【年末年始の士業の受験勉強】自宅学習はできると思った6割を目安に!




年末年始の士業の受験勉強

年末年始は、士業受験校も当然閉まってしまいます。

こうなると他の勉強場所を探すということになりますが、

探したところで見つかりません。

 

あきらめも必要です。自宅でやりましょう!

しかし・・・

 

自宅では思うように進まないことがありますね。

理想を言えば、どこでも勉強をできるようにする!

ことですが難しいです。

 

私も自宅だとちょっと勉強がおろそかになるタイプなので

強制的に勉強するように計画をしていました。

 

自分ができると判断した量の6割程度です。

6割の判断について個人差は当然あります。

 

私が6割と判断したのは、基礎項目の復習でした。

税理士試験の場合には基礎項目で失敗すると

合格しないことはわかっていたからです。

 

それでは、年末年始の士業の受験勉強について

考えてみたいと思います。

 

年末年始の受験勉強について

学習場所を探す時間が無駄

年末年始の受験勉強で一番困ることは、

受験の学校が完全閉鎖してしまうことです。

 

これによって、自習室が完全に使えなくなります。

 

ですから、他の場所を・・・と探しますが、

年末年始ですからそういった場所もありません。

 

私は探すこと自体に時間を取られたくなかったので、

あきらめて自宅で勉強していました。

 

最近だと、図書館、ファミレス、喫茶店など、

勉強禁止、1時間以上の長期滞在禁止などがあり、

 

受験生には厳しい世の中となっています。

 

そういったことに目くじらを立てたり、

怒ってみてもしょうがないですし、建設的ではありません。

だから、あきらめも肝心なのです。

 

自宅学習に目覚めよう!

私は自宅学習をオススメしたします!

自宅学習の良いところを上げますと・・・

 

・通学時間不要

・交通費不要

・即座に勉強できる

・音楽流そうが迷惑にならない

・不要な飲み物代がかからない

・お昼代の節約できる

 

ね?かなり良い環境だとは思いませんか?

 

ですが、デメリットも申し上げておかないと

不公平だと思います。

 

・勉強に身が入らないかも

・ゲームなどで遊んでしまうかも

・やる気がおきないかも

・切り替えが難しいかも

 

このように勉強や学習を妨げる要素がありますね。

ですが、それでいいと思います。

 

まずは自宅でやることが重要なのです!

それに後述しますが、ずっと勉強していないと

いけないわけではありません。

 

緊急回避的な要素があるので、年末年始だけと

割り切ってしまえばいいのです。

 

では、自宅学習をやるためにどんなことに

注意をすればよいのかを考えたいと思います。

 

6割くらいを目安に計画を

なんで6割が目安なのか?

なぜ6割なのかを説明しましょう!

10割やっても良いのですが、自宅学習だと

絶対できないからです。

 

時にはやろうと思っても、ゲームやったり、

音楽聞いたり、スマートフォンをいじったりで

何も学習しなかった・・・なんて日もあります。

 

かなりの根気と覚悟が最初は必要なので、

6割くらいで緩めにやるのが良いのです。

 

エンジンがかかってきたなあと思ったら、

ずっとやっていても良いわけですし。

 

ただ!!

6割ってどのくらいなのか?ということが問題です。

 

これは、個人差があります。

なぜかというと、環境が人によって違うからです。

 

例えば、税理士試験の簿記論だと1年間全部を

知っている人と、今年から始めた人だと量が違います。

 

この人たちをひとくくりにするわけにはいきませんよね?

 

ということで、個人差があるということです。

 

私の場合には、昨年と同様の科目が必要な場合には、

基礎項目を復習することが6割と考えてやりました。

 

逆に初学者の時には、まずは確認テストを中心に

できるようにする学習を6割と考えました。

 

どこが6割なのかはちょっと難しいですが、

やり忘れがあっても大丈夫です。

 

全部をやろうとしないでやれることをやる

それが6割の意味だと考えてください!

 

 

 

 

計画と実行は?

さて、計画と実行についてです。

先ほど6割と申し上げましたが、

 

実行まで考えると4割から5割までいかないで

自宅学習を終える方が多いのではないかと思います。

 

それくらい周りの誘惑に勝てない人が多いです。

 

ですから、計画を考えて、それ通りにやることが

最も重要となっていきます。

 

計画は次のように考えると良いですね。

 

・何から始めるか
⇒簡単で、とっつきやすいものから

・時間はどのくらいか
⇒最低1時間

・1日の量は?
⇒やれるときにはやれるだけ

・範囲は決めるのか?
絶対にできるようになるところを決める

 

この4つは計画しておくと良いと思います。

 

こんなんで大丈夫?と思われると思いますが、

日程と時間を考えるとわかると思います。

 

2018年は12月28日が最終営業日で、

2019年は1月4日が営業再開日だとすると、

 

6日間は自宅学習をすることになりますね。

(もちろん、元旦もやってくださいね?)

