業務で身につくITスキルと学習して身につくITスキルの違い!




業務で身につくITスキルと学習して身につくITスキルの違い!

今回は、タイトルのとおり、

業務で身につくITスキルと学習して身につくITスキル

について解説していきます。

 

私は、税理士として独立してから、

ブログの立ち上げ、Excelなどを試して、

現在は、pythonを学習しています。

 

同時並行で、RPAにも手を出してみようかなあ

と思っているところです。

 

主にExcelとpythonを経験したことで、

分かったことは、業務だけのITスキルだけでは、

ちょっと物足りないかなあということです。

 

今回は、私の経験を通じた、

ITスキルを身に着ける方法を解説します。

 

それでは、スタートです!!

 

ITスキルを身に着ける方法

それでは、初めに解説したいことは、

ITスキルを身に着ける方法です。

 

業務で身に着ける

現実世界では、業務ソフトで困ったことがあって、

インターネットで調べて身に着けていくことが

多いかと思います。

 

特に、オフィスソフトに代表されるソフトは、

使い方が人によって異なることが多い理由は、

そういった理由からだと思います。

 

業務のために身につけますので、

本人も必死になって調べて、覚えます。

 

ですから、使えるようになるわけですね。

 

ただ、デメリットとしては、

その業務だけのために使うことしか

想定していない、できないといった

思考になるでしょう。

 

加えて、本質的な考え方は放っておいて、

業務さえできれば良いのですから、

なぜそうなるのか?ということが分からない

ということになります。

 

とどのつまり、応用力に欠けてしまう

使い方となると思います。

 

学習で身に着ける

こちらは、結構大変です。

本質的な使い方を身に着けることになります。

 

ですから、とても退屈でしょう。

 

しかし、使い方を覚えておけば、

汎用性がある使い方を身に着けることが

できると考えます。

 

現実では、たくさんの学習方法、教材があり、

選択に迷うことが多いと思います。

 

それに、反復継続をすることが

必要となりますね。

 

ですから、資格を取るためという短期的な

ゴールは必要だと思います。

 

 

業務と学習の違い

さて、ここからは、業務と学習の違いを

解説していきます。

 

業務で身につくこと

業務で身につくことは、

業務の範囲内のことです。

 

ですから、業務から離れたことは、

体験することができません。

 

それに、新たな技術が出てくると

ちょっと前のソフトはもういらない

となる場合もあります。

 

私は、税理士として独立後、

色々いじくってみたのがオフィスソフトでした。

 

word文章を見栄え良くするインテンドを使ったり、

Excelでは、V-lookupなどを使ったりですね。

 

ただ、どれも業務から逸脱することは

なかったですね。

 

つまり、税理士業務内で使うことを前提に

知識を使っていました。

 

従って、いくら業務効率化と言っても、

特定の業務について、別の方法を取ると

工数が下がり、面倒でなく、時短もできる

といったことが多かったです。

 

 

 

 

学習で身につくこと

こちらは、普段では考えないことを

身に着けることができます。

 

私は現在pythonのセミナーに参加して、

様々な側面からプログラミングについて

学習することができています。

 

また、業務という括りではなく、

もっと広い視野、つまり、事業や経営

といった視点からプログラミングを

どうやって使うのか?

 

といったことを考える機会に

出会いました。

 

例えば、pythonでは機械学習(ディープラーニング)

ということを行えるのですが、

 

現実世界のデータを用いてやる場合には、

・どういったデータが必要なのか?
・有効なデータの使い方は?
・どのようなゴールを描けるのか?
・プログラミングで得た結果だけが最適解なのか?

といったことが問題となります。

 

上記で、人が介在しないとできないことは、

有効なデータの使い方以外は人がやらないと

プログラミンは何もできないことです。

 

テーマと逸れますので、これ以上は

深堀りしませんが、

 

結論としては、

 

業務という狭小な部分だけだったITスキル

というものが、事業、経営といった

全体から俯瞰した考えで見ることが

できるようになるわけです。

 

ゴールは事業に落とし込むこと

最後に、ITスキルを身に着けてどうするのか?

そのゴールは、事業に落とし込むことだと思います。

 

確かに、業務効率化は非常に魅力的で、

近年、生産性の向上ということから、

注目され続けています。

 

しかし、個人でできる業務効率化で、

どの程度の効果があるのかなあと思います。

 

先日、あるセミナーでは、

RPAを駆使して、自社の経理担当者は必要なくなり、

 

前任の経理担当者が退職して以降、

RPAの稼働だけで経理周りをやっているようです。

 

それを今度は、自社の業務にもつかい、

記帳代行、給与計算といった業務は

すべてRPAに依存して業務を行っている

ということでした。

 

人は、もっと人間でないとできないことを

業務に組み込んでやっているそうです。

 

その結果、経験者を採用していたが、

未経験者でも採用できるようになった

という事例で説明されていました。

 

このように、ITスキルは業務だけにとどまらず、

逆に、業務だけにとどまっていると、

売れるのに売ろうしなかったり、

社内全般で使えばもっと効率化できて、

より価格の高い分野に人を移行できるわけです。

 

今後は、そういったITスキルの使い方、

身に着ける方法が重要になってくると思います。

 

 

 


編集後記

今日は、午後から支部の幹事会です。

私は幹事なので出席してきます。

(定足数がありますので出席しないと

ダメなのです。)

 

昨日、支部ホームページの会議があり、

大枠が決まって、見積もり段階に移行しました。

もう少しで、制作まで行けそうですね。

 

 

ではぼっち税理士の齋藤でした~
それではまた👍

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。