なぜ伝えたことができないのか?できないこととやれないことを見定める

できることとできないこと




なぜ伝えたことができないのか?できないこととやれないことを見定める

こんにちは!

 

税理士・行政書士の齋藤幸生です!

 

今回は・・・

人の育て方について記事です。

 

それでは、スタートです!!

 

なぜ伝えたことができないのか?

私が勤務時代には人を教える

立場でした。

 

私が教えられる立場だったころは

上司や所長から言われたことを

素直に聞いて仕事をしていました。

 

この属性はいまだにそのままで

自分がやっていないことについて

誰かからアドバイスをいただいたとき

そのままやってみることにしています。

 

人を教える、育てる立場になって

記帳代行、申告業務などを

教えていました。

 

そうするとなぜか伝えたことを

やっていないことが多い印象を

受けることが多かったのです。

 

教える立場の私としては

すでに教えられた最も

効率が良いやり方や

考え方を教えています。

 

そういったことも伝えたのですが

どうやら人によって考えや性格が

影響してうまく咀嚼せずに

仕事をしてしまう人が多いようでした。

 

結果として一度教えて失敗して

もらってそこで再度伝える

という方針に転換しました。

 

 

できないこととやれないことを見定める

人間は性格が行動に影響することが

多いと思いますが

 

科学的には遺伝子レベルで

「できること」と

「やれないこと」があるようです。

 

私の勤務時代を思い出すと

基本的には3か月くらいで

赤字の申告書を作成することまで

 

半年で黒字の申告書を作成できる

ところまでできれば普通の能力

という評価をしていました。

 

実際に私が教えていた人は

そういったところまでできる

ようにしていました。

 

しかし実際には私が教え育てた

人が私以外の彼らからみて先輩と

共同して仕事をしていることを

確認していると

 

なぜか仕事がうまく進んでいない

ということが多かったのです。

 

 

 

ここで判断したいことは

経験が乏しく「できないこと」

 

属性として「やれないこと」を

見極める能力が先輩や上司には

必要であるということです。

 

できないことは経験を増やして

経験をしてもらえれば問題なく

できるようになります。

 

仕事は努力でどうにかする

というものではなく反復によって

身についていくからです。

 

しかしできないことはどうやっても

できるようにはなりません。

 

例えば、怒られて仕事を覚える

という人がいたとしても

 

人によっては怒られたとしても

仕事を覚えられない場合があるのです。

 

私は関与先への対応として

当時の所長先生に怒られた

ことが何度かあります。

 

ただ怒られた内容を振り返ってみると

なぜ私のようにしないのか?

ということを前提にして

 

私ができない行動を矯正している

という風に感じました。

 

今だから冷静になって考えて

結論を言えますが

 

当事者となっていたその時には

善処しますとしか回答できません

でしたね。

 

結果としてできない行動を強制して

違う行動を人間にさせることは

非常に難しいのです。

 

 

教えるほうも段階があることを教える

教える側、教わる側両方とも

段階があることを知らねば

ならないと思います。

 

先ほどの私の例で申し上げると

私は仕事を覚えてもらう段階があり

そのために順番に教えていって

ゴールを示すようにしていました。

 

では、私を叱って行動を矯正

しようとしていた所長先生は

というと

 

行動を矯正したあとのゴールを

明示できていませんでした。

 

つまり、所長先生が理想とする

人に私がなったとしてそのあとに

何があるのかを伝えていない

ということになります。

 

メリット、デメリットの話ではなく

所長先生と同じ行動をして

何がどうなるのかを示すことが

できなかったわけですね。

 

自分と同じ行動をとるように

人を怒って矯正したとしても

 

行動を矯正させられた人から

よく思われないのは想像に

難くないと思います。

 

人を教えて育てるためには

仕事さえうまくこなして

くれればよいわけです。

 

仕事場は人間教育の場ではなく

仕事をする場所なのです。

 

 


編集後記

仕事にはビジネスマナーという

部分がどうしてもあります。

 

挨拶の方法、メールの書き方

書類の作成方法などいろいろと

マナーがあります。

 

日本におけるビジネスマナーとは

私が理解していることは紳士協定

に似たものだと思います。

 

人間教育は仕事を通じて覚えていく

というのが私の持論です。

 

一従業員の立場と社長の立場では

かなり違いますね。

 

社長の立場で一従業員の人間教育を

行ったとしても従業員が聞いてくれる

はずありません。

 

社長さんが問題社員であると認識

している従業員がいる場合には

 

どのようなところが問題なのかを

客観的、合理的、社会通念上といった

常識の範囲内で見極める必要が

あるのだと思います。

 

 

では税理士・行政書士の齋藤幸生でした!!

それでは、また!

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。