【令和6年分確定申告】確定申告会場での運用と確定申告特集準備編サイトの公開

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【令和6年分確定申告】確定申告会場での運用と確定申告特集準備編サイトの公開

こんにちは!

 

税理士・行政書士・社会保険労務

の齋藤幸生です!

 

今回は・・・

税務署が設置する確定申告会場

での運用と準備編サイトについて

解説します。

 

それでは、スタートです!!

 

確定申告会場での運用

毎年のことになりますが

今年も税務署は確定申告会場

の設置を行います。

 

実際の設置は令和7年2月17日

から3月17日までです。

 

確定申告会場は最寄りの税務署

で行っている場合と

 

大きな会場を借り上げて行う

場合の2つがあります。

 

確定申告会場を利用する場合は

事前に場所を確認しておきましょう。

 

コロナ禍から始まった入場整理券

による入場が前提になります。

 

入場整理券は各会場での当日配布

とLINEを通じた事前発行も可能です。

 

例年のことですが入場整理券がある

からと言って予約した日に必ず

入ることができるわけではないです。

 

こうしたことが起こる原因は

税務署がスマホ申告に力を

入れているからです。

 

確定申告に必要な資料を持参

いただき、あなたのスマホに

金額を入力して申告します。

 

このときに必要なものとして

・マイナンバーカード

・利用者証明用電子証明書(パスワード4桁)

・署名用電子証明書(パスワード6~16文字)

 

利用者証明用電子証明書は

3回連続で間違えるとロックされ

 

署名用電子証明書は

5回連続で間違えるとロックが

かかる仕様です。

 

事前にパスワードがあっているか

を確認するとか

 

パスワードを忘れてしまった

場合には市区町村に行って

 

パスワードの再設定を行う

といった行動をするとよいでしょう。

 

マイナンバーカードを使いたく

ないというのであれば

 

税務署で事前に本人確認をして

IDとパスワードを発行してもらう

ことができます。

 

こちらでも対応可能になるので

いずれか使いたい方法を選択する

ことになります。

 

 

 

確定申告特集準備編とは?

国税庁は毎年11月下旬から12月

上旬くらいで確定申告特集準備編

というサイトを立ち上げます。

 

確定申告の啓蒙と早めの準備を

してもらうための広報活動の

ようなものです。

 

昨年からインボイス制度が

始まって消費税に関する情報も

増えたと感じます。

 

実務上でよく調べられることは

・医療費控除

・住宅ローン控除

・ふるさと納税

といったことのようで

 

こちらについてはよく見られている

ページとしてトップ画面に表示されています。

 

近年では国税庁もYOUTUBEチャンネル

を持っておりこちらに誘導する形で

 

申告方法の動画を見ることでできる

ようにもなっています。

 

 

上記のほか、スマホ申告

マイナポータル連携による

自動入力の案内

 

キャッシュレス納付といった

トピックを扱っています。

 

サイトの中で見ておいた方が

よいと感じるのは画面下部にある

・申告の流れ・申告が必要な方

・申告の準備に関する情報を見る

といったものです。

 

申告の流れ・申告が必要な方

ではパソコン又はスマホを使った

申告について確認できますし

 

チャットボットによる相談の

案内も確認できます。

 

またインボイス発行事業者の申告

についても確認できます。

 

申告に関する情報では

e-Taxの利用方法などを確認できる

ほかマイナポータル連携と

 

マイナンバーカードの取得について

も確認できます。

 

まとめと税務署が目指していること

確定申告会場での運用や

準備編サイトを見ていると

 

かなりe-Taxなどのネット上の

手続を重視していると感じます。

 

これは、税務署の目的があって

自宅ですべてが完結するような

申告を目指しているからです。

 

特に最近はスマホ申告に力を

入れているようです。

 

結果として確定申告会場では

入場整理券による管理と

 

スマホ申告が前提になりますし

準備編のサイトでもe-Taxで申告

してもらいたいので

 

動画で申告書の作成方法を

紹介するといったことも

やっています。

 

 


編集後記

税理士会と税務署が共同で行う

確定申告無料相談での申告も

スマホを使った申告件数の増加を

 

なぜか、税理士側に求められる

変な状態になっています。

 

そもそも平均65歳くらいと

言われている税理士にスマホ申告

をやらせるのはちょっときついかと

思いますね。

 

今年従事した確定申告無料相談では

税務署の職員が納税者の横につき

 

スマホの操作を説明しながら

申告されていました。

 

納税者も60代くらいのかたで

ちょっと困惑しながらでしたね。

 

来年はご自身でできますか?

と問われて来年もこちらに来ます!

と答えていたのが微笑ましかったですね。

 

 

では税理士・行政書士・社会保険労務士

の齋藤幸生でした!!

 

それでは、また!

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。