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【税理士試験の合否発表】科目合格した方、税理士試験に合格した方へ現役の税理士が伝えたいこと

【税理士試験の合否発表】科目合格した方、税理士試験に合格した方へ現役の税理士が伝えたいこと

こんにちは!

 

税理士・行政書士の齋藤幸生です!

 

今回は・・・

本日2021年12月17日は第71回

税理士試験の合格発表の日です。

 

科目合格した方と税理士試験に

合格した方へ伝えたいことをまとめた

記事になります。

 

それでは、スタートです!!

 

 

科目合格した方へ

科目合格おめでとうございます!!

さて、すでに次の科目に進んでいる

という方がいる一方で

 

人によっては大学院へ進んで

免除による資格を取得しようと

考えている方もいるでしょう。

 

はたまた何かしらの状況が発生し

受験をあきらめないといけない

といった方もいるかもしれません。

 

次の科目へ進んでいる方は

次の科目も合格できるように

頑張るだけになります。

 

次の科目も頑張るだけではありますが

ずっと頑張るのはしんどいです。

 

次の科目へのモチベーションとして

税理士になって働いている自分を

常に想像しているとよいと思います。

 

独立して開業税理士になっている姿など

なんでもよいです。

 

試験へのモチベーションになります。

 

大学院へ進学された方は

修士論文を頑張ることになります。

 

私は大学院の経験がありませんが

大学院の免除だと周りから何かしら

言いたくなる人がいます。

 

そんなものは気にしないで

堂々と免除ですがなにか??

ぐらいの強気も必要です。

 

税理士資格を取り登録すれば

税理士を名乗れるので税理士に

なった過程で批判されるのは

筋違いだからです。

 

何かしらの状況で試験をあきらめる

という方もいると思います。

 

税理士試験の良いところは

科目合格制です。

 

合格した科目は生涯を通じて残るので

どこかで税理士試験に再挑戦する

状況が整ったときにモチベーションに

なる可能性があります。

 

人生はいつでもやり直せるので

年齢は関係ありません。

 

 

 

税理士試験に合格された方へ

税理士試験に合格した方には

本当にお疲れ様でした!!と

申し上げたいです。

 

そしておめでとうございます!!

 

受験生は個人ごとに色々な状況があり

特に昨年と今年はコロナ禍で十分に

自習室も使えなかったりと大変な

期間を過ごされたと思います。

 

ただ税理士試験に合格したわけですから

次のステージになるわけです。

 

税理士登録するもよし

登録は先延ばししてやりたいことを

やってもよしです。

 

 

 

さて、税理士登録をして税理士になった

あとというのは選択が2つありますね。

 

勤務で継続するのか独立開業するのか

ということになります。

 

一般的に普通の勤務税理士は年収

600万円くらいといわれています。

 

ですからパートナーなどの地位に

なれないと正直微妙な年収です。

 

独立開業だとやっていけるかどうかの

リスクが発生します。

 

人生の選択がすぐにやってきます。

 

独立開業はいつでもできますので

基本的には勤務を継続する方が

多いのかなと思います。

 

ただ、人生の自由を求めるなら

独立一択になります。

 

仕事がなければ平日に遊びに行く

こともできるので自分で行動を

選択できるからです。

 

軽々しく独立したほうがよいとは

言えない状況ではありますが

顧問料が下がっている昨今でも

独立でやっていくことは可能です。

 

理想的な選択と行動としては

勤務を続けながら独立の準備もして

 

自分の担当先が独立後も継続して

ついてきてくれる状況を作り

一気に独立ができる状態すれば

よいのではないかと思います。

 

 

 

もし開業するなら知っておいてほしいこと

税理士が独立開業するときには

基本的に勤務先ともめることを

想定しておきます。

 

勤務先の規模に関係なくもめます。

独立してから周りの税理士に聞いて

みましたが、皆さんある程度もめます。

 

中にはひどい仕打ちを受けることも

ありますね。

 

やめるときに事務所の顧客に営業しない

といった誓約書を書かされることが

今は普通になっていると思います。

 

誓約書に書かないといけない

といった法的な定めはありません。

 

ですから拒否でも問題はありません。

そんなことした勤務先との関係が・・・

と心配すると思いますが

 

誓約書を事務所側が出してくる時点で

事務所はあなたとの関係は考えていません。

 

通常の人間関係を考えれば

営業を制限する誓約書に記名押印を

求めないからです。

 

すでに悪くなっている関係ですから

そこからさらに悪化したとしても

問題はありません。

 

独立して自分一人で生きていくためには

顧問先が5件~10件程度あれば十分です。

 

あとは年数を重ねたりしていくと

自然と増えていきますね。

基本的には紹介案件が多いと思います。

 

独立するとわかりますが

税理士業はビジネスに移行する

過渡期にあると思います。

 

コンサル型税理士や税理士として

会社を創業している人など様々です。

 

税理士になったから税理士業だけをする