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建設業の資金繰りとは?

建設業の資金繰り

建設業の資金繰りとは?

こんにちは!

 

税理士・行政書士の齋藤幸生です!

 

今回は・・・

建設業の資金繰りについて

一般的な部分をまとめた記事です。

 

それでは、スタートです!!

 

建設業の資金繰りとは?

建設業の資金繰りで難しいことは

最初の請負工事への資金繰りです。

 

請負工事をした場合に材料費

労務費、外注費が大きな金額

として必要になります。

 

売上金が入ってくる前に

上記3つのコストをいったん

肩代わりすることになります。

 

別の視点から申し上げると

肩代わりできるお金がないと

請負工事はできないのです。

 

詳しくは後述しますが

建設業では最初の工事が

資金繰りとして厳しく

 

そのあと売上金が入金されると

好循環の資金繰りになる可能性と

 

ネガティブな資金繰りになる

可能性の2つに分かれます。

 

ネガティブにならないように

予算や見積を行うことが

資金繰りにとって必要です。

 

 

建設業の資金繰りの強みとは?

建設業の資金繰りの強みは

現場の完成引き渡し以前から

売上の請求ができることです。

 

通常の取引はある品物やサービスの

提供終了によって売上の請求になり

月ごとに締めた請求が翌月に入金される

といった流れになります。

 

しかし建設業では工事の初期に

大きな金額が動く都合上

 

稼働した面積などによって

売上の請求を上げていくことになります。

 

そして売上金の入金もあるので

その入金によって材料、労務費

外注費の支払に充てることができます。

 

 

資金繰りの強みになる点は

黒字現場の場合には

 

必ず現場の黒字が当社のお金として

残ることです。

 

そして余ったお金を元手に

次の現場の資金繰りに組み込み

現場を回していくことが可能です。

 

こちらを複数の現場で行うことで

複数の現場の資金繰りに流用できる

ということになります。

 

結果、黒字の現場を増やせば増やす

ほど資金繰りは楽になります。

 

 

建設業の資金繰りの弱みとは?

逆に資金繰りの弱みの部分としては

大きな赤字になった場合には

損失補てんは当社でやる必要があります。

 

当初、黒字が見込まれた現場が

赤字になった場合には

 

赤字分のお金を当社で引き受けて

材料費、労務費、外注費を

支払う必要が出てきます。

 

赤字の規模によりますが

当社で賄いきれなくなる可能性も

発生します。

 

このときにさらに深みにはまる

可能性があります。

 

安い現場を引き受けてしまい

その売上金を赤字の損失に

使ってしまうことです。

 

安い現場ということは

数字の管理も一層厳しくなります。

 

ちょっとしたことで赤字現場

になる可能性があるためです。

 

お金がないので次の現場

次の現場と仕事を請け負った結果

 

お金が余らず、にっちもさっちも

行かなくなる場合があります。

 

これが建設業の資金繰りの弱み

という部分になります。

 

 


編集後記

資金繰りの弱みが発生した場合には

規模によりますが倒産させることも

必要な場合があります。

 

税理士として関与していると

帳簿に載っている金額は把握

可能なのですが

 

社長さん同士のつながりで

帳簿に載っていない個人的な

借金があると面倒なことになります。

 

 

では税理士・行政書士の齋藤幸生でした!!

それでは、また!

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 

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