税理士試験の9月~12月までの学習について




なんかいきなり秋の気配が・・・

 

税理士試験の9月~12月までの学習

税理士試験の9月~12月(年内)の学習は

新しい次の科目へ進むことがいいです。

 

よほど本試験でこりゃダメだ!

手も足も出なかったということであれば

今年受けた科目を受けることは

良いと思います。

 

 

今年受けた科目のことは置いておいて

新しい受験科目へ挑戦しましょう!

 

 

さて、学習方法なのですが、

会計科目であれば・・・

 

簿記は、まっさらな紙に仕訳を書いていく、

頭の中で仕訳してT勘定で集計できるように

していくことがいいと思います。

ただ、T勘定を使う場合には、資産は左側、

負債は右側と簿記の貸借は揃えた方が

良いです。収益、費用も同様です。

 

財務諸表論は、計算からできるようにすべきです。

結果として財務諸表を作成すればよいですし、

理論はコツコツ覚えていけばいいです。

まずは計算をできるようになることです。

簿記と違って仕訳は不要です。

 

税法は、計算があるものは計算を先に

固めることがいいです。

もちろん理論も覚えますが、絶対に

計算を固めた方が合格可能性は高まります。

 

年内では計算は個別問題→総合問題で

十分なのですが、総合問題の練習不足が

初学者だと露呈します。

外販教材の基礎編を購入して練習不足を

補うことがいいです。

 

理論は、私が推奨しているように、速読に

よる高速回転で何度も回すことで効果が出ます。

柱は最初に覚えて、柱の内容ごとに速読で

高速回転して回せばよいです。

 

1日に4~5回くらい平気回せますので、

やってみて頂きたいと思います。

飽きるまでやってもいいと思います。

 

 

年内での授業ではすべてをできるようにする

年内の授業では、12月の合否発表は忘れて

授業内容でできないことはないように

した方がいいです。

 

これが生きてくるときがきます。

たとえ12月で不合格だったとしても、

再来年に法人税を受験できる場合には、

今年受けた法人税の学習が生きてきます。

 

それに、会計科目から税法科目へ移ると

かなりのギャップがあるはずです。

私はギャップを感じました。

 

処理の正確さ、理論を暗記して使えるように

しなければならない応用理論など、会計科目

とは違った側面が鍛えられます。

 

こういった学習は会計科目にも役立つので

是非、受講して身に着けてほしいと

感じています。

 

 

12月で不合格でもめげない

残念ながら税理士試験は、競争試験です。

合格基準の60%はうそです。

 

不合理、不公平なことはかなりありますが

現実を受け入れなければならないときが

きますので、ある程度の覚悟は必要です。

 

それでも、あきらめたり、めげたりしても

何も変わりません。

正直な話、税理士になったからと言って

何かが変わるわけではないのです。

 

勤務であれば、給料が上がる可能性は

あるかもですが・・・

 

不合格であったなら、合格するように

学習をするしかありません。

できれば、月次のテストで上位1割以上に

常に入るように学習をした方がいいです。

 

以外かもですが、頑張れば達成できます。

昨年上位1割以上にならなかった方は挑戦

してみて頂ければと思います。

 

繁忙期にそんなに勉強できないよ!

と思われるかもしれませんが、

ご自身の1日のスケジュール表を

作成してみてください。

ちなみに今日は何をしますか?

 

どこか空いてませんか?

または、あけられませんか?

時間はつくるもではなく、

見つけるものです。

 

人間ですから必ず無駄な時間があるはずで、

時間が少ないからと言ってあきらめては

いけません。

 

私が受験生時代にやっていたのは、

朝5時に起きて2時間学習してました。

もちろん夜は、飲みには行けません。

 

よほど特別でない限りは飲みに行きません。

ただ、上記をすぐやろうとするとすぐ

挫折します。

 

まずは、早起きだけしてみる習慣を作って

そのあとに朝に学習する習慣をつくる

という2段構えでやってみてください。

 

習慣をつくるには、以下の本がお勧めです。

 

 

まとめ

私の勝手な思い込みかもしれませんが、

税理士試験は計算を固めてから、理論を

固めた方がいいと思います。

 

特に税法初学者の方はどのような法律が

あるのかが分かるのが、受験する年の

4月までかかったりします。

 

そうであれば、計算は毎回基礎項目は

同じものが繰り返し出ますので、

そこを固めた方がモチベーションの

維持ができると思います。

 

12月の合否発表はつらい時もありますが

乗り切らないといけないです。

私は簿記論3回受けてますし、相続税は

4回です。

 

1、2回落ちたからと言ってめげるのは

早すぎます。

合格したいというモチベーションに

変えて学習していったほしいと思います。

 


編集後記

昨日は、東京青税という任意団体のディベート

の打合せがあり、そのあと飲み会をしました。

 

私が参加しているのは、GAARという

一般的租税回避否認規定を日本に

つくるかどうかという政策ディベートに

なります。

 

2時間の打合せでしたが、賛成反対の両方から

様々な角度で意見がでたので、よかったと

思います。

 

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ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。