学び直しは、いつまで自分が働くのかを考えながらやってみる!




合宿の宿舎にて撮影!

学び直しというライフサイクル

最近になって学び直しという

ことが言われています。

1990年代後半までは、批判はあったものの

年功序列といった日本型経営でも

良かったのだと思います。

 

ですが、2000年以降は、ITバブル崩壊、

リーマンショックなどで、非正規社員が増え

寿命も延びてきました。

 

ライフサイクルそのものが変化した

ということなのだと思います。

 

こうしたことから、学び直しという

考え方が出てくるようになったようです。

確かに働いていると知識不足だな

といったことを感じることはありました。

 

例えば、民法の知識です。

私が現在司法書士の学習をして、

資格試験に戻ってきたのは、

学び直しの一環でもあります。

 

税理士の資格に価値がないという

事ではなく、さらにプラスαの

仕事をできるようになりたい。

ということなのです。

一応これで、20年くらいはもって

くれないかなと思っています。

 

 

学び直しだけでは価値は上がらない

しかしながら、学び直しだけでは、

価値は上がりません。

一体どのようなことができるのか?

それに対していくらの対価が払われるのか?

 

この2つが価値の源泉であると思います。

すなわち、学び直しとは単に知識を

増やすということだけではいけません。

 

一体何ができて、それによっていくら

稼ぐ能力が高まったのか?

ということだと思います。

 

 

このいくら稼ぐ能力が高まったのか?

ということが抜けていると単に趣味で

学び直しをしたことになります。

 

生涯学習が趣味であればいいのですが、

今後、老後の生活などを考えると

70歳くらいまでは働く、又は、

死ぬまで働くというライフサイクルが

来るかもしれません。

 

そうなったときに、稼ぐ力があるのか?

ないのか?というだけで違うと思うのです。

 

 

資格を持っているだけだけは・・・

学び直しだけではという共通点に

資格を持っているだけでは・・・

ということも挙がります。

 

資格を持っているから給料が上がる、

資格仕事ができるなどの様々な特典が

資格にはついて来ます。

 

しかしながら、資格を持っているだけで

対価が発生する世の中から変わることも

考えておかないといけません。

 

税理士資格を持っているから、独立できる!

といったことはまさに夢物語です。

すでにそういった時代に突入しています。

 

他の士業については、廃業率70%以上

といった士業もあるくらいです。

やはり、何ができるのかを明確にして

それによって対価を得る方法も

設定しておくことが重要なのです。

 

 

感じたこと

学び直しという言葉を聞いたときには、

いい言葉だなと思いました。

ただ、よくよく考えてみると、

とてつもない時代に自分は生きているな

と思っています。

 

死ぬまで勉強して、働くことが

想定された世界なのか?ひょっとして!

と感じたのです。

 

現在でも、年金暮らしでは生活は

かなり切羽詰まった感じとなります。

月20万円くらいでは、どうしようも

ないということです。

 

プラスαの収入を得るにも、

60歳過ぎて仕事に就くことはできません。

自分で何とかする世の中となります。

 

こうしたことに対応するために

学び直しがあるのだなと思います。

 

 


編集後記

昨日に続いて今日も筋肉痛、かつ、

訪問がないのでおとなしくして

家の中で仕事をしていようかと

思っています。

 

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ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。