【税理士が逃げ出す関与先】会話ができない人はNGになるかも

解除 中止




【税理士が逃げ出す関与先】会話ができない人はNGになるかも

こんにちは!

 

税理士・行政書士・社会保険労務

の齋藤幸生です!

 

今回は・・・

税理士が逃げ出すNGな対応を

させる人を解説します。

 

それでは、スタートです!!

 

税理士が逃げ出すという意味は?

税理士が関与をやめる

という意味になります。

 

一般的な税理士が考えている

ことは、お客様である納税者の

税務リスクを低くするとか

 

税務調査では擁護するといった

ことになります。

 

これをまとめるとあなたの

税務の番人的な存在になります。

 

言い換えると最後の砦といっても

よいのかもしれません。

 

税理士の立場から関与をやめる

という選択は要するに

 

あなたを守り切れないとか

あなたとの協力関係は維持できない

といった意味になります。

 

税理士から関与をやめるという

話になるのは大きく分けて2つ

に集約されます。

 

①あなたとはもう一緒に仕事はしたくないですというケース

②あなたの事業の規模が大きくなってしまって見切れませんというケース

 

②のケースは関与していた

会社が上場することになって

 

上場企業の監査に税務として

対応したりすることが事務所として

無理といった場合で

 

前向きな関与の停止になる

わけですね。

 

しかし、一般的な中小企業が

税理士から関与の変更を伝えられる

ということは

 

その税理士はあなたとの関係性を

断ち切りたいと決断したのです。

 

 

会話ができない人はNGかも

基本的に税理士はあまり普通の

人とは取引がないことが多いと

思います。

 

理由は、税理士のお仕事の多くは

現在の関与先から紹介されるためです。

 

したがって会話が成り立たない

などの変な人からの依頼には

ならないことが大半です。

 

ただ、現在は会計ソフト会社が

間に入ったサイト経由で連絡を

もらうことも増えてきています。

 

こういった人たちの中には

会話が成り立たないケースが

入ってきます。

 

私が契約できませんよ!

と申し上げた例で解説します。

 

業種は接待を伴う飲食店で

働いている男性でした。

 

インボイス制度ができたことで

お店からインボイス登録して

 

確定申告をすることを言われた

らしくそのご依頼でした。

 

 

会話ではいきなり

数年前から働いているが

 

今年の10月から働いたことにして

9月までの売上は除外して申告を

してほしいという依頼でした。

 

私は、それだとあなたが働いている

お店に税務調査が入った段階で

 

除外していることは簡単に

わかってしまうので過去分は

あなたの選択になりますが

 

今年は全部を申告する必要がある

ことを説明しました。

 

ところが、お店から10月以降の

売上だけを確定申告すれば大丈夫

と言われているのでそれでやってくれ

の1点張りでした。

 

私はそれだと脱税ほう助になる

可能性が高いのでそういった申告は

できない旨を説明。

 

それでも食い下がってくる感じ

だったので

 

働いているお店に関与している

税理士に依頼してみては?

と提案してようやく打ち合わせ終了。

 

いくら見込み客だとしても

無理なものは無理なのです。

 

会話が成立しないケースは

おおむねこのような感じです。

 

 

顧問税理士を変更しすぎるとどうなるの?

先ほどの例は脱税を依頼して

くるおかしなケースでしたが

 

顧問税理士を困らせる依頼者

というのが稀にいらっしゃいます。

 

このような依頼者は3か月に1度

とか半年に1度くらいのペースで

顧問税理士を変更していることが

ありますね。

 

このような短期間で顧問税理士を

変更した場合にどうなるのか?

というと

 

早晩、契約してくれる税理士が

いなくなるとか

 

契約してくれる税理士を探す

のが非常に難しくなります。

 

税理士の変更でよくあるケースは

税理士の連絡がうまくいかない

といったことで

 

開業3年目くらいに起こる可能性

が高い問題です。

 

税理士と会社でどちらが悪い

というのではなく

 

そりが合わないといった

イメージで税理士変更になる

というわけですね。

 

3か月とか半年とかで税理士

を変更することは短期間に

変更していると考えられます。

 

税理士変更の回数が3回以上

になると変更が多いなと考える

税理士は多いと思います。

 

こうなるとあなたが今まで

契約してきた税理士よりも

 

あなたのほうがおかしいのでは?

と感じさせるには十分だと

考えられます。

 

 


編集後記

税理士が会話する人の多くは

会社を経営している人です。

 

それだけ多くの経営者と話を

している以上変だなとか

 

この人ちょっとおかしいかも

といったように一般的な人よりも

違和感を感じる可能性が高いです。

 

危機回避能力が長けてくる

というわけですね。

 

おかしな人は実名は出さない

としても情報は共有される

可能性が高いです。

 

社長さん同士のつながりが

あるように税理士同士のつながり

もあるわけです。

 

 

では税理士・行政書士・社会保険労務士

の齋藤幸生でした!!

 

それでは、また!

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。