【個人事業主】会計ソフトを選ぶときのポイントを解説

会計ソフト 確定申告




【個人事業主】会計ソフトを選ぶときのポイントを解説

こんにちは!

 

税理士・行政書士の齋藤幸生です!

 

今回は・・・

個人事業をやっている場合の

会計ソフトを選ぶポイントを

解説します。

 

それでは、スタートです!!

 

会計ソフトを選ぶポイント

会計ソフトを選ぶポイントは

人それぞれ考え方があります。

 

しかし、確定申告まで考えると

絶対に外すことができない

機能はあります。

 

確定申告まで考えた場合の

機能が入っているかが

ポイントになると考えます。

 

以上を踏まえたポイントは

①消費税の処理ができる

②確定申告書の作成ができる

③固定資産台帳の作成ができる

④総勘定元帳と仕訳日記帳の出力ができる

⑤電子取引のデータ保存ができる

⑥API連携ができる

といったことになります。

 

2023年10月以降はインボイス

制度が始まります。

 

このときに重要なことは

会計処理を行う場合に

 

消費税の処理ができる

ことになります。

 

消費税の処理とは

税区分を会計帳簿に反映

することができることです。

 

確定申告書や固定資産台帳は

確定申告をするときに税務署

へ提出する書類になります。

 

確定申告は電子申告でやると

青色申告特別控除が65万円

になります。

 

電子申告は確定申告書等

作成コーナーに任せると

しても

 

確定申告書等作成コーナー

に反映するまでのデータは

 

会計ソフトで作成できないと

ただの帳簿作成ソフトです。

 

確定申告後には帳簿書類を

保存しなければなりません。

 

帳簿書類のうち総勘定元帳

と仕訳日記帳は保存義務がある

書類になります。

 

会計ソフトで出力しておき

保存することになります。

 

2024年1月からは電子取引

のデータ保存が始まります。

 

会計ソフトを使うことで

電子取引のデータ保存の

要件に合った保存ができる

 

サービスを使うことができる

会計ソフトがあります。

 

こちらを使うと規定の作成は

不要になりますし

 

書類の保存が楽になりますので

こういったサービスが同梱された

会計ソフトを使うと

 

内部処理事務が楽になると

考えます。

 

最後に通常業務の記帳では

API連携があると

 

銀行通帳やクレジットカード

の取引を自動で取得し

 

仕訳の候補も自動でやってくれ

記帳業務がはかどります。

 

 

あなたにあっているかは無料期間で見極める

さて、ここまでは会計ソフトの

機能面を解説してきました。

 

ここからはあなたにあった

会計ソフトを判断するとき

の解説になります。

 

会計ソフトは無料で使う

ことができる無料期間があり

 

無料期間中はすべての

機能を使うことができます。

 

使ってみないことには

あなたにあった会計ソフト

かどうかはわからないのが

普通です。

 

会計ソフトごとに記帳する

までの流れが異なるため

使ってみることをお勧めします。

 

 

 

近年はクラウド会計が流行り

でクラウド会計を使って

記帳する方も増えています。

 

私の考え方としては

クラウド会計だけを試して

みるのはいささか

 

視野狭窄になると考えて

いるところです。

 

会計ソフトは本来

オンプレミスと言って

 

インストールを行って

PCで使うところから始まって

いるソフトウエアです。

 

クラウド会計の一番の問題は

ネット環境がつながらない

場合には使えないことです。

 

また、突然使えなくなる

可能性があるのもクラウド会計

の問題点になります。

 

近年はインボイス制度のための

移行により大きなシステム改修

を行っています。

 

オンプレミスソフトでも

同様の改修はされていますが

 

改修されて動作確認後に

提供されるため

 

いきなり使えなくなる

といったリスクは低いです。

 

ネット環境も必要ないため

いつでも使えるのが特徴です。

 

クラウドとオンプレミスでの

メリットデメリットを加味して

 

無料期間を使ってあなたに

あった会計ソフトをみつける

のがよいと思います。

 

一度使った会計ソフトの変更はやめたほうがよい

会計ソフトは一度使ったら

変更はしない方がよいです。

 

なぜなら、会計ソフトごとに

仕様が少し異なりますし

 

データ移行が非常に煩雑で

あっているのか確認しないと

いけなくなります。

 

基本的な運用の考え方は

一度使った会計ソフトは

 

その後変更しないように

運用することになります。

 

私は仕事の関係上で

色々な会計ソフトを使う

機会が多いのですが

 

自分で使っているのは

オンプレミスの弥生会計です。

 

色々使った結果として

弥生会計が最も効率的である

との結論を出しています。

 

クラウド会計は絶対に使いません。

 

突如として使えなくなる

デメリットが大きいからです。

 

運用を開始したら変更は

できないと考えて会計ソフト

を選ぶ必要があります。

 

 


編集後記

私はクラウド会計が黎明期の

ときを見てきました。

 

最初はクラウド会計にかなり

感動したものです。

 

その後は使う側への仕様変更や

制度変更が加わり

 

クラウド会計を使うメリットが

薄れていきました。

 

また重大な事故がクラウド

会計で起こっているため

使うことに抵抗がありますね。

 

 

では税理士・行政書士の齋藤幸生でした!!

それでは、また!

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。