問題解決が得意な税理士・行政書士が教える問題解決の手法
こんにちは!
税理士・行政書士の齋藤幸生です!
今回は・・・
問題解決の手法を紹介する記事です。
それでは、スタートです!!
問題解決の手法
問題解決の手法は
①整理
②切り分け
③相手の問題点の把握
④問題点を浮き彫りにして
⑤解決策を提示又は提案する
問題解決を望んでいる人が
陥っている状況はすべての
事柄について一緒に考えているのです。
言い換えると事柄を切り分ける
ことができていない状態です。
以下では具体的に考えてみます。
切り分けと整理ができれば問題解決はすぐそこ
具体的に確認してみましょう!!
職場で私を嫌っている人が
いるとします。
その人がある仕事を私に依頼して
私を嫌っている人は先に帰宅して
しまいました。
そうすると人間としては
私を嫌っているいるから仕事を
私に押し付けて
あの人は帰宅してしまったのだ!!
と感じると思います。
こうした相談事を受けた時に
私が何かしらの問題解決を
したいとの意思があるときに
どうやって問題解決するのかを
考えることになります。
まずは整理を行います。
やり方は事実の確認になります。
このときに切り分けも行います。
内容は2つにわけることができます。
①私を嫌っている人がいること
②その人が私に仕事を依頼して先に
帰宅してしまうこと
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まずは私を嫌っていることが
事実なのかどうかを本人から
聞き出すことになります。
本当に嫌われているのか
事実を確認する必要があるためです。
事実を確認の上、嫌われている
ことが間違いないとします。
仕事を依頼されて帰宅されるのが
嫌だとの考えがあるので
この部分が感情に影響した故の
行動なのかを確認する必要があります。
もし仕事を振った人の嫌いという
感情で行った行動であれば
不当な行動になっている可能性が
あるためです。
嫌いである感情で行った行動
であると確認できたら
今度はいかに不当であるかを
回数を重ねて事実を積み上げて
上長に相談するなどの行動を
やってみてはいかがか?と
提案を行うわけです。
話を聞きながら切り分け、整理を反復する
税理士として関与先と打ち合わせを
していくと相手方の頭の中が整理
されていないことがあります。
問題点という焦点がぼやけてしまい
焦点が合っていないイメージです。
話を聞きながら切り分けと整理を
行うことは少し経験が必要です。
何回も行う必要がありますね。
ですから反復することになります。
巷で言われる傾聴するといった
話の聞き方ではなく
話している内容を聞きながら
整理して切り分けるイメージです。
例えば、上記の例で申し上げると
私のことが嫌いな人が社内にいる
その人は私に仕事をふって先に
帰ってしまう
2つのことが整理されて切り分ける
ことができると申し上げました。
慣れてくると愚痴を言っているのか
それとも助けてほしいのか
はなんとなくわかってきます。
私はすべて問題解決をしないと
いけないとは思っていません。
あるときには突き放すことも
必要であると考えています。
そういった判断ができるように
なるためにも反復が必要になります。
編集後記
先日、ある関与先の資金繰り支援を
して資金繰り表の話になりました。
資金繰り表は会社で作って
管理をしておいた方が良いので
あえて社長さんに作成を依頼し
翌月資金繰り表を確認しました。
ご説明もしていただいたところ
ご本人も納得感を持った資金繰りに
なったように見えました。
誰かに背中をしてもらわないと
できないことってあるので
今回はよい事例になったと感じます。
では税理士・行政書士の齋藤幸生でした!!
それでは、また!
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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
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