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【弥生会計への取り込み】スマート取引取込で使えるもの、直接取込とは?

取引データ 会計

【弥生会計への取り込み】スマート取引取込で使えるもの、直接取込とは?

こんにちは!

 

税理士・行政書士・社会保険労務

の齋藤幸生です!

 

今回は・・・

オンプレの弥生会計への

仕訳データの取り込み方法

を解説します。

 

それでは、スタートです!!

 

弥生会計への取り込み方法を理解する

2024年8月20日現在の

オンプレの弥生会計への

データの取込方法は

 

①スマート取引取込を使う方法

②CSVを加工して取り込む方法

の2つになります。

 

スマート取引取込とは

クラウド上にデータをアップロードして取込を行う方法

全般になります。

 

スマート取引取込では

①銀行やクレジットカードの明細をAPI連携で取り込んだデータを取り込む

②一定の取込データに加工したCSVで読み込む方法

③スマート証憑管理でアップしたデータを仕訳登録して取り込む方法

の3つがあります。

 

CSVデータを加工して取り込む

方法では

 

オンプレの弥生会計側で

CSVを直接取り込むことが可能な

 

一定のデータにして取り込む

ことができるようになっています。

 

データを活用するため簿記の

知識は不要と思うかもしれませんが

 

内容ごとに適切な勘定科目で

あるかどうかなどを判断する

知識は必要になります。

 

したがって、いずれの方法で

取込をしたとしても

 

基礎的な簿記知識は必要に

なるという理解をしておくと

よいと考えます。

 

 

スマート取引取込の活用方法

スマート取引取込の活用を

実務で考えてみます。

 

基本的には銀行取引や

クレジットカード取引

については

 

スマート取引取込と

銀行やクレジットカード会社

とのAPI連携を行って

 

取引明細を取得して仕訳候補の

自動生成まで行うことが多く

なると思います。

 

取引明細の処理のポイントは

銀行とクレジットカードで

次のようになります。

 

銀行の場合

複数の銀行口座でお金を移動している場合には、どちらか一方の取引のみ登録しないと二重取引が発生することになるため、口座間の資金移動を登録する銀行を決めておきます。

 

具体的には、A銀行からB銀行へ

100万円の資金移動をしたとします。

 

スマート取引取込のAPI連携では

A銀行とB銀行の取引をそれぞれ

取得してしまいます。

 

したがって、このままだと

100万円の資金移動なのに

 

AとBの通帳の両方で100万円

の移動になってしまい200万円の

資金移動になってします。

 

結果、口座間の資金移動はA銀行

のみで登録するといった取込を

行う上での工夫が必要です。

 

クレジットカード場合

API連携ではクレジットカードを使った日にちで取引を取得してしまうため、クレジットカードの決済で銀行口座から口座振替された金額とクレジットカードを使った金額との確認ができないことがあります。

 

API連携ではクレジットカードの

取引明細を取得してしまう都合上

 

クレジットカードの決済で

銀行から出金された金額分を

間違いなく経費計上しているのか

という確認が難しくなります。

 

こちらを回避するためには

クレジットカード勘定で

 

クレジットカードの落ち日を

補助科目として登録して

 

補助科目で消込を行うと

取引金額と決済金額との整合性

を確認することができます。

 

 

 

スマート証憑管理とは

電子帳簿保存法の対応したデータを保管するサービスになり、データをアップロート、データの登録を行うことでスマート取引取込へ仕訳登録をすることができる機能

になります。

 

実務ではPDFをアップロードして

使うケースが多いと思います。

 

データをアップしたあとに

データ一つずつ取引日、取引先

金額を自動で読み取るOCR機能

を使って登録を行い

 

そのあとに仕訳登録まで行う

といった使い方になります。

 

スマート証憑管理を使う

ポイントはデータをアップしてから

 

データの登録まで行う必要がある

という点になります。

 

データを登録した後に

仕訳登録ボタンが出てきます。

 

一定の書式に書こうした

CSVデータを取り込んで

 

仕訳候補の自動生成まで

行う機能もあります。

 

API連携がない銀行や

クレジットカードについて

 

CSVをダウンロードして

取込書式に加工後

 

スマート取引取込を起動して

CSVデータをアップロードする

流れになります。

 

CSVデータの場合のポイントは

銀行ごと、クレジットカードごとの補助科目に対応させてから取引を読み込ませることとクレジットカードは出金だけの取引になるため、金額の先頭に-(マイナス)を事前につけておく必要があります。

 

CSVデータでは銀行ごと

クレジットカードごとに

 

CSVをアップロードする作業が

必要になります。

 

銀行やクレジットカードを複数

運用している場合には

 

銀行であれば普通預金

クレジットカードに事前に

 

銀行名やクレジットカード会社

の補助科目を設定しておく必要が

あります。

 

クレジットカードは出金取引

だけになりますが

 

クレジットカード明細上では

金額は正の値で表示されています。

 

金額は負の値である-を金額の

前につけておかないと

 

スマート取引取込上では経費

として認識してくれません。

 

CSVデータを加工して直接取り込む方法

CSVデータを加工して直接

弥生会計に取込場合には

 

完全に簿記の知識がないと

難しいと考えます。

 

なぜなら、単一簿記で処理した

CSVデータを弥生会計へ取り込む

書式になっているからです。

 

現在、取引取込データそのものは

弥生会計の仕訳日記帳をエクスポート

すると入手可能です。

 

入手した仕訳日記帳に借方の項目

貸方の項目を入力したりして

取込データをCSVで保存もので

取込ができる流れです。

 

銀行やクレジットカードを

CSVで出力したデータでは

 

銀行明細では日にち、入金と出金

摘要が書かれたデータになり

 

クレジットカード明細では

日にち、金額、使ったお店など

が書かれたデータになります。

 

これを仕訳日記帳として

読み込むデータにコピーする

までは難しくないのですが

 

入金と出金を借方、貸方の

どちらに金額を入れるのかや

 

勘定科目はあなたが入力する

必要がある都合上

 

簿記の知識は必須になる

という理解になります。

 

 


編集後記

弥生会計に取り込むデータの

難易度を分けると

 

スマート取引取込は簡単になり

CSVを直接弥生会計へ取り込む

ことは難しくなります。

 

簿記知識の程度とデータを

加工することができる知識に

よって使う機能が分かれる

イメージになります。

 

スマート取引取込はネット

環境が必ず必要になるため

ネットが使えないと利用できません。

 

CSVデータの直接取込では

PC上で作業するためネット環境

は必要ないといったメリット

 

デメリットがあるのも

使う判断材料になると考えます。

 

 

では税理士・行政書士・社会保険労務士

の齋藤幸生でした!!

 

それでは、また!

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 

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