【建設業向け】翌期の事業の見積と黒字化するための方策

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【建設業向け】翌期の事業の見積と黒字化するための方策

こんにちは!

 

税理士・行政書士の齋藤幸生です!

 

今回は・・・

事業の見積と黒字化の方策について

解説した記事です。

 

それでは、スタートです!!

 

翌期の事業の見積とは?

翌期の事業の見積とは

次の年又は事業年度の事業の見積

になります。

 

私見ですが決算月の3か月前

くらいに着手するのことが

良いと思います。

 

個人事業だと9月中で

法人だと決算月の3か月前

になります。

 

3か月前になる理由は

年間のうち9か月が終了して

 

ある程度、その年や事業年度の

着地の数字が見えてくるからです。

 

売上は決算月までに完成する

現場は変わってきて来期に

完成する工事がわかってきますし

 

経費についても平均的な数字が

わかって来ると思います。

 

来季に持ち越して完成する工事

の売上と原価、9か月過ぎた月の

平均の販管費で事業予測を出す

ということが事業の見積です。

 

 

黒字化するための方策とは?

事業の見積を出したところで

黒字になるかどうかもある程度

計算可能になります。

 

ここで黒字にならない場合には

黒字にするための方法を考え

来季の準備をします。

 

建設業では大きく分けて

2つの売上があると思います。

 

請負工事と人工精算の工事

ということです。

 

 

請負工事では短期で完成する

工事を受注することで売上と

利益を確保する方法があります。

 

人工精算の場合には請求した

月に売上と原価が発生する

ことが普通だと思います。

 

つまり、利益が取れる人工精算の

現場を請け負うことができれば

利益を増やすことが可能です。

 

このように本業の請負工事

だけではない仕事を請け負って

利益を増やして黒字化をする

計画を立てていきます。

 

 

事業の見積を予算化する

事業の見積と黒字化の計画で

予算をつくります。

 

人工精算の仕事は毎月

1,000万円やるとか

 

3か月くらいで完成する工事を

4現場取って来るとかも数字にし

予算に落とし込みます。

 

来期はその通りになるように

計画に沿って事業活動を行い

数字の結果を追い求めます。

 

来期になったら予算の数字と

実績の数字を毎月確認して

達成度を確認します。

 

達成していない月がある場合

残っている月で達成できるよう

行動を修正することになります。

 

このように予算を達成するため

の行動ができるようにするために

予算を作ることになります。

 

 


編集後記

中小企業の建設業で多いのは

行き当たりばったりの事業で

運営することです。

 

今までの付き合いがあるため

それでもなんとなくできてしまう

ということが多いのです。

 

私はこのやり方では経営や

資金繰りが安定しないと

考えています。

 

予算をつくってその通りに

動くことで事前に数字が悪化したり

することがわかり

 

早めに手を打てる可能性が

広がるからです。

 

 

では税理士・行政書士の齋藤幸生でした!!

それでは、また!

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。