【個人事業主の請求書】テンプレートが無料で手に入る
こんにちは!
税理士・行政書士の齋藤幸生です!
今回は・・・
無料で使える請求書システム
Misocaについてまとめた記事です。
それでは、スタートです!!
無料で使えるMisocaとは?
Misocaとは
見積・納品・請求書の作成・送付・管理をクラウド上で行うことで、バックオフィスの業務を効率化する「クラウド見積・納品・請求書」サービス
![](https://i0.wp.com/image.moshimo.com/af-img/0275/000000018399.png?resize=468%2C60)
月間請求書の作成数が5通
以内ならずっと無料で利用できます。
見積書や納品書は何通作っても
無料です。
クラウド請求書に移行する対象の
個人事業主としては
請求書のひな型をエクセルで
作って郵送しているとか
PDFをメールで送付している
とかの業務をしている場合に
時間削減が可能です。
私もMisocaをずっと使って
いるわけですが
時間削減が可能な理由は
ひな型のデザインテンプレートを
選択して取引先の情報を入力
保存から送付郵送まで
ワンストップでクラウド上で
できるためです。
こんな感じです。
![Misoca 請求書 入力 クラウド](https://i0.wp.com/liens-tax.jp/wp-content/uploads/2022/10/misoca-seikyusho-nyuryoku.jpg?resize=300%2C202&ssl=1)
さて、無料で使うことができる
売上規模としては700万円
くらいまでになると思います。
月5件の請求書以上使う場合には
有料プランになるためです。
一応現在の料金体系は次のように
なっています。
区分 | 無料プラン | プラン15 | プラン100 |
料金(税抜) | ずっと無料 | 初年度0円
2年目以降は年額8,000円 又は月額800円 |
初年度0円
2年目以降は3万円 又は月額3,000円 |
月間作成数 | 請求書:5通まで
見積書と納品書は無制限 (無料体験期間中は10通まで) |
請求書:15通まで
見積書と請求書は無制限 |
請求書:100通まで
見積書と請求書は無制限 |
取引先登録 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
メール送信 | 料金に含まれる | 料金に含まれる | 料金に含まれる |
請求書の郵送 | できない | 1通につき160円 | |
請求書の自動作成予約 | できる | できる | できる |
請求書のCSVアップロード | 可能 | 可能 | 可能 |
ユーザー追加 | 1名 | 2名 | 5名 |
見積書のFAX | できない | 1通につき60円 | 1通につき60円 |
Misoca回収保証サービス | できない | 可能 | 可能 |
Misocaの口座振替サービス | できない | 可能 | 可能 |
サポート | WebFAQのみ | WebFAQ/電話/メール チャット/画面共有 |
WebFAQ/電話/メール チャット/画面共有 |
初年度無料キャンペーンは
次の条件を満たすことが必要です。
期間:2023年3月31日まで
適用条件
①プラン15などを年契約で申し込みをすること
②自動更新の決済方法を「口座振替」又は「クレジットカード」で登録する
(更新前にキャンセル可能)注意点
①1事業者につき1回のみ
②年契約のみのため、月契約は対象外
③無料プランの方(無料体験プラン終了後など)は、キャンペーン利用不可
④各プランの月間請求書作成文を超える請求書の作成は別途有料
⑤オプション(郵送代行、FAX代行、回収保証)は別途有料
⑥一度解約した後にお申込みをした場合は、キャンペーン利用不可
⑦キャンペーン内容は予告なく変更する場合がある
![](https://i0.wp.com/image.moshimo.com/af-img/0275/000000018400.png?resize=250%2C250)
私のMisocaの使い方
私もMisocaを税理士として
独立してから5年以上使っています。
私のMisocaの使い方としては
自動作成予約をしています。
というのは、税務顧問は毎月
同じ料金での請求書を作成する
必要があるためです。
自動作成予約をする準備としては
取引先ごとに情報を入力しておく
必要があります。
事業者名、住所、メールアドレス
担当者様の名前などです。
このあとに請求書の自動作成予約を
設定するとスムーズです。
自動作成予約では請求書の内容
自動作成をする日にちの指定を
行うことができます。
私は月末で締めて請求書を発行
する都合上月末の1週間前には
自動作成をするようにしています。
自動作成が完了するとメールに
自動作成が行われたことを通知
できる機能があり請求書が作成
されたことを知ることができます。
ご依頼はこちら!
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3 経営革新等支援業務
4 税務顧問などの顧問業務
請求書の送付は2つの方法で
行っています。
一つ目はMisocaから直接
取引先ごとに請求書をメールで
送付する方法になります。
取引先の情報でメールアドレスを
登録しておけば可能です。
メールで請求書を送付するときは
メッセージを添えることができます。
UIは通常のメールソフトと同じで
入力することが可能なので違和感を
感じたことはありません。
二つ目はPDFで送付する方法です。
取引先ごとに請求書のデータに
なっているため取引先ごとに
PDF出力が可能です。
Misocaのメールで送る場合には
相手先の受信設定によっては
迷惑メールに振り分けられることが
あるようで
このような取引先については
メールにPDFの請求書を添付して
送付を行っています。
請求管理は売上レポートと
請求確認、入金確認の機能を
使っています。
![misoca 請求書管理](https://i0.wp.com/liens-tax.jp/wp-content/uploads/2022/10/misoca-seikyu-manegement.jpg?resize=300%2C212&ssl=1)
エクセルでも請求書は作れますが
売上データをグラフにして分析する
ことや
請求したか否かの確認と
入金されたか否かの確認を
一元管理はできません。
管理する部分として
Misocaを一元管理できます。
![](https://i0.wp.com/image.moshimo.com/af-img/0275/000000018400.png?resize=250%2C250)
Misocaで効率化する方法
Misocaで効率化する方法は
請求書の作成業務だけではないです。
私も使っている効率化の方法を
申し上げると
会計ソフトとの連携があります。
連携できる会計ソフトは
弥生会計とfreeeになります。
会計ソフトとの連携を設定すると
請求書を発行した後に自動で
請求書の会計データが作成され
そのデータを取り込む仕様になります。
個人事業主の場合には源泉所得税の
処理が追加で必要なため
弥生会計ではスマート取引取り込みで
事前に源泉所得税の自動仕訳をして
おくことで処理の効率化ができます。
Misocaで入金確認をする場合には
Misocaのアプリを使って入金
ステータスを入金済みにしています。
アプリで入金ステータスを変更すると
自動的に入金された請求書は処理済に
格納されるためPC上で作業する手間を
省くことが可能です。
![](https://i0.wp.com/image.moshimo.com/af-img/0275/000000018400.png?resize=250%2C250)
編集後記
請求書を初めて自分で作成した
ときを思い起こすとデザインに
固執していたように思います。
今思うと請求書をもらう側では
デザインはどうでもよく
支払う金額が明確にわかるひな型が
よいと思います。
2023年10月からはインボイス制が
始まることになります。
Misocaはすでにインボイス制度
に対応した請求書になっています。
エクセルでも請求書は作成
できますがインボイス制度の
請求書に適合した規格にしないと
再提出を求められることになります。
では税理士・行政書士の齋藤幸生でした!!
それでは、また!
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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。
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