税理士として独立する場合の準備は?




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税理士として独立する場合の準備

税理士資格を取った場合には、

独立又は勤務のどちらかを考えます。

私は独立派でした。

 

ざっくりとした準備は、約2年行いました。

最後の相続税法という試験が残っていた

だけだったので、とったらすぐ独立する

つもりでいましたので。

 

独立の準備としては、ついて来てくれそうな

お客様の選定はやっていました。

あくまで自分の中の選定で、後は、出たとこ

勝負であることは言うまでもないです。

 

お客様がついて来てくれる条件は

色々あるのだと思います。

例えば、私は前事務所では、6年半

在籍していました。

 

長いのか、短いのかは業界の平均を

知りませんので、不明ですが、

前事務所の基準だと長い方です。

その間に、固定となった担当が

あったのでやめるまでずっと

やっていました。

 

人にもよりますが、在籍が長くなると

お客様と自分の距離が近くなります。

最大の準備はまずは在籍を長くする

ということだと私は思っています。

 

ついて来てくれるお客様が

良いお客様かどうかは運になります。

良い、悪いは自分の判断ですから。

 

勤務時代の準備で役に立ったのは、

税理士事務所の運営方法が書いてある

本でした。

 

その本を読まなければ気が付かなった

部分になります。

 

後は、独立後の自分の生き方としては、

こういったものも良かったと思います。

 

最新のものもありますが、

独立前だとこちらを読んだ方が

良いかなと思います。

衝撃を受けたことを覚えています。

 

こういった本の様に経営できたり

生きられればいいのですが、

そうもいかないのが現実です。

 

 

 

 

独立後の収入確保が一番の課題

いきなり独立はお勧めしません。

私は独立推進派にも関わらずです。

なぜかと言うと、食えないからです。

 

私の場合には、ついて来てくれた

お客様がいたのでよかったですが、

周りでは、お客様ゼロスタートが

多いと思います。

 

ゼロスタートでお客様を引き付けて

食えるまでになるには現状相当

厳しいと思います。

スタートは自分ひとりなので、

借入をしてそれを生活費に

当てるという意味がないことを

やってしまいます。

 

必ず、前事務所の担当の内、

自分について来てくれそうな

人をピックアップして、

独立後について来てくれるように

話はしておいた方がいいです。

 

例えば、独立するタイミング、

独立後の料金(引き継ぐことが多い)

などはやってもいいと思います。

 

私の場合ですと、

私について来たいと言って

頂くお客様のみを引継ました。

 

私の周りの話を聞くと、

お客様からの提示の方が多いです。

前事務所にとっては残念なこと

かもしれませんが。

 

ですから、実際には、お客様からの

アプローチの方が多いと私は

思っています。

独立するということは、その人に

何かがあるということなのでしょうから。

 

お客様がゼロになる主な原因は、

前事務所の妨害等が多いです。

この様なことにしないために

事務所とは円満退社を目指して

おいた方がいいです。

 

後は、独立後に前事務所と

所属する支部が一緒にならない

方がいいです。

 

たまに、支部活動に熱心な人が

いるので、後々面倒になります。

基本は、前事務所を辞めたら、

後は当たらず、触らずです。

 

 

 

とりあえず何でも受けてみるのもあり

さて、どうしてもお客様がゼロだった

という場合もありえます。

この様な場合には、何でも受ける

というスタンスが良いと思います。

 

食えないと独立維持はできません。

とりあえず売上の確保が大事です。

仕事を選んではいられません。

 

戦略としては、地域の設定価格の

最低報酬をボトルネックにして

集客をしていくことになります。

あくまで最低価格で、通常の

報酬に近づける努力をする

ということです。

 

低料金になってしまったときは

その金額で受けてやってみるで

良いと思います。

 

仕事をやっていって、まずは

食べていけるという心の余裕を

つくっていないと、その先へは

進んでいけません。

 

後は、所属支部の報酬がある

仕事を請け負うということも

いいかもしれません。

 

また、独立後に担当先に独立しました

という手紙を送付することです。

独立後なるべく早くやった方がいいです。

その時には、営業活動とならないように

して、本当に独立の挨拶程度でいいと

思っています。

 

先ほども言いましたが、ついて来たいという

アプローチはお客様からの方が多い印象です。

電話やメールで連絡が来るかもしれません。

 

 

他の視点から

巷で、ホームページは必須、

ブログを書くことがいいと

言われていると思いますが、

そんな簡単に問い合わせはないです。

 

最初の2~3か月は問い合わせが

ない場合が普通だと思います。

周りを見てみると、9カ月たつけど

まだ問い合わせは一件もない

様なのです。

 

独立はなかなか厳しい道のりです。

独立する前事務所で営業活動を

してよい事務所であれば、営業活動

を行うこともいいかもしれません。

 

しかし、そういった事務所はまれです。

独立すると決めたら、内緒で営業を

してお客様を獲得しておくのも

一つの手ではあります。

 

後は、外注請負でしょうか?

クラウドワークスなどに

登録しておいて、請負をする

ということもいいと思います。

 

 


編集後記

さて、本日は税務調査です。

税理士として一体何ができるのか

ということを念頭にして、

やっていきたいと思います。

 

 

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ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。