ただの比較にすぎません。

 

日本と中国のGDPを人工比率まで

考えて比較しないことと同じです。

 

対応遅れそう、連絡取れなさそう

ということに対しては、

メール等で代用してもらう

ということもできます。

 

電話番号を知っていれば、

メッセージ機能でも意思を伝える

ことは可能だと思います。

 

加えて、ひとり事務所ではなくても

上記のことは起こります。

税理士事務所は基本的に、担当者1人で

行っているからです。

 

何人か雇っていても、他の従業員は

担当でない会社のことはわかりません。

従って、ひとりだけに起こるという

判断は正確でないことになります。

 

最後の人も雇えないのか?ですが、

これについては、見解の相違と

言わざるを得ないのかなと思います。

 

例えば、パートさんを1人雇うと

仮定して、所得税の配偶者控除の

範囲内で給料を支給しようとすると

月給8万円で、1年だと96万円かかります。

 

また、事務所もかまえないといけません。

レンタルオフィスにしたとして、

月8万円(水道光熱費込み)で同じく

1年だと96万円かかります。

 

上記を合計すると年間約200万円は

見ておく必要があるのです。

この200万円をどうやって稼ぐか?

それも自分のためではなく、

人を雇うためにしないといけない。

 

普通の感覚を持っている人であれば、

人を雇うために必死になって200万円を

稼いでくることはやりません。

家族であればやるとは思いますが・・・

 

人を雇うということはそれぐらい

難しいことなのです。

 

外注にすればいいという発想

それでは、顧客を増やして外注に

すればいいのでは?という

発想が出てきます。

 

これも見解が分かれるところです。

私は外注にすればいいというのは

あまり考えたくない発想です。

 

サービスメニュー

 

というのは、ただ単に稼ぐという

事だけを目的にしていないからです。

 

確かに、お客様を増やして、

資料を預かって、入力して、

試算表を持って行って、税金計算、

納付してください。

 

とやるのは簡単なのですが、

なんか味気ないなと思っています。

 

そうではなく、1カ月に1度話し合って

事業の状態を確認したり、

雑談をしたりしながら、関与する

そうしたことをやりたいのです。

 

翻って、税理士資格を使って

稼ごうということを否定はしませんが、

稼ごうとしている税理士ほど、

まずい処理、帳簿がボロボロなんて

ところを見てきています。

 

確かにマイナスであれば税務調査に

なる可能性が低いことはありますが、

無知な人をだましているなあ

という感覚があるわけです。

 

ひとりですべてやるからこそ・・・

ひとりでやるからこそ、

色々考えることができます。

 

つまり、効率、時間配分、知恵を

絞るということです。

 

効率という面でいえば、

自分で入力から試算表作成までを

行わなければならないので、

excelによる取込形式を作ったり、

 

クラウド会計の研究を行って

自分で経験してブログでフィードバック

してみたりしています。

 

時間配分としては、自宅での就業なので

午後15時には全部の仕事を終えて、

それ以降は、自分の時間にする

ということも行っています。

 

この様に、ひとりだからこそできる

ことを実験して、修正して、色々

やれるのです。

 

これが、従業員がいるとできません。

所長としてのふるまいを要求されますし、

やることないのに、仕事をしている

ふりをしなければならない。

 

 

ひとりだと、そのようなストレスから

解放されますし、上記に挙げた以外にも

知恵を絞ることで、今まで考えなかった

ことをやることができます。

 

約1年ひとりでやってきて

すでに、本日4月に入っています。

今月が終わると独立して丁度1年です。

この1年はかなり密度が高かったと

思っています。

 

ひとりでやってきたという意味で、

働き方の効率性、生産性を考える

ことができました。

 

また、ようやく経営者の気持ち

なるものが分かってきた1年で

あったと思います。

 

この辺の感覚は、独立しないと

わかりません。経営者として、

独立したことによる生活への不安

といったことを経験すると

一皮も、二皮もむけるのかなと

思います。

 

 


編集後記

今日は、ご予約いただいたので

面談1件あります。

土日に働くなんて・・・

と思うかもしれませんが・・・

 

休むときと働くときとの

切替があれば、土日働いても

問題ないと思っています。

 

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ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。