【資金繰り】ゼロゼロ融資の返済が始まるまでにすることは?
こんにちは!
税理士・行政書士の齋藤幸生です!
今回は・・・
ゼロゼロ融資について
解説した記事です。
それでは、スタートです!!
ゼロゼロ融資とは?
新型コロナウィルス感染症の特別貸付制度と3年間の利子補給で元本の返済がなく、利息がかからない融資です。
新型コロナウィルス感染症
の特別貸付制度では
元本の返済は据え置き期間
により元本の返済が止まり
さらに融資から3年間は
国から利子補給と言って
補助金により利息分を補う
措置があります。
これらを使うことで
元本の返済ゼロ円
利息の負担もゼロ円という
状況があったため
ゼロゼロ融資と呼ばれる
融資が出来上がりました。
返済が始まるまでにすることは?
中小企業庁によると
ゼロゼ融資の返済開始時期は
2023年7月~2024年4月に集中する見込み
とされています。
返済開始時期の返済とは
元本の返済をいいます。
早くて2023年7月より元本の
返済が始まるため
返済に耐えることができるよう
確認と準備が必要です。
最初に行うことはあなたの
返済開始スタートの月です。
コロナ融資を受けたときに
受け取った返済明細書を
確認すると
返済が始まる月と金額が
わかります。
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次に毎月の返済金額が
いくらになるかも確認します。
返済金額は
元本と利息を合計した金額です。
返済金額を自社の毎月の支出に
組み込んでどうなるかを確認し
毎月どれくらいの支出が増えて
返済可能かを判断できます。
準備としては返済ができるように
お金を工面することです。
後述しますが借換、利益アップなど
収入を増やす努力について検討する
ことになります。
延長された支援継続プログラムを利用する
どうしても収入が増やせない
といった場合には
さらに借換を利用することで
返済の準備期間を先延ばしする
方法があります。
財務省のコロナ資金繰り支援
継続プログラムによれば
次の貸付制度が延長される
ことになります。
①日本公庫のスーパー低利融資の申込期限を2023年9月末まで延長
②日本公庫の資本制劣後ローンの申込期限を2023年9月末まで延長
③物価高騰対策のために措置したセーフティネット貸付の申込期限を2023年9月末まで延長
④コロナセーフティネット4号の申込期限を2023年6月末まで延長
ということになります。
要件に当てはまるものを
駆使して借り換えを行って
事業資金を増やし利益を増やす
準備を行うことになります。
編集後記
日本ではコロナ禍以前から
黒字申告は全体の3割になり
7割は赤字申告になっていて
という統計があります。
赤字申告ということは
そもそも会計上で黒字に
なっていないわけです。
赤字は収入<支出につながり
お金が常になくなる経営を
していることになります。
融資は収入では足りないお金を
支出に使っていることになり
構造的にお金が足りない事業を
脱却することから始める必要が
あると思います。
では税理士・行政書士の齋藤幸生でした!!
それでは、また!
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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
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