会社の事業の天気は?
会社の事業の天気とは、事業で稼げるときは☀、まあまあは☁、だめは☂となります。
日経によく登場する事業のごとの天気予報です。この天気予報ですが、大きな枠での予報に
なりますので、業種を細分化すると実は☂だったなんてこともあります!
事業のことは社長が良く知っていると思っていたりしますが、これが本当かどうかは、
月々の試算表を作成してから、社長の頭の中のイメージとあっているかどうかを確かめる
必要が出てきます!
予測した金額と違う場合にはその原因を確かめる必要が出てきます。
これは、事業の好不調に関係はありません!
不調の原因は仕事をとれなかったのか?や好調の原因はスポット案件がとれたからなのか?
といった具合に点検しましょう!
月次決算は会社の天気図になります!外に出るときは少なからず天気予報は気にすると思いますので、自社の天気も同様に気にしてみませんか?
資金繰り表作成の作成は?
月次決算で試算表という天気図を作成し終わったら、今度は資金繰り表の作成です!
資金繰り表はその時点の天気を表すと考えることができます。
というのは、その時点でお金があるのかどうかが分かるからです!
この資金繰り表も一人社長の会社では作成できていないケースが多いです!
自分ひとりのため、感覚に頼っている部分がありますし、通帳見ればいいじゃん!
といった方、作るのめんどくさいといった方がいるからです。
ただ、会社がどのようなステージにいようとも資金繰り表の作成で、お金があるのかどうか?
といったことが分かりますし、翌月の支払に間に合うのか?といった検討から、なんで資金繰りが厳しいのか?という検討、回収サイトの問題点などいろいろ考えることができる点が出てきますので、まずは月の天気を把握するために資金繰り表は作成してみましょう!
金融機関との繋がりは?
上記の様に、月次の試算表、資金繰り表が作成できて分析ができているといいことがあります!それは金融機関への説明です!
金融機関の担当者は社長様から事業について聞きたいのです!
私の知り合いの銀行員が言っていましたが、「融資の現場には税理士は来ない方がいい、事業はきちんと社長に話してもらわないと本当に会社の状況が分かっているのかの検討ができない。仮に税理士が同行しても会社の事業のことは社長の説明のフォローのみで基本的な説明は社長に行ってもらいたい。」とのことでした。
では会社の事業を説明するにはどうしたらよいのか?というと、それは月次の試算表と資金繰り表ではないでしょうか?これを毎月作成して、内容を確認・検討することによって会社の状況と頭の中を整理してあっているかどうか?ということを確認していくわけです!
日々このようなことを行っていくと最初は読めなかった試算表、取っつきにくい資金繰り表であってもだんだんと慣れて、読めるようになってきます!
なんでもそうですが、まずは慣れが肝心です!梅雨の時期、暑い時期、寒い時期などいろいろ季節が移り変わりますが、体が慣れるではありませんか!
まずは自社の天気について関心を持ってみませんか?
編集後記
新宿のルミネゼロにて撮影
先日新宿のルミネゼロに行ってきました。
東京青年税理士連盟の研修があったのでバスタ新宿に行くついでに
見てみました!
新宿の南口を知っている方であればイメージが付くのですが・・・
サザンテラスの方にもう一つ商業ビルがある感じです。
ルミネゼロの雰囲気は、モダンな感じでしたがクラフトビールの専門店を
発見したので、今度行っていようかと思います!
あと、バスタ新宿もルミネゼロから行くことができるのですが、
空港の待合ロビーのような感じで広々としていました!