独立した後の時間の流れ
勤務から独立すると、時間の流れが異なります。
始めは、ものすごく自由になれたと思って、
遊んでしまうことが多いと思いますね。
また、独立した初めのころは、仕事がない、
少ない状態となっていますので、
時間が無限になるような気がします。
そのせいか、不幸にも時間が大切なものである
ということを忘れてしまうのです。
現代人にとって、最も重要なのは、時間です。
特に独立すると最も重要になります。
ぼっち、人を雇った場合に関係がなく、
自分は一人、時間は1日24時間となります。
どんな有名人であっても、等しく平等なのが、
時間という訳です。
今回は、勤務から独立した時を想定して、
時間の大切さを理解してほしいと思い、
記事を書きます。
皆さんの独立ライフが有意義なものになるように
時間を使って頂けると幸いです。
勤務時代の時間感覚を整理する
最初は、勤務時代の時間感覚を整理して、
どんな時間だったのかを考えてみます。
参考までに、私の勤務時代の時間を取り上げて
見たいと思います。
・朝5:30起床
・税理士試験の学習1時間30分(7:00)
・朝食と新聞を読み、歯磨きに1時間(8:00)
・事務所へ通勤30分~40分(8:40)
・仕事の準備20分~30分(9:00)
・就業8時間(17:00)
・帰宅通勤30分~40分(17:40)
・夕食と夕刊を読む20分~30分(18:10)
・税理士試験の学習2時間(20:10)
・お風呂に入る30分(20:40)
・ネットなど趣味時間1時間(21:40)
・寝るのにかかる時間20分(22:00)
・就寝7時間30分(翌朝5:30)
繁忙期でなければ、上記のような生活を
勤務先では続けていました。
もちろん、税理士試験が終わった8月いっぱいは、
ちょっと緩むことがあります。
何と言っても、全く勉強する必要がなく、
その開放感がたまらなく好きだったからです。
勤務時代を振り返ってみると、勤務時間は拘束されるので、
その拘束時間以外は自由な時間として過ごしていました。
ただ、何もやっていなったわけではありません。
独立するために、税理士事務所の経営指南書、
意味があるのかわからなかったのですが、
ジャック・ウェルチを筆頭とした経営者の本などを
次々に読んでいて、経営を学ぼうとしていました。
税理士試験中も、秋から冬までの学習は割と
量が少なく、のほほんとできる状態でしたので、
そういったことが多かったと思いますね。
ただ、税理士試験に合格したかったので、
特に相続税の4回目の受験時には時間管理を徹底的に
管理したことを覚えています。
早く寝ないと朝学習のための早起きができませんし、
朝に計算をやると決めていましたので、
絶対に早起きをしたかったのです。
また、理論は超高速でスキマ時間に理サブを読んで、
理論を全く見ないで言えるようにしました。
大体、上記のような早起き生活は、法人税の2回目の
受験から継続していましたので、
5年くらいは継続したのだと思いますね。
当時も思っていたことですが、時間に追われていて、
目的が明確にあったからこそ、過ごせていたと思います。
勤務している皆さんは、一体どのような時間を
過ごされていたのでしょうか?
独立前に、一度書き出して整理してみては、
いかがでしょうか?
独立後は無駄な時間を見つける
独立後と勤務時代の時間の流れを考えると
本当に異なってきます。
こちらも、私の独立した年を参考としたい思います。
2017年時点の話です。
・起床は朝8:00
・とりあえず朝食30分程度(8:30)
・ブログ更新1時間~2時間(10:30)
・仕事開始1時間くらい(11:30)
・昼食20分くらい(11:40)
・遊びに行く3時間~5時間(16:40)
・夕食の料理の手伝い20分くらい(17:00)
・夕食20分くらい(17:20)
・ゲーム2時間30分(19:50)
・お風呂に入る30分(20:20)
・ゲームなど3時間くらい(23:20)
・就寝8時間40分くらい(翌朝8:00起床)
上記のようなことを、独立直後の半年くらい
ずっと継続していしまいました。
時には、ブログの構築やホームページの移行などを
していた時はありましたが、時間が余って仕方なく、
それに比べて、ネット上では、周りの税理士たちが
事業がうまくいっていることを報告していて
恨めしく思ったりして、かなりつらい時期だったと思いますね。
誰か、税理士業で飛ばないかなと思ったいたものです(笑)
自分が仕事がなくて、飛びそうでしたが(爆笑)
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独立直後は、事業を始めたばかりで、
なかなか仕事を取れるということはありません。
ほとんどの人が、独立した開放感、自由の感覚で、
遊んでしまうと思います。
独立直後はそれで良いのだと思いますね。
それで、そこから始めることが必要だと思います。
まずは、無駄な時間がないのか?という検討です。
私の場合には遊びに使っていた時間が完全な無駄時間。
逆に申し上げれば、仕事をする時間的余裕がある
という時間になるのだと思います。
遊びの時間をさくっと削ってしまえばよく、
削った時間で仕事をすれば良いからです。
独立してある程度遊ぶと、慣れてきて、
今度は暇になってきますね。
この暇となってきたら、ようやく自分が一体
どのような時間を使ってきたのかを振り返りましょう!
そうすると、大半は遊んでいるはずです。
士業受験生で、勤務というダブルでやっていると、
士業受験の学習がそのまま何もやらない時間になります。
さらに、独立するとなると、勤務時間がなくなり、
その時間も空いてしまいます。
そうすると、1日中何もやることがないとなり、
遊ぶということになりますね。
だらだらとテレビを見てしまったり、ネットサーフィンを
してしまったりということもあり得ます。
では、独立後の時間の使い方は一体どのような
使い方なのでしょうか?
