フリーランスや一人社長のお金の管理はどうしたらよい?




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フリーランスや一人社長のお金の管理

誰もがお金の管理には頭を悩ませている

のではないかと思います。

 

通常税理士は、個人と会社や事業のお金の

管理は分けるように助言されると思います。

 

しかし、これは税理士本人にとっても

とても面倒なことなのです。

 

ですから、個人と会社や事業のお金は

まとめて管理することがいいかなと

私は思っています。

 

ただ、税金の計算では、個人と会社や

事業のお金をまとめて管理している

というと税務調査官にちゃんと

やってないなという印象を与える

可能性があるので、注意が必要です。

 

ですから、経理は事業としてきちんと

行う必要がありますし、管理の部分も

まとめて管理してもかまいませんが、

excel等で最低限の個人と個人と会社の

区分を設けての管理が必要です。

 

もし、会社や事業のお金を個人的な

使途で使った場合には、法人税、

所得税では経費となりません。

ですから、使った経費の判断が

重要ということになります。

 

使った経費の判断が重要

使った経費で判断を迷わせるのは、

使った本人でも個人なのかどうなのか

分からない場合です。

 

判断の指針としては、その経費が

売上に結び付くかということです。

売上に結び付くのという意味は、

現在時点だけでなく、将来も含みます。

 

例えば、誰かを接待した飲食代で、

いまの売上にはならなくても、

今後の関係構築ということで、

飲みに行くということもあるでしょう。

 

こういった場合を想定すると、

当然ながら、経費になるということ

になると思います。

 

また、売上に直接関係なくても

事業遂行上必要な経費もあるでしょう。

例えば、スーツやマッサージ代です。

 

フリーランスや一人社長の場合には、

一人ですべてをやらなければならない

性質上、従業員としての性質もあります。

 

こういったことから、スーツや

マッサージ代も経費になると考えます。

 

私の個人的な見解ではありますが、

スーツはオーダーメイドではなく、

通常の市販のものであれば大丈夫です。

一応、過去にはスーツは経費でない

とする裁判例もあります。

 

ただ、給与所得者の特定支出控除という

規定で、勤務場所における衣服費名目が

認められているので、大丈夫だと

私は考えています。

 

マッサージ代も一人で事業をしている

場合には、体のメンテナンスは必須

だと考えます。

健康維持のためにも、当然経費です。

 

こういったことの様に、一見個人支出

だとしても、経費として計上していい

ものがありますので、判断はかなり

難しいとは思います。

 

 

まとめ

私の経費に対する考え方は、

恐らく税理士の中では少数派です。

その認識があります。

 

ただ、なにも検討することなく、

アドバイスをすることなく、

結論一辺倒で判断をしてしまうことは

税理士としていかがなものかとも

私は思うのです。

 

そうではなく、どうやったらお客様の

期待に応えられるのかということを

考えてこれからもやっていきたいと

思っています。

 


編集後記

昨日は、さすがに家に一日中いて、

おとなしくしていました。

雨だとどうしようもないですね!

 

代わりに、お客様からデータがきたので

仕事をしていました。

というのは、9/20に伺う方なのですが、

9/19は野球部関係でデータが見れるか

分からないからです。

 

こういった仕事の仕方ができるのも

独立したおかげだなと思います。

 

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ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。