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令和4年度(第72回)税理士試験についての情報が公開されました

税理士試験のQ&A

令和4年度(第72回)税理士試験についての情報が公開されました

こんにちは!

 

税理士・行政書士の齋藤幸生です!

 

今回は・・・

2022年7月1日に公表された

税理士試験の情報についての記事です。

 

それでは、スタートです!!

 

税理士試験に関するQ&Aを抜粋解説

2022年7月1日に税理士試験に

関するQ&Aが公表されました。

 

一部抜粋して確認したいと思います。

 

令和4年度の試験日程

2022年8月2日(火)1日目

・9時から11時:簿記論
・12時30分から14時30分:財務諸表論
・15時30分から17時30分:消費税法又は酒税法

2022年8月3日(水)2日目

・9時から11時:法人税法
・12時から14時:相続税法
・15時から17時:所得税法

2022年8月4日(木)3日目

・9時から11時:国税徴収法
・12時から14時:国税手資産税
・15時から17時:住民税又は事業税

注意点は1日目の2コマ目と

3コマ目の時間が2日目と3日目

とは異なるところです。

 

試験に使用できる文房具と

計算機は次のようになっています。

①文房具

答案の作成には、必ず黒又は青インキの筆記具を使用してください。
鉛筆、消せるボールペン等の修正可能な筆記具の使用は認めません。修正液又は修正テープの使用は認めます。黒又は青インキの筆記具以外のもので記入した答案は採点されません。
なお、問題用紙及び計算用紙に限り、鉛筆、色付ペン及びプラスチック製消しゴムの使用を認めます。
(注) ホチキスの持込みは認めません。

②計算機

計算機は、次の4つの条件の全てに該当する場合にのみ使用が認められます。

  • 乾電池や、太陽電池で作動する電源内蔵式のものであること。試験場では、コンセントは使用できません。
  • 演算機能のみを有するものであること。紙に記録する機能、音が出る機能、計算過程を遡って確認できる機能、プログラムの入力機能があるものは、その機能の使用のみならず、計算機全体が使用できません。(消費税の税込み、税抜き機能のみを有する電卓は使用可)

※ 「計算過程を遡って確認できる機能」とは、例えば、本人が入力した計算式や計算過程を記憶し、遡って画面上で計算式や計算過程を確認できる機能をいい、計算結果(答)のみを確認する機能(アンサーチェック(検算)機能(1回前の計算結果と答えを自動的に照合できる機能))はこれに該当しません。

  • 数値を表示する部分がおおむね水平であるもの。表示窓が極端に横に倒れるものなどは使用できません。
  • 外形寸法がおおむね26センチメ-トル×18センチメ-トルを超えないものであること。つまり、おおむねB5判の紙からはみ出ない大きさの計算機を使用してください。

文房具の注意点はホチキスの

持ち込みは認められないこと

 

答案用紙には黒又は青インキで

記載することになります。

 

修正液や修正テープの使用は

OKとのことなので間違っても

安心です。

 

計算機で失格になった受験生は

いないと思いますが

 

大きすぎる電卓は問題があると

考えているようなので注意です。

 

 

受験地と申込者数

受験地も公表されています。

 

主に東京都と神奈川県を確認

してみたいと思います。

 

東京都

①大正大学

②東京物流センター

③早稲田大学(早稲田キャンパス)

④武蔵大学(江古田キャンパス)

神奈川県

⑤パシフィコ横浜(ノース)

 

受験地を確認していて

「ん?」となったのが神奈川県です。

 

パシフィコ横浜だけになっていて

大きな会場で受験させようと

しているように思います。

 

私の知り合いが今回受験しますが

東京に住んでいるのに神奈川に

持っていかれました。

 

このようなこともあるのだと思います。

 

 

今回の受験申込者数は

36,852人になっています。

 

令和3年度は35,774人なので

大きな変動はありません。

 

受験生は知っているでしょうが

申込をした全員が会場に集合する

というわけではありません。

 

恐らく本試験を受験するのは

3万人くらいになると思います。

 

地域別に申込者数が公表

されているのですが

 

どの地域も前年と同じくらいで

推移しています。

 

中でも簿記と財表は突出して

申込者数が多いですね。

 

あと1か月何をすればよいのか?

話は変わりまして本試験まで

あと1か月になります。

 

私が受験生だった時を

振り返ってお伝えすると

次のようなことです。

 

①教科書に載っていない難しいことはすべて捨てる

②理論がある科目はひたすら暗記で捨てるのは本試験2週間前に決断する

③計算問題は標準時間の半分で回答する練習をする

④電卓は早くたたかない

⑤問題文をきちんと読む癖をつける

⑥焦らない

⑦教科書レベルの問題を回答できるようにする

 

税理士試験は科目合格制なので

一つの科目を深堀する欠点があります。

 

では本試験で深堀された問題が

回答できないと合格できないか

というとそうでもないです。

 

簿記論で申し上げると

1仕訳で回答できる問題を落とす

というようなことがあっては

ならないのです。

 

法人税でも周りが回答できる

理論条文を書けないと合否に

影響すると思います。

 

相続税では家屋の評価を間違える

と合否に影響するのです。

 

特に難しいところができないと

合格してしないのではとの意識は

捨てて大丈夫です。

 

簡単なところと中くらいの

ところが回答できれば

まんべんなく点を稼げるはずです。

 

理論と計算がある科目では

理論が35点、計算が35点の方が

科目合格になる可能性があります。

 

最後の科目であればできれば

理論40点、計算40点は目指して

回答してほしいものです。

 

 


編集後記

現行の税理士試験は変わったなと

思うことがあります。

 

修正液や修正テープの持ち込みが

OKになったことですね。

 

たしか、何年か前の簿記論で

回答の幅を小さくしすぎて

 

訂正が困難となったことがあり

現行のような制度になったのでは

なかったかなと記憶しています。

 

さらに過去の本試験を公表する

といったことも行われていて

変わってきたなと思います。

 

変わらないのは官報調整ですね。

最後の科目になった人はもれなく

 

最大2.7%の中に入らないと

試験合格できないシステムになっています。

 

大体2.2~2.7%くらいの幅で

合格者を出していると思います。

 

 

では税理士・行政書士の齋藤幸生でした!!

それでは、また!

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 

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