昨日参加したストレングスファインダーコーチ説明会会場のホテルで撮影
建物を建てるにも毎日働く必要があります!
クラウド会計の継続の秘訣
クラウド会計の継続の秘訣は、意外に簡単で、毎日少しずつでも継続することです。
どういうことかというと、クラウド会計は確かに便利ではあるのですが、あくまで会計ソフトです!
会計ソフトですから一般の人にはなじまない特性があります。
その特性とは、あくまで帳簿を作成するツールであることが挙げられます。
このことは重要なポイントです。帳簿を作成するツールなので、いくら便利とはいえ面倒で、訳が分からない操作はなくなりません。
誰でも使える、流行っている、年額で考えても安いなど導入するメリットはありますが、あくまで我々のような職業会計人から見れば確かに、敷居は下がったように感じますが、一般の方からすればまだまだ帳簿は身近ではないので継続するには難しいものだと思います。
クラウド会計をあきらめない
クラウド会計は導入したら、使うことをあきらめてはいけません!
簡単にやめられるだろうと思っている方が多そうなので言っておきますが、会計ソフトを変更するということは実はとんでもないことなのです!
なぜとんでもないことのでしょうか?よく考えて頂ければわかるのですが、データはクラウドというよくわからないサーバーの中にあります。ソフト利用料の中にはレンタルサーバー代も入っていることでしょう。というのことはソフト利用料を支払わないということは今までのデータが喪失するということになります。要するに料金を支払っているので過去から現在までのデータが残っていますが、料金を支払わなければ消去!という状態になります。
クラウド会計の本当のデメリットはここにあるのではないかと思うのです。ですから、他のソフトへ乗り換える場合には、今までのデータをそっくり写さねばなりません。そうしませんと、貸借対照表が合わなくなるからです。
我々からすれば、他にも合わせるやり方はあるのですが、一般の方がその方法を思いつくことは難しいでしょう?それにその方法を使ったとして税務調査になった時に問題ないかということは判断できません。以上のことから、クラウド会計をいったん始めたらあきらめてはいけません。使い倒す考えのもとやっていくことが必要なのではないかと思います。
外部の助けも借りてみる
そうはいっても、クラウド会計を導入してみてきつい場面があると思います。そうなったら仕方ありません。外部の力を借りましょう!クラウド会計に明るい税理士は探せばいるものです。料金はかかることになりますが、それはしょうがないと思います。すべて一人でやることは難しいですし・・・
外部の助けを借りるイメージとしては、税理士だけではありません。freeeやMFクラウドは認定アドバイザーを置いていますので、その人たちから探すという方法もあります。ほとんど職業会計人(税理士や公認会計士)が多いわけですが、中には一般の会社としてやっているところもあります。
外部に委託するにも、何をやってほしいのかを明確にする方がいいと思います。何をしたらよいかわからないといった状態だとすると・・・いわゆるAll in oneということになりますので、料金は高くなります。導入をご自身でやるのはいいとは思いますが、いくら使いやすいクラウド会計とはいえ使っていればわかるという代物ではありません。習うより慣れろの部分もありますが、やはり外部のプロに任せた方がいいこともあります。
まとめ
クラウド会計の継続の秘訣を一言で申し上げますと・・・
毎日使うというただそれだけです。
これは意外にできません。というのは、私も毎日使っていないからです。
あんたは大丈夫だろう!と思うかもしれませんが、2週間くらい触らないでいると・・・
あれ?これどうやるんだったかな?みたいになるときがあります。
まあ使っていれば思い出すのでいいのですが・・・
クラウド会計は料金の割にはいろいろ使える機能が既存のパッケージソフトよりも範囲が広くなっています。それゆえにソフト自体の使い方とそれを会計に反映する方法が一般的な会計ソフトと異なっているところもありますので、この部分は慣れの部分になります。
ですから外部の力も借りて継続できるようにしていってほしいと思います!
編集後記
昨日は、異業種交流会に参加してきました。
先週行ったところとは別の運営会社のものです。
20人くらいいて確かに名刺交換はできましたが・・・
今の自分と考え方が異なるという部分が明確になった気がします。
というのは、異業種交流会に参加される方は経済的な成功をしたいと考えている方がやはり多いようです。
それはいいのですが、私は経済的な成功=人生の成功者という考え方を持っていません。
ダイエーの創業者の中内さんよりも松下幸之助さんの様な人生を歩きたいと思っています。経済規模を同じくすることは不可能ですが・・・
7つの習慣という本にあるように最後から始めると自分の葬式を連想します。
その葬式で残された方たちから自分に何を言ってほしいのか、どんな方に参列してほしいのかを考えると今後の自分の人生設計をいろいろ軌道修正する余地があるのではないかと思っています。