 

とすると、1日1時間をやったとしても6時間です。

自習室での勉強時間と同じくらいだと思います。

(人によっては10時間くらい平気でやる人もいますが)

 

また、講義はありませんので、授業が進むという

心配もありません。

(通信は例外だと思いますが)

 

ともすれば、止まっている間にライバルと差がつくのは

勉強時間だけということになります。

 

6日間何もやらないで過ごすよりも、最低毎日1時間でも

やるのとではかなり違うのです。

 

自習室で勉強する時間にして1日分は違ってくると

上記の計算でもなるわけですから。

 

だから、毎日最低1時間という制約を設けて、

しかも簡単で取っつきやすいものから攻めることで、

 

勉強がやりやすい環境に自分を持っていくようにする

これをまずはやってほしいのです。

 

それに、できるのであればできるおところまでと

書きましたが、できるときは勉強もはかどります。

 

そういったときには当然できるところまで

やってしまった方が後が楽になりますね。

 

全部やってしまったとしても、最低1時間と

制約を決めていますので、何かをやらないといけない

という強迫観念は残ります。

 

また勉強に向かう感情になると思いますね。

 

また範囲については、絶対にできるようになる範囲という

あいまいなものにしました。

 

恐らくそれが6割くらいになると思います。

全部を復習することは現実的に

難しいのが年末年始です。

 

それだったら、絶対にできるようになるという範囲だけに

絞ることで、できるようになった方が得です。

 

まんべんなくある程度できるのではなく、

何があってもできるようになれるものを増やしていく

そういったことが士業試験には必要だと思います。

 

それが基礎項目や頻繁に問題になるものであれば

尚更だと思います。

 

これで、学習の効率性も期待できますので、

ぜひともやってみて欲しいと思いますね。

 

勉強癖をなくさないことが重要

私がさらに重要だと思うことに、

勉強癖をなくさないことだと思います。

 

年末年始は2018年から2019年にかけては、

6日間となってしまいます。

 

ビジネスパーソンであっても6日間を休むと

流石に仕事をしたくなくなりますね。

 

ということは、勉強でも同様のことが起こっても

不思議ではないと思います。

 

ですから、勉強癖をなくさないためにも、

毎日最低1時間は勉強することはいいトレーニングに

なると思います。

 

量は減っても良いのです。

何もやらないことがまずいのです。

 

それに、こういったことは士業試験に合格した後も

継続できれば他の人との違いとなりますよ。

 

試験は通過点にすぎませんが、将来を考えると

色々よいトレーニングができる機会です。

 

○○癖の中で良い癖を身に着けるチャンスなので、

ぜひとも自宅学習で身に着けてほしいです。

 

 

勉強癖は最高の宝となる!

私は勉強癖は最高の宝だと思います。

理由は、士業となると勉強しなくなるからです。

 

あんまり言いたくないのですが、

私は税理士となって周りを見ていると

 

あれ?なんで知らないのかなあ?と

思うことが頻繁に起こっていたりします。

 

要するに勉強をしていないのです。

日々の業務に追われてできないのでしょう。

 

ですから、知っていると知らないのでは、

0と1の差があり、埋めがたい溝なのです。

 

また、1になって2,3,4と増やしてくことは容易ですが、

0から1に後でしたとしても、すでに3,4となっている人に

追い付くことはかなり難しいのです。

 

ですから、勉強癖があるということだけでも、

他人よりも抜きんでた存在になることができます。

 

士業の学習や勉強は宝物を自分に残してくれる

最高の環境です。

 

ぜひとも士業となっても勉強癖をなくさないで

活動をしていってほしいと思います。

 

 

 


編集後記

今日は午後から訪問に行ってきます。

だんだんと平成最後の訪問となってくるように

なってきましたね。

 

まあ、私の場合には365日働いて、遊ぶということが

今後の目標なので特に仕事納めといった概念はないです。

溜まった本を読む時間がありそうなので実行しますか!

 

 

では国際税務の税理士齋藤でした~
それではまた👍

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。