アイステロ!
独立するのに経験は必要か?
独立するのに経験が必要かどうか?
永遠のテーマになります。
というのは、千差万別だからです。
私は合計で7年ちょっとの実務経験
をもって独立しました。
1度目の事務所(10ヶ月)
2度目の事務所(6年7ヶ月)
合計で7年ちょっとです。
現在独立して9か月目に突入して
経験はあった方が、ないよりはいいかな
と思っているところです。
経験の差が出るのが、値段のつけ方です。
私の場合には、基本料+作業代という
ことで、作業に関する報酬設定を
しています。
業界の値段のつけ方にも考慮して
時価ももちろん気にします。
ですが、顧問料は気にしません。
私ができるサービスの値段なので
時価=私の考えや経験だからです。
この私ができるサービスについて
経験がものをいうなということです。
例えば、外国法人特有の処理について
どこまで許容されるか?
税務調査での理由付けはどうするか?
など、その人の価値観、経験則など
複合的に絡まります。
そういったときに、
経験則が役に立ちます。
もし、税務調査で本当に修羅場を
経験していない方ですと
やっぱり逃げ出したくなります。
でも、経験していると
超然としていれば、大丈夫!
そんな開き直った精神論が
ありますので、税務調査?
法律に従ってやればいいだけだし。
となります。
つまり、経験しているといないとでは
仕事についての質が変わる可能性が
十分にあります。
それを価格に反映しないというのは
不自然です。
就業する会社によって経験値が変わる
ただ、厄介なのは、税理士に限らず
就業する会社によって経験値が
変わるということです。
当然ながら、私も弱い部分は多々
あるわけです。
例えば、国際税務が私の専門ですが
他の税理士はあまりやりません。
できないわけではないです。
知識を最初から勉強して、
やりながら覚えます。
この繰り返しが、専門家への道です。
その繰り返しが他の税理士の場合、
少ないわけです。
私の場合には、その繰り返しが
他の税理士よりも多かったという
だけになります。
逆説的ですが、
今まで繰り返してきたこと
それが経験になり、専門家に
させている部分です。
そこ以外は、全部切り捨てても
良いと思うわけです。
独立とは最低限食べてさえいければ
後は、どんな風にやっても自由です。
できれば負担が重く、マネジメントできてれば
上記でもふれた通り、
就業場所で経験値が違うのが
独立するときの頭の痛いところです。
ですが、どんな就業場所だって
全部を経験できるわけではないです。
私は、独立前の経験として
あった方が良いかなと思うのは、
負担が重い仕事をやったかどうか、
又は負担が重い経験をしたかどうか
できれば、人事のマネジメント経験も
ということです。
負担が重い仕事の判断は人それぞれです。
自分が経験したということであれば
それでいいでしょう。
ですが、人事のマネジメント経験は
なかなか経験できません。
私は、運よく?かはわかりませんが、
事務所4年目に突入した当たり
だったと思いますが、先輩が辞めて
自然発生的にマネジメントをしないと
いけない状況に放り込まれました。
任されたというか、同じチームに
なったのは、新人2名、かつ、外国人
日本語は一応通じますので、
その点は良かったです。
当時の私の担当数は、法人・個人、
年一当含めて53件、新人の教育も・・・
という感じです。
当時は、新人2名がバイト扱いだったので
17時に退社させていました。
(就業時間が9~17時だったので)
進め方や進捗度合い、それぞれの理解度に
合わせて、決算をさせたり、資料を作成
するようにしたりなど、しんどいものでした。
この様な経験をしておくと
もし、万が一、人材を採用した後の
やり方について、悩む回数は減ります。
まとめ
経験は必要不可欠なものではなく、
あったらあった成りに、利用できます。
経験で知っているので、
独立後にそんなに負担にならない
ということです。
また、量も経験していれば、
多い少ないの判断ができ、
例えば、値上げ交渉や
契約解除の方針も取れる
そういった判断もできます。
様は、自分の指針を早く構築
することができるメリットは
あると思っています。
独立はただ単に量がという問題も
ありますが、最終的に自分が
やりたいか、やりたくないかでも
選択することが来ますので、
経験を吹き飛ばすこともできるとは
思います。
ですが、独立前に経験したことは
財産になります。
自分の経験という財産はどのような
ものなのかを深堀してはどうかなと
思います。
編集後記
今日は完全オフです。
バンドの音源もそろいました。
今日はちょっとミックスを
して見ようかなと思います。
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