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資金繰りの未来予想を考える方法

資金繰りの未来予想

資金繰りの未来予想を考える方法

こんにちは!

 

税理士・行政書士の齋藤幸生です!

 

今回は・・・

資金繰りの未来予想について

解説した記事です。

 

それでは、スタートです!!

 

資金繰りの未来予想とは?

経営者のお悩み3選として

資金繰り、人、売上があります。

 

こちらのお悩みが発生する理由は

将来のことだからです。

 

資金繰りはこの先もつのか?

人はやめないのか、補充できるのか?

この先の売上の見通しはどうなるか?

 

すべて将来の不確実な問題に対し

悩みが発生しているわけです。

 

この中で一つだけ将来の

見通しがわかるものがあります。

 

それは、資金繰りです!!

 

理由は過去の実績から将来に

使うであろうお金がわかるからです。

 

 

大まかに使うお金を考えてみる

資金繰りの未来予想をするためには

大まかに使うお金を考えます。

 

使うお金は原価、固定費が

大まかな項目です。

 

このうち、資金繰りの不安材料に

なる不確実性が高まるのは

固定費です。

 

なぜなら売上の有無にかかわらず

お金がかかるからです。

 

まずは固定費になる項目を

洗い出して毎月いくら

かかっているのかを確認です。

 

事業を継続的に行っていると

毎年違うお金の使い方を

している可能性があります。

 

なるべく当期の資金繰りは

当期の実績から確認しましょう!

 

 

 

当期の実績から確認する場合には

次のところから確認します。

 

損益計算書の販売費及び一般管理費

にいくら使っているのかです。

 

建設業などのモノづくり系は

製造原価報告書が別にあるので

 

こちらの製造経費のうち

外注費以外の項目も固定費に

なっている項目があります。

 

したがって次のように計算する

ことになります。

 

①ものづくり系以外

販売費及び一般管理費の月平均の

金額が今後使うであろう月額の金額です。

 

②モノづくり系

製造経費のうち外注費以外と

販売費及び一般管理費の合計額を

 

月平均にすることで今後使う

であろう月額の金額です。

 

上記以外に毎月のリースの支払

融資の返済をプラスすることで

毎月に使うお金がわかります。

 

 

将来の収支バランスを考える

次に収支バランスを考えます。

使うお金を計算してもらった

理由は将来の売上はわからないからです。

 

会社が倒産するメカニズムは

お金が無くなったときです。

 

つまり、売上という収入が常に

経費とお金の返済の支出を

上回れば倒産しません。

 

ですから、毎月収支バランスを

考えることになります。

 

収支バランスを考える場合には

売上ー原価が利益になるので

 

利益が実質的に経常的な

固定費や融資などの返済財源に

なります。

 

したがって、収支バランス上では

利益の収入>固定費+融資の返済の支出

の状況を多く作りだせるかがカギです。

 

 

 


編集後記

私は事業計画とは資金繰り計画

だと結論を出しています。

 

会社を動かすにはお金が

ないとできないわけです。

 

売上という収入によって

会社の経費を賄って、税金を支払い

利益を出して会社の価値を高める

ということになるからです。

 

資金繰りでは売上がいくら

必要になるのか

 

そのために働く人の人数や

人件費もわかってきます。

 

資金繰りからスタートすると

最低限やらないといけない数字が

確認できるわけです。

 

 

では税理士・行政書士の齋藤幸生でした!!

それでは、また!

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 

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