【個人事業主】投資と税金のすみわけでお金を増やすことを解説
こんにちは!
税理士・行政書士・社会保険労務
の齋藤幸生です!
今回は・・・
個人向けの投資と税金の
すみわけとお金を増やす
方法を解説します。
それでは、スタートです!!
投資と税金のすみわけでお金を増やす考え方
個人事業主としてお金を増やす
方法は無駄遣いをやめて
極力税金の支払いを減らし
浮いたお金で投資をして
お金を増やす方法になります。
お金を増やす前提はお金を
使わないことになります。
これによって浮いたお金を
つくって、浮いたお金で
投資をしてお金を増やします。
お金を増やす場合には税金が
かかってきます。
投資では株式の譲渡損益や
配当金に所得税率20.42%が
課されます。
所得税を最小限にするための
方法を優先して考える必要があります。
投資のすみわけでお金を増やす
投資のすみわけでお金を増やす
ためには税金はなるべく発生させない
方法を選択します。
税金がかかる順番に制度を考えると
①NISA(金額上限があるものの税金は非課税になる)
②iDeCo(もらうときに税金はかかるが運用中は所得控除になる)
③特定口座(20.42%の所得税だけで完結できる)
④一般口座(絶対に確定申告が必要)
上記すべてで共通しているのは
利益が出ていないと税金は
発生しないことです。
どのような銘柄へ投資するのか
という判断前ではNISAで運用する
ことが税金では得になります。
NISAはNISA口座で運用している
ものが非課税になりますが利益が
出ていないと非課税の有効活用は
できません。
iDeCoも運用中は非課税ですが
運用が終了するまで利益が
でていないと運用中の非課税を
有効活用できません。
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iDeCoのデメリットは運用期間中
資金を引き出すことができない
制度になっています。
しかし、運用期間中は所得控除
である小規模企業共済等掛金控除
の適用になります。
あなたの所得税率を仮に10%
月上限の68,000円を支払った
という前提で考えると
68,000×12×10%=81,600円の
所得税を減らす効果があります。
一方、特定口座で20.42%が控除
されるのは株式の譲渡益や
配当金をもらったときです。
もし、株式の譲渡損が出た場合
確定申告にて損失の繰越損失や
損失分と配当金を相殺するなど
して税金を減らす申告が可能です。
ただし、確定申告することで
収入(売上)は増えるため
他の制度に影響がでてしまい
ある制度を活用することができなく
なる可能性があります。
活用している制度で使えなくなる
基準を確認したうえで申告するか
どうかを判断します。
一般口座は確定申告が前提になる
運用になります。
あまり多くはないと思いますが
一般口座で運用した1年間の損益
を通算しますので
利益が出ている場合には税金が
発生してしまいます。
あまり使わないほうがよい
口座だと考えます。
NISAの非課税で税金を最小限にしてお金を増やす
よほどのお金持ちでなければ
税金を最小限にするために
NISA口座での運用になります。
NISA口座は2つの運用があり
つみたて投資枠で120万円/年
成長投資枠で240万円/年
それぞれ非課税になります。
両方を使うことで年間360万円
非課税になる仕組みです。
両方を使うことで最大1,800万円の
非課税まで使うことができます。
投資する対象は少し違いがあり
つみたて投資枠は投資信託のみ
成長投資枠は上場株式と
投資信託のいずれも運用可能です。
NISAは長期保有による複利で
資産形成を補助する役割があるため
長期保有をするために活用する
という考え方になります。
今回は浮いたお金で投資をする
ことを前提にしていますので
次のような運用方法になる
と考えます。
浮いたお金で最初に投資する
順番として
①つみたて投資枠で手数料が安く長期保有で安定的な投資信託へ投資
②①で200万円くらい手元資金が集まったら成長投資枠で長期保有の業種の上場株式へ投資
③①と②を繰り返す
といった考え方です。
いきなり成長投資枠を使って
運用する方法ができますが
初心者が個別株に手を出すと
高値掴みになったりとか
投資する時期を間違ったりとか
経済不安などで株価が下がって
不安になったりとかします。
実際には株価は下がったら
どこかで反転して上昇するのですが
2~3年の短期の株価変動に
耐えられない人が多いと考えられます。
個人事業主の本業は事業なので
あまり株価に関心を持たずに
できる投資信託で慣らして
ネットや本などで学習してから
個別株の投資を考える方が
よいと思います。
編集後記
個別株は100万円くらいあれば
ある程度の銘柄を購入することが
できます。
NISAで運用するのであれば
長期保有である5年以上を見る
必要がありますので
今後5年を見据えた業種や
新興の会社の株式を購入する
ことになります。
あなたの推し株が見つかったら
追加で購入することもありです。
新興の会社以外であれば
配当率が良い会社とか
株主優待を使う会社の株式を
購入するという考え方があります。
NISAでやらないほうがよい運用は
短期的に売買をしてしまうことです。
株価が下がったらラッキーと
考えて追加で購入するといった
強心臓が必要です。
では税理士・行政書士・社会保険労務士
の齋藤幸生でした!!
それでは、また!
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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
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