なぜか1つは余るポテトフライ!
お客様からのメニュー要請は多くなっている
今月、新入会員と転籍会員向けに
税理士会新宿支部で懇親会が
ありました。
懇親会前の研修では、
新宿支部の野球部の前監督が
ご登壇されて、税理士の事業に
ついてお話されていました。
そこでは、税理士業界は厳しく
なっている、最近必ず聞かれるのが
見積を提示してください。
というものです。
この様に、税理士と言えども、
料金表やメニューを掲げることは
市場から求められるように
なったと言えます。
私もこのブログにてメニューと
料金を掲げていますが、
改良の余地ありとすでに
思っています。
どこまでメニュー細分化できるか?
細分化を行うことは、税目よりも
提供するサービスにて考える
ということが良いと思います。
法人であれば・・・
月次訪問のあり、なし
申告書作成するだけ(年決算)
事業計画作成とモニタリング
記帳代行
事業承継対策
税務顧問
などがあるかと思います。
これらをワンパッケージにして
売出すと月額が10万円は超えると
思います。
ですから、必要な部分だけの
切り分けになると思います。
価格設定は別問題なので、
ここでは割愛します。
個人では、
確定申告書作成
相続税申告書作成
個別相談
記帳代行
税務顧問
くらいかなあと思います。
これらを切り分けると
細分化になります。
細分化して意味がある細分化
だた、あまり細分化することは
お勧めしておりません。
というのは、細分化しすぎると
では、一体いくらなの?
ということを聞かれてしまいます。
つまり、分かりやすい細分化と
分かりにくい細分化があります。
また、人によっては、
手を出さないところもあります。
分かりやすい細分化は、
価格もわかりやすくなります。
価格の設定の前に細分化を
してみることをお勧めします。
ですから、
意味のある細分化=分かりやすい細分化
ということになります。
細分化の方法としては、
1.できることを書き出す
2.提供できるサービスを分ける
3.1日寝かして、翌日見る(重要)
4.ワンストップのサービスにしてみる
5.ワンストップの価格を決める
6.細分化したサービスに割り振る
こうすることで、価格とサービスの一体が
見えてくると思います。
まとめ
細分化は事業の要だとすら
私は思っています。
なぜなら、以前の経済は、
1個の石鹸を大量に売るという
規模の経済だったからです。
現在は、一回使う石鹸を
大量に売るという戦略が
良いと思っています。
ただ、税理士は大量に売るという
ことができません。
というのは品質劣化します。
最近発覚している製造業の不正も
そういったことから来ています。
ですから、税理士としては、
一回使う石鹸の量にはしますが、
決して安売りをしてはいけない
という価格戦略が必要です。
周りは6,000円から税務顧問を
しているんだけど・・・
と言われたら、
その金額でも良いけど、
税務顧問からやらないサービスを
抜きますけどいいですか?
と確認すればいいのです。
つまり、税務顧問の内部で
細分化をしておくといいです。
実際には見せなくていいと
思います。
というのは、それを見せても
じゃあ、一体いくらなの?
という風になってしまうからです。
事業の最初は、食べていく都合上、
不利な契約もしなくてはならない
ことがあると思います。
そんな時に対応できるように
メニューの細分化をしておくと
良いと思います。
編集後記
昨日は、任意団体で月一回発行の
会員向け広報誌の郵送作業でした。
広報委員長となって初めての
発行になりました。
郵送作業やるのは、何年振りだろうと
思いました。
勤務時代も請求書の郵送作業は
やったことはありますが、
最初の2年くらいで、後は担当件数が
増えてったこと、事務の方の入社で
やらなくなったからです。
そういえば、東京税理士会発行の
広報誌の郵送の装丁が変わりました。
なぜか、ナイロンの封筒になっていて
税理士会の会費を81,000円に戻した
理由ってこれか?とも思いました。
それは違うんじゃないかな?
とも思ってしまうのです。
また、密室で決めたのでしょう。
税理士業界はかなり密室政治が
横行しています。
だから、税理士会などの役員の
なり手が少なくなっているのは?
自分たちに非が本当にないのか?
こういったことを全く
考えておられない重鎮たちが
いるこのような団体が
変わってほしいと思います。
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