税理士試験の正誤表が出ていたとは!?
レベルが下がってますよ!国税庁さん!
税理士試験はこれからが正念場!
税理士試験は、6月から7月が正念場だと
思います。というのは、3月決算が完了
して、本格的に学習に打ち込めるから
です。
私が受験生時代に他の人がどのくらい
の時間学習に費やしていたかは不明
分かりません。私は、1日4時間を目標
にしてやっていました。
働いていると修行僧の様なスケジュール
になってしまうのですが・・・
朝は、5時に起きて計算を2時間やって、
事務所から帰ってきて19時から1時間
計算をやっていました。
理論はどうしたの?と思われる方が
いるかと思いますが、通勤中に回し
て完了しています。
そんなで大丈夫なの?と思われる
かもしれませんが、実は大丈夫だった
りします。
理論は、正確なものを1回じっくり
覚えるよりも、超高速で何回も
回した方が頭に定着します。
人によっては、書いたりして覚え
ますが、超直前期以外はお勧め
しません。手が痛くなりますし
何より働いていると時間がないです。
それで、21時から22時までを更に
理論の暗記にあてて、22時30分で
就寝という流れでした。
平日は、以上の様に学習して、休み
は朝から晩まで予備校で缶詰で学習
になります。
皆さん一緒だと思うのですが、休み
に一気に詰め込んでの学習はしてい
ないかなと思います。
税理士試験はパブロフの犬状態で臨む
様にしませんと合格ラインに乗りません。
従って、毎日学習を継続していく
必要があります。
継続できるスケジュールを構築して
それを狂いなく継続していきましょう!
金曜日に飲みに行くという選択も
あるかもしれませんが、ご法度です!
早く合格したいと考えているので
あれば、スケジュールはそのままで
不可抗力はなるべく避けていくべき
かと思います。
特に何かに必死になっているととなり
の芝生は青く見えがちですが、見ない
ことも必要です。
実際には青くありませんので、税理士
試験に集中した方が気が楽です。
それと税理士業界は、受験数の低下を
懸念しています。ですから、現在受験を
なさっているかたはチャンスだと思い
ます。
というのは、競争相手が少なくなって
いる現状があるので、合格する確率が
相対的に上がっているからです。
どうやら、税理士業界は不景気なとき
に人がやってくる受け皿的な業界の様
なので、現在の売り手市場で、税理士
試験を受けて税理士になろうとする
のは、何か決意をされた方だと思い
ます。
そうであれば、6月からの学習が
合否に影響を与えますので、シャカリキ
になってみてはどうでしょうか?
6月以降の学習方法
6月以降の学習方法としては、暗記の
割合が少しずつ上がってきます。
今までは、計算8、理論2くらいで
やっていってほしいのですが・・・
6月以降だと計算6、理論4でしょうか?
理論の割合が相対的に上がる理由は、
直前の答練期間で理論を覚える量が
増えるからです。
法人・所得だと20~25題、ミニ税法だと
10題くらいになると思います。
正気の沙汰ではないのですが、クリアー
目標は、理論範囲の網羅です。
上記のような状態なので、高速で理論を
何回も回す学習方法がお勧めになります。
具体的には・・・
1.柱というタイトルは最初に完全暗記する。
2.内容はぶつぶつ言いながら高速で読む
以上の2点だけです。
うそだ!これで覚えられるわけがない!
と思うかもしれませんが、これをやると
高速で読むことになるので、1日に何回も
暗記をすることができます。
理論の根本は暗記なので、理論が覚え
られなくて困っている方はぜひ次の答練
に向けて試してほしいです。
だって、現在のやり方では暗記できて
いない状態でしょう?
まずは、だまされたと思って次の答練
までに3~5回は回してほしいなと思い
ます。
これに慣れると、短いものだと1題5分
長くても7~8分で学習完了です!
精神的にも楽になります。
私はこれで答練期間の理論を詰め込んで
7月になだれ込んでいきました!
暗記と理解が大切
学習に当たっては、暗記と理解が必要
なのですが・・・
まずは暗記したほうが楽です。
計算では最初から教科書を暗記しなくて
もいいのですが、問題を覚えるまで何回
も解き、分からないところを教科書で確認
が効率的なやり方です。
また、個別は解けても総合問題が解けない
答練期間になってつらいという方もいると
思います。まずは、答練の範囲だけ教科書
で、確認後個別を解きましょう!
教科書を確認後にやるので、問題は解けます。
意味ないじゃん!と思うかもしれませんが、
答練を受けたくない、問題を解きたくない
というマイナス思考を吹っ飛ばす方法です。
答練期間で一番陥ってまずいのが、マイナス
思考です。これを楽観的に変えるには、
問題を解くことができるという状態です。
理論であれば暗記できているという状態です。
この様な状態であれば、精神的に楽な
状態で答練を受けることができます。
私は、総合問題を以下の様に解いて
いました!参考までに・・・
1.理論は、問われている部分を赤の蛍光
ペンでマーク、なお、ただしを青の
ボールペンで引いておく
2.計算の素読みで、論点ごとに横線を引き
個別問題のようにしてしまう
3.大体2.までで5分なので、計算から解く
計算は、50分間やる
4.理論は40~45分解く
5.残りの時間を計算に突っ込む
それでも時間が残ったら、プラスの理論を
書いていく
計算を50分で解くのは無理だ!と思われる方
が多いと思いますが、その通り無理です!
最近の傾向として、難しいのは解けないレベル
の問題が出たり、簡単な部分を落とすと合格
できない状況がありました。
そこで私は、計算の50分で誰が見ても簡単な
ところを解いて基礎点(私が勝手に名付けた)
をとる方法にしました。
理論もできれば15分ずつで、残りの10~15分で
プラスの理論を書いた方がいいです。
これで、理論の基礎点は確保できます。
これが合格のシナリオとまでは言えません。
ですが、上位3割には入ってしまうと思います。
だまされたと思って試してみてください。
ただ、いきなり答練の本番で試すのではなく
50分で簡単なところを見極める練習が必要
になります。計算・理論共にです。
いまからでも間に合いますので、練習してみて
ください。また、時間短縮で解く方法は
簿記論にも有効です。
私が合格した時にやった回答時間の割り振りは
15分:15分:30分で本番でも臨みました。
全部やってまた、第一問に戻ったりしましたが、
この方法だと時間管理が面倒というデメリット
はあるのですが、簡単な部分を探せて回答できる
というとてつもないメリットがあります。
まとめ
税理士試験は6月が正念場です!
理論暗記は高速でぶつぶつ、計算は教科書確認
後に問題を解く、総合問題は時間を削って
練習してみるということを繰り返して
ください。
え?応用理論はどうするのって?
柱を丸暗記でいいじゃないですか!
横のつながりで理論を高速暗記して
見るのも気分転換になりますよ!
編集後記
昨日は、相続税案件のマニュアル作成
とホームページの更新を行いました。
また、ネット経由で私と同じような
関与の仕方をしている社労士の方
からメールを頂きまして今度打合せを
する予定です!
今後の方針として、一緒に共同事業
など何ができるのかを考えられたら
と思っています!