有意義な時間にするために目的を
それでは、独立後の有意義な時間の使い方、
有意義な時間にするためにどうしたら良いのか?
ということを考えてみたいと思います。
目的をもって時間を使う
私は次のように思っています。
テレビを見ること、新聞を見ること、ネットサーフィン
どれも無駄にしないということです。
何が言いたいのかというと・・・
目的を持つことが、大切ということになりますね。
テレビは、情報系報道番組を見ます。
世情と新たな知識の開拓です。
新聞は、今年から積立NISAを始めるにあたって
経済情勢や株の変動、分析を見ることに使います。
世界情勢などの世情も書いていますので、
それらを見ることも重要です。
まあ、新聞の使い方としては標準的な使い方です。
ネットサーフィンは調べものが多いですね。
ブログを書いていると、間違った意味の言葉を
使いたくないということもあります。
また、超簡単な税法の解説であったとしても、
一通り確認することにしています。
主に、国税庁のサイトとe-Gavが多いですね。
ゲームに関しても同様です。
何個かゲームをやっていて、
パズドラはほぼ初期からやっていますし、
モンスト、白猫プロジェクト、FFRK、FGO、
ロマサガRSなどをやっています。
いま、毎日ログインしているのは、ロマサガとFGOです。
これらは、今後有効活用できるので今後もやります。
特にブログよりも、動画の方が良いと考えています。
税理士でゲーム実況やゲームをやっている人はいません。
エンタメ系が好きな人はたくさんいるのに、
非常にもったいない限りです。
このように、何かしらの目的を持った時間の使い方を
やってみることが大切です。
何も考えないでテレビを見る、アダルトサイトを見るために
ネットサーフィンでは正直勿体ない時間の使い方です。
本当に無駄なのかを検証・検討
ですから、独立後、ある程度遊んで時間の整理をやっていて、
これ無駄じゃないかなあ?と思うのがあったります。
それが本当に無駄なのかという結論は、
すぐに考えることができますが・・・
本当に無駄なのかどうなのかということは、
分かりません。
例えば、私がやっているブログのネタになるかも
しれませんね。
独立した税理士が超無駄な時間を過ごしてみた!
ということでも良いわけです。
税理士なのになぜこうなったというようなネタです。
バイトテロのように、何かしらの法律に抵触する
様な事でないと、税理士法37条は適用できません。
信用失墜行為の禁止という規定です。
炎上商法すれすれをやって、twitterでフォロワーを集めている
税理士もいるくらいなので。(誰とは言いませんが)
それに比べたら、大したことないですね。
(この先生は今は、まともなことを言うようになってます。)
ですから、もし、あなたに趣味があれば、
それを有効活用できないかを考えましょう。
目的をもって時間を使えば、有意義な時間を使えます。
独立して、全部仕事ではちょっと寂しいです。
趣味×士業資格で稼ぐ方法に!
趣味×資格で稼ぐことはできないか?
さて、なぜ有意義な時間を使ってほしいと
申し上げたのかというと、
私は趣味×士業資格で食べられないかなあ
ということも模索しています。
今現在は、ただのブロガーという肩書でやっています。
ただ、税理士とブロガーの2つということです。
なぜ現在もブログを続けているのかというと、
月々収入があるからです。
PVが月7,000ちょっとで、収益が3,000円くらいなので、
広告収入はPV単価0.42円ということになります。
ブログがなかったら、この収入はありません。
年間に直すと、36,000円ですね。
ちょっと良い食事ができる金額となります。
私は士業資格があるから士業の仕事だけをやっていく
ということではなくて、
プラスαの収益があると良いと思っています。
士業がダメになったとしても、他の収益がちょっとでもあれば、
それをやっていこうとなると思いますね。
また、ずっとやっていることがあれば、
士業資格の肩書と組み合わせることで違いがでます。
私の場合には、バンドをやっていますので、
趣味のバンド×税理士ということも言えますね。
要するに、収益化するように持っていけることを
資格と組み合わせて使えないでしょうか?ということです。
管理に時間をとれらる
ここまで強調するには、理由があります。
資格商売は、ある程度までいくと後は同じです。
人を雇って、事業を拡大するということです。
人の管理、事業の管理など経営者は様々な管理に追われます。
逆にこれをしない様な体制ができば良いですが、
そうなると、中堅規模の事務所ではなく、
非常に大きな組織にしないといけません。
それこそ、少なくても年商10億円以上は必要です。
税理士であれば、関与先を見てください。
経理さんが、総務と人事を一緒にやっていませんか?
人事部長的な人はいますか?
ご自身の税理士事務所には、人事部長的な人はいますか?
要するに、事業をやっていくと管理に時間を取られて、
逆に自分の首を絞めることになりますね。
税理士業一本でやっていくということであれば
良いのですが、私はそれだけだと飽きます。
いくら好きなことを仕事にしていても、
私は飽きてしまうのです。
面倒でも他のことをしていて、自分の時間を圧縮して
常に忙しくしていた方が自分に合っていると感じています。
この辺りは、すぐに決められるものでもありません。
いきなり、やろうとしてもうまくはいきません。
私も今の状況があるからこそ、他にチャレンジして
見ようかなあと思ったのですから。
将来的に、趣味×資格で稼ぐことはできないか?
これは頭の片隅に置いて頂けると幸いです。
編集後記
今日は、申告書作成祭りになっていますね。
法人1件と個人2件となります。
チェックも法人1件、月次決算1件ありますので、
通常の税理士業務となりますね。
後は、明日、決算のだけの訪問がありますので、
その準備もしないといけません。
2/20までが勝負ということになろうかと思います。
ではぼっち税理士の齋藤でした~
それではまた👍
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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。
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