クラウド会計のリスクを解説!リスクを知って利用する
こんにちは!
税理士・行政書士の齋藤幸生です!
今回は・・・
クラウド会計を使うリスクと
クラウド会計の利用について
解説した記事です。
それでは、スタートです!!
クラウド会計を使うリスク
クラウド会計を使うリスクは
仕様変更が頻繁に行われることです。
例えば
・料金の改定(値上げ)
・サービス提供の範囲の変更
に集約されます。
料金の改定がユーザーに
受け入れられる程度であれば
問題ありません。
しかし、料金を2倍にするとか
前の料金だと会計ソフトのみしか
使えないとかなど
いきなりの変更がある可能性を
秘めていると思います。
サービス提供の範囲は
APIが使えなくなるとか
会計・労務などのバックヤード
すべての同梱サービスに移行して
値上げされるといったことがあります。
そもそもスモールビジネスをだと
会計帳簿のみ対応していれば
問題ない可能性があります。
つまり過剰なサービスの押し売りに
なることがあり得ます。
リスクに対応することを前提に使う
2022年2月24日にはクラウド会計
「freee」と「楽天銀行」のAPI
連携が終了することになりました。
クラウド会計を使うユーザーは
銀行の明細取得による自動仕訳に
期待していると考えられます。
明細取得はAPI連携がないと
実現できません。
楽天銀行ユーザーにとっては
死活問題だと思います。
このように帳簿作成に支障を
きたす事態を前提にした対応を
行う必要があります。
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freeeもユーザーに迷惑がかかると
思ったのか
ヘルプセンターに楽天銀行の明細を
CSVで処理する方法をアップしています。
CSV、API連携どちらであっても
取引の処理があっているのかを
確認するのは自己責任です。
つまり、便利な機能を使って処理を
効率化させたとしても
税務リスクは潜在化している
可能性があるのもクラウド会計の
リスクになります。
本当にご自身で帳簿を作成する必要があるのか?
私が最近思ったことは
本当にご自身で帳簿を作成する
必要があるのか?という疑問です。
確定申告期間中にレシートなどを
収集するなどして入力を行い
通帳も帳簿にするという行為です。
合っているのか間違っているのか
わからず確認する方法も知らない
という状況で確定申告書を作成する
状況があると考えています。
確定申告期間中に帳簿を作成
確定申告書を作成して納税する
といった作業に使っている時間を
本業に回すことができれば効率化
できると考えます。
すべて自分でやる必要はないと
思うわけです。
編集後記
個人的な意見になりますが
クラウド会計を使うリスクは
使う人自身がリスクなることです。
つまり、税法がよく分かっておらず
会計もよくわからない状態で
クラウド会計を使うあなたがご自身の
リスクになりえるということです。
クラウド会計は一般の方が効率化
できるというよりもプロが効率化
できる機能が多いと思います。
では税理士・行政書士の齋藤幸生でした!!
それでは、また!
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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
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