税理士試験と繁忙期の付き合い方、夜に勉強しないことがカギ!




国税庁第3庁舎にて!

税理士試験と繁忙期

税理士試験と繁忙期は切っても

切れないのが税理士業界です。

繁忙期の就業時間は事務所によって

異なると思います。

 

例えば、1月からは夜の9時まで

残業が続く、2月からが残業が多くなる

といったように事務所によって

違います。

 

私が勤めていたときには、

1月から繁忙期が始まっていました。

連続で夜の9時までとなるような

ことはありませんでしたが、

7時くらいで帰っていた感じです。

 

拘束されていた時間にすると

1日10時間くらいです。

睡眠時間は8時間くらい欲しいので

1日で使える時間は6時間です。

 

この6時間をどうやって使うのか

就業時間中の移動時間もどう使うか

この2点が税理士試験を学習するのに

使う時間になります。

 

 

夜に勉強しないことがカギ

私がやっていたのは、

夜に勉強しないことです。

 

全く勉強しないという意味ではないです。

理解が必要な勉強は避けるという意味です。

 

夜に仕事から帰ってきて、

頭を使ってきている以上、

疲れていないようでも疲れています。

 

ですので、理論の暗記だけに

使っていました。

簿記論ですと理論の暗記は

必要ないことが多いと思いますので、
(最近は理論が問われるときも
あるようですが・・・)

白紙の紙に問題の仕訳だけを

書いていくのもありです。

 

つまり、あまり頭を使わない

単純なことに時間を使った方が

良いと思っています。

 

 

朝方の生活に無理やり持っていく

夜にやる勉強とは違って、

朝にやった方が良いかなと

思うものがあります。

 

それは、税法でいえば計算です。

テキストを読み⇒問題演習

という流れで通常は大丈夫です。

 

次の授業までに上記を3回転すれば

以外に覚えていますし、忘れないです。

忘れていても回復が早いです。

 

私が受験生の時は、朝5時から勉強する!

と決めていましたので、

朝の4:30に目覚ましアプリをかけて、

5時までインターバルを取って

起きるということをしていました。

 

勉強時間は5時から7時まで2時間です。

これであれば、総合問題も解けます。

私の場合には、簿記論、税法に

関係なく、時間を短縮して総合

問題を解いていました。

 

簿記論は、第1問と2問が15分、

第3問は30分にしていました。

税法は、50分で計算問題を解く

という練習をしていました。

 

時間を短くする理由は、

1.簡単な問題を見つける練習

2.先に基礎点(簡単な問題の得点を取ること)

3.簡単な問題でミスしないこと

 

上記3点をどうにかしたかった

からなので、時間短縮していました。

まあ、合格できれば、どんな練習でも

良いと思います。

 

ただ、簡単な問題が分からない、

簡単な問題でミスする

得点が伸びない

といったことで悩んでいる方は

何度か試してほしいなと思います。

 

 

まとめ

税理士試験と繁忙期は切っても

切れないです。

残業が多くない事務所を探しても

就職できないかもしれません。

 

であれば、うまく付き合っていく

事しかできません。

大学院に行くという手もありますが、

事務所が認めてくれるかわかりません。

 

最終的に税理士になった経緯は

お客様には問われませんが、

周りを見ていると、

大学院へ行った方の思考で多いな

というものが、知識が不足して

いるのではないか?

 

実務で通用しないのではないか?

ということです。

 

これについては、試験合格者で

あっても知らないものは知りませんし、

試験合格者であっても、

全部の税法を知っているわけではないです。

 

私も酒税について聞かれても「?」

ですし、実務では、上場株の申告を

ほとんどやってきていませんので、

 

実務別表の書き方教えてと

言われても「?」となります。

仕事ですから、経験して

覚えていくことが多いです。

 

 

 


編集後記

今日は面談1件と訪問1件です。

雪が降りだす前には帰宅したいと

思っています。

 

昨日、初めて司法書士の学習を

サボってしまいました。

なぜかテンションが下がって

いまして・・・

今日は2日分を取り返します。

 

 

司法書士学習日記

民法:抵当権③~④

昨日までの復習

 

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ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。