【値段設定と説明】値段設定には説明が必要。ビジネスでは料金表を作っていない仕事も来ることがある!




iphone8にて撮影!

値段設定と説明とは

値段設定と説明とは、

なぜその値段となったのかの説明を

求められる又は自主的にすることです。

 

例えば、最近だと士業の顧問に似た

月額料金がかかるサービスがあります。

オンラインサロンです。

 

月額10,800円!

今話題のあの人に会える!

ビジネスの相談などが生でできる!

 

といった触れ込みで宣伝されたり、

実際にオンラインサロンをやる人が

自分で宣伝してみたりしています。

 

月額10,800円といったことですと

あまり説明は求められません。

これが例えば、10万円、20万円となると

話は別かもしれません。

 

いくらの段階でその説明を求められるかは

依頼者の個人的金銭感覚によるところが

大きいと思います。

 

料金表を作っていない仕事が来たら

では、料金表はあるが、

その料金表で想定していない仕事が

来た場合にはどうしたら良いでしょうか?

 

私の考えを申し上げると、

内容を確認して、金額提示するやり方と

規模(金額が分かっていれば)の5%など

といった形のどちらかの金額になると

思います。

 

サービスメニュー

 

実際にすぐに回答するかどうかは

別にしてです。

 

金額をそのまま提示する方法だと

内容を聞いたうえで、提供すること

1つ1つに料金を振っていくことになります。

 

こうしたことの積み上げで総額の料金が

作られていくことになります。

見積もりや仕事を依頼した側から見ると

わかりやすい料金となります。

 

対して、金額の規模が決まっていて、

それの例えば5%というような

請求の仕方だと依頼者の目には

よくわからないと感じると思います。

 

この場合には、詳細な説明や

仕事の範囲も決めないといけませんし、

どういったことでそうなるのかを

わかりやすく説明することになります。

 

時価という言葉に惑わされない

時価ということが言われます。

相場といってもいいかもしれません。

これに関しては、時価を適用して

良いものとダメなものが存在します。

 

例えば、委託業務が最たる例です。

どこまでの範囲なのか、時間は?など

色々検討事項が多くなってきます。

 

従って、相場や時価はあるにはありますが、

それでやると一気にサービスの質が

低下するということが想定できます。

 

時価や相場で依頼者は損していないと

思うのかもしれませんが、逆に言えば、

その金額を請求しておいて、サービスの質を

低下させてされてもわからない場合があります。

 

時価や相場といった聞こえの良い

言葉に依頼者が騙されることがあります。

 

また、仕事をする側も時価や相場に、

振り回されないことが重要です。

そういったものは、どこかの業界が

調べて平均値などを算出して勝手に

計算しているものが多いです。

 

税理士であれば、税理士紹介会社です。

安い業者だけを調べて平均値を算出すれば

相場は安いものとなってしまいます。

 

ですから、時価や相場を言われたとしても

ひるむ必要性はありません。

そうではなく、なぜ決めた料金になるのか?

その料金には仕事ととしてこれが入っている

といった説明が重要になります。

 

それで、頼むか頼まないかは依頼者の判断

ということになるのです。

ぜひ、時価や相場に惑わされない事業を

自分で構築していきましょう!

 

B to B B toCどれをとってもやはり説明が大切

私の場合、法人をメインとして顧問を

行っていて、外資系が80%くらいです。

この中で、料金については、交渉を

行ってくることが多々あります。

 

ですから、通常の税理士とはちょっと

違った感覚があります。

交渉されて当然という感覚です。

 

この交渉をしたことがある方は

わかると思いますが、

相手がどの程度で落としどころを

図っているのかということが

非常に重要ではあります。

 

しかし、仕事をする方としても、

もっと報酬が欲しいということがあります。

この場合にやはり前提として説明から

入ることが重要です。

 

そのうえで、たとえ相手の思った料金に

なったとしても、料金改定時には、

ご説明の通り、次はこうします!

といった次回に向けた布石を打つことも

できるのです。

 

日本人の感覚として交渉や報酬をUP

させることは心情的にちょっと・・・

と思うかもしれませんが、実際には

ビジネスとして通常の行いなのです。

 

 


編集後記

今日は、午後から訪問1件です。

昨日、辞めた任意団体の役員の方と

飲んだのですが、ちょっとあらぬ方向に

なりました。

 

私が辞めたことが伝わっていなくて、

どうも内部でいろいろ動いている

人がいるようです。

所詮任意団体だしこの程度かと

呆れてしまいました・・

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

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ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。