【資金繰り】予算・規模・取捨選択を解説
こんにちは!
税理士・行政書士の齋藤幸生です!
今回は・・・
資金繰りのやり方の当たり前のこと
予算・規模・取捨選択を解説します。
それでは、スタートです!!
資金繰りは予算から始める
資金繰りのためにはすべての
お金をどのように使うのかを
決めておく予算が必要です。
創業間もない会社であれば
資本金+社長の資力・創業融資
が上限になります。
資本金は会社を設立したときに
会社が持つ最初のお金です。
社長の資力とは社長さん
個人が会社へ貸すお金の上限
創業融資は銀行から借りる
ことができる金額です。
すでに事業を何年かやっている
ということであれば
年商+社長の資力+融資
が上限になります。
ただ、上限で予算をつくると
売上が想定のとおりにいかない
場合に破産します。
基本的には年商である
売上高を上限に予算を
つくります。
どうしても売上高だけで
賄うことが難しい金額は
銀行から融資をすることに
なります。
こうしてつくった予算を基に
実績と比較を行って
資金繰り管理を行います。
資金繰り管理は社長さんが
行ってもよいですし
財務・経理担当者が行って
問題はありません。
冷静な判断ができる方が
やるのが一般的です。
売上高の規模により取捨選択する
売上高が予算の上限になる
ということを申し上げました。
言い換えると売上高の規模に
より使うお金の取捨選択を
行うことになります。
やりたいことがあったとしても
規模的にできないのであれば
今は我慢することです。
我慢できずどうしても
やりたい場合には
銀行から融資を受けて
行うことになります。
返済があるため
返済金の確保ができる事業に
しておくことは言うまでも
ないことだと思います。
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私の個人事業から年商
数十億円の会社まで関与して
きた経験から申し上げると
成功している会社の資金繰りは
規模に合わせてやっています。
規模的にできない場合には
できるようにする前に
そういった行動をせずに
我慢して規模が大きくなる
ということを待っている
傾向があります。
誰しもに当てはまるわけ
ではありませんが
結果として我慢して
やれる規模になったら
一気にやる会社の方が
多いというわけです。
当たり前のことほど人間はできない
今まで申し上げてきたことは
当たり前のことだと思います。
個人的なお金の使い方に
当てはめると
100円持っている場合には
100円の経済活動しかできません。
しかし、事業の場合には1万円の
融資ができ返済は7年になります。
7年のうちに実入りを大きくし
返済すれば大丈夫と思っても
仕方ないのかもしれません。
しかし、売上を持ってくる
手法が確立されていなければ
その事業は博打となんら
変わりません。
イメージで申し上げると
お金を借りてパチンコや
宝くじを購入するような
ものです。
事業は基本的に継続性が
求められるため
常に売上を持ってくる
必要性があります。
継続的に、永続的に売上を
持ってきて仕事ができる
仕組みを構築することが
資金繰りをやってく上で
基本的なことになります。
編集後記
社長さんがお金の勘定を
できない場合には一生できません。
会社が資金繰りで相当困っても
できないことになります。
社長さんご自身が変わらないと
会社の資金繰りが変わることは
絶対にありません。
要するに社長さんが
気が付くか、気が付かないか
成功の違いはこれだけなの
かもしれません。
では税理士・行政書士の齋藤幸生でした!!
それでは、また!
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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
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