このデータを見ると悲しくなる・・・
税理士として女性は活躍できる
私は税理士は女性にとって活躍しやすい
職業なのではないかと思っています。
独立した場合を想定するとですが。
その本質的な意味合いとしては、
独立すると自分のスケジュールを
自分で考えられることがあります。
これが女性が活躍できる思う根拠です。
一口に女性といっても色々いるわけなので、
私が想定する女性は、結婚していて、
子供がいて、子育てをしている想定です。
どういった家庭環境かはそのご家庭に
よって様々ですが、旦那様が勤務であれば
通常は奥様が家庭のことをやっている
そんな状況なのではないでしょうか?
そういった場合でも独立していれば、
税理士として自分に合ったスタイルで
働くことができるわけでです。
顧問先があったとしても、
通常定期的に伺うのは月1回でしょうし、
連絡は電話やメールで済みます。
お客様から見れば、相談に対して
答えてくれればいいわけですから、
子育てしていようといまいと
それは関係ないと思います。
まさに女性にうってつけの職業、
それが税理士だと思うのです。
女性にとって働きやすい環境か?
さて、それでは税理士として勤めた
場合には働きやすい環境なのか
ということになります。
これは私の個人的な感覚なのですが、
働きやすい環境ではないと思います。
特に託児所を併設しているような
事務所はまれです。
託児所を併設しているような事務所は
そんなに多くありません。
もともとが低い給料で人材を回して
処理していくスタイルの事務所が多いので、
託児所までは手が回らないのでしょう。
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また繁忙期が存在することが多いです。
特に12月から翌年3月までです。
事務所によりますが、土日出勤当たり前、
確定申告件数50件やりました!
なんて人はざらにいます。
また、税理士の年齢もネックではないか
と思っています。
基本的に上から目線の人が多い印象です。
雇ってやっている的な印象があり、
柔軟性は期待できません。
子供熱を出して・・・というような
急な休みに対応していくれるかは
事務所によります。
税理士業界自体は、女性を昔から
受け入れており、女性には寛容だとは
思いますが、税理士自身が時代に
追い付いていない場合があります。
したがって、働きやすい環境ではないと
私は個人的に結論を出しています。
女性の声を反映させるに至らない
また、女性の声を反映させるに至らない
という風に思っています。
私は東京なので、東京税理士会のことしか
分からないのですが、常務理事に3名の
女性が在籍しているだけです。
今年の東京税理士会の定期総会にようやく
託児スペースが設けられるようになりました。
実際には各部会に女性はいるようですが、
物事を決められる地位にいるのは、
常務理事なのでここには3名しか存在しない
という事実なのです。
今後、東京税理士会は副会長を7名にしますが、
そこにも女性は含まれていません。
男性社会が根強く残っているといっても
過言ではありません。
加えて女性の登録者推移ですが、
平成28年3月現在の日税連のデータによると
女性税理士は10,859人です。
全体に占める女性の比率は14.4%です。
いかに女性税理士が少ないかが分かります。
有資格者(税理士登録していない人)が
一体女性で何名いるのかはわかりませんが、
それでも少ない印象です。
女性の活躍できる職業であるかどうかがカギでは?
税理士業界の今後の発展は、
若者の受験離れなどが言われています。
そうではなく、比率的に女性が少ない
ということが事実なので、
女性が活躍できる職業かどうかがカギだと
私は思っています。
最終的に資格商売になりますので、
どんな形にせよ、女性の比率を高める
ということが現実的な路線であり、
税理士業界に風穴を開けてくれると
私は想定しています。
理想は50:50が良いと思っています。
そうしますと、税理士会自体の会務も
どこかの団体に偏る、政治的な駆け引き、
えらくなりたい欲求などといった
わけのわからないことが減ると思っています。
編集後記
今日はオフとします。
今後は完全週休3日に移行しようかと
ただいま実験中です。
週休3日すると仕事が溜まるという
声をよく聞くのですが、
それは本当なのかなあと思います。
つまり、誰かに余計なしわ寄せが行って
1人ではさばききれない仕事量になっている
だけなのではないかと思います。
良い言葉いうと少数精鋭ということでしょう。
もう時代に合わないと思います。
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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。
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