【資格取得と人生設計】資格取得前と取得後の人生を考えておく。専門職だからといって固執することはない!




最近はまっているウイスキー!!

資格取得と人生設計

資格取得は人生でも重要な決断です。

特に、士業に関する資格取得は、

人の人生を大きく変えることがある分、

取得までに時間がかかることもあります。

 

最初は何歳までに資格を取っておきたい

そんな風に思っていてもうまくいかない

ということはざらにあります。

 

また、人生を賭ける決断をしていても

思いとは裏腹に腹が座らないことも

あるので、難しいところです。

 

私は会計の世界で生きてきていますが、

資格自体は多く持っていません。

税理士になる前に、簿記2級を取得、

その後税理士となっています。

 

当たり前かもしれませんが、

簿記2級の受験生の腹のすわりと

税理士試験の受験生の腹のすわりは

異なります。

 

より上級?という表現があっている

のかはわかりませんが、世間的に

難しい試験になればなるほど、

受験生も人生を賭けてくるのです。

 

しかし、人生を賭けていても、

実際にはその資格の取得後に

どうなりたいのか?

どうしたいのか?

 

そういったことを考えている

ひとは少数派です。

そして考えていない人ほど、

 

資格取得後にバラ色の人生があると

考えている人が多いように思います。

現実はそんなことはありません。

 

独立はできますが、その分廃業もあり、

自分の事務所を維持していくことは

難しいのです。

 

 

資格取得前と取得後の人生を考える

さて、そこで資格取得前と取得後の

人生を考えておくことをお勧めします。

これには、目指す資格取得を運営している

団体の情報が重要です。

 

税理士であれば、日税連がそういった

情報を提示しています。

 

 

その情報にて、自分の資格取得に関する

人生を考えることができると思います。

 

サービスメニュー

 

例えば、将来は独立したいということ

であれば、開業率がある程度あり、

廃業率が少ない資格が良いです。

 

また、資格取得までに時間がかかって

いてはまずいので、そこもチェックです。

 

例えば税理士試験は平均で10年かかる

と言われています。(働きながらだと)

この間は、税理士事務所で丁稚奉公で、

給料が低く、同僚の質も悪いかもしれません。

 

など、目指す資格と働く環境も大事です。

恐らく、資格取得では士業を目指す方が

多いのではないかと思います。

 

しかし、士業になることは平たんではなく

色々難しい面もある事実を知っておいた方が

良いわけなのです。

 

専門職に固執することはない

さて、士業となると専門職です。

独立して私が気が付いたのは、

専門職だからといってそれに固執して

その業務だけをしなければならない

ということはないということです。

 

何が言いたいのかというと、

食べていくためには違法以外のことは

なんでもやってみることです。

 

また、良いか悪いかは私は言いませんが、

マンパワーを必要とする様な仕事を

嫌う傾向が最近あるようです。

 

例えば、税理士であれば記帳代行、

社労士であれば給与計算です。

 

こうしたことで足かせをしてしまうと

独立直後だと仕事がうまく取れません。

こうしたマンパワーが必要な仕事は

今も昔も必要とされる仕事です。

 

専門業務に固執しないという考えは

なかなかもつことができません。

なぜなら、専門職であることを

看板にしているからです。

 

そうではなく、取得した資格を

どうやって使い、どんな仕事ができるのか?

そういったことを考えるわけです。

 

私の場合には、税理士業務以外に、

経営コンサル、社内の業務フロー効率化、

資金繰り対策、記帳指導、独立支援なども

業務に入ってきます。

 

つまり、近接業務があるので、

そこもうまく捕まえておくことが

必要ということです。

 

人生設計としての撤退を考えておく

最後に、資格取得では最も決断が

難しい撤退です。

来年やれば合格できるから・・・

 

ということでずるずるとやってしまう

そんなことが資格取得ではあります。

 

いつ終わるのかの計画を立てていないと

こうなっていまいます。

 

撤退する決断は最も難しいです。

どこで決断を下すのかも計画に

盛り込んでおきましょう!

 

テレビやネットなどで年齢は重要ではない

というで特集されている人を見ますと

確かにそうだなあとは思うのです。

 

しかし、いつまでも取れない資格を

夢見てもしょうがないこともあります。

撤退の決断も必要なのです。

 

私としては、撤退の決断は一概には

言えませんが、方針としては、

年齢、あとどれくらいで取得可能か、

実務経験は必要か、取得後速やかに

独立して食っていけるか

 

こうしたことを判断基準にすれば、

良いかなと思います。

 

税理士だと判断しやすいです。

会計2科目を取って、税法科目で2年

合格しない場合には、

もう辞める決断をしてもいいと思います。

 

向き不向きではなく、それ以上やると

ずるずると行ってしまう資格だからです。

要するに合格することはいつかしますが、

それがいつになるかが分からないのです。

 

士業はだんだんと地位の低下、

報酬も低下、取得試験は難しいという

おかしなスパイラルになってきています。

 

そのため、撤退もやむなしという

決断ができることは良いことなのです。

 

 


編集後記

今日は朝から訪問です。

午後は増資案件のスキーム作成です。

ようやく自分の力を発揮できる

仕事が舞い込んできました!

 

報酬もそれなりになりますので、

まあ、モチベーションは高いです。

 

 

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
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異なる取り扱いになる可能性があります。

 

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