【弥生レシート】スマホからできる自動仕訳機能を使ってみた
こんにちは!
税理士・行政書士の齋藤幸生です!
今回は・・・
弥生レシートアプリについて
使ってみた感想などをまとめた
参考記事です。
それでは、スタートです!!
弥生レシートアプリとは?
弥生レシートアプリは
スマホのアプリになります。
スマホのカメラアプリと
連動して読み取り
日にち、取引先、金額、
消費税を読み取ります。
スマート取引取込にデータを
飛ばして自動仕訳を行う
といった流れで使う
アプリになります。
スキャナを使わなくても
スマート取引取込の
スキャンデータ取込機能を
使うことができます。
弥生レシートアプリは
2023年7月18日現在で課金なし
で使うことが可能です。
取込の精度と対応を解説
私が自分で使ってみたところで
精度と対応を解説します。
精度の部分は取り込みをする
書類に依存すると思っています。
精度が高い読み取りは
レシートになります。
名称にレシートの名前がある
ためにそうなるのかなと思います。
次にクレジットカードの利用明細
手書きの領収書、水道使用量の明細
といったものを読み取ってみました。
精度は今一つだと思います。
今一つになっていると判断した
理由は次の通りです。
①金額が読み取れないことがある
②取引先が読み取れないことがある
③消費税の金額が読み取れないことがある
④①~③の複合で記載されないことがある
といったことがあったためです。
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弥生レシートアプリを使う
場合の対策は
読み取りの資料をレシート
に限定するとよいと思います。
レシートの読み取りの精度は
高く、ほとんど修正する必要
がないことになります。
読み取った後の自動仕訳では
勘定科目が経費に対応する勘定科目
になっていないことがあります。
自動仕訳機能は初期段階では
あほの子状態になります。
使い続けることでAIの精度が
高まっていきます。
勘定科目の修正をしていくことで
自動仕訳機能の精度が高まる
ことになります。
インボイス制度対応は消費税の措置を使って乗り切る
弥生レシートアプリを使う
事業者を想像するに
売上が大きくない小規模事業者に
なると考えます。
インボイス制度では一定の小規模
事業者向けに1万円未満の取引は
帳簿のみの保存にすることが可能
となっています。
上記は2023年(令和5年)10月
から2029年9月までの取引が
対象になります。
消費税の別の制度では
簡易課税制度があります。
簡易課税制度では仕入税額控除
の適用に当たってインボイスと
帳簿の保存は要件になっていません。
このような制度を使うことで
弥生レシートアプリによる
仕訳の自動化を行っても
消費税の問題が生じることの
ないようにする対策案がある
と考えます。
編集後記
インボイス制度の小規模事業者の
1万円未満の取引について
帳簿のみの保存だけで
仕入税額控除が適用できるなら
1万円未満の取引のレシートなど
は廃棄してよいのかと考えて
しまうことがあると思います。
所得税や法人税では経費の
根拠を残す必要があるため
レシートの破棄はできないと
理解しておく必要があります。
帳簿に記帳したとしても
経費を使った根拠はレシート
などになるためです。
消費税と所得税・法人税では
別々に考えておくとよいです。
では税理士・行政書士の齋藤幸生でした!!
それでは、また!
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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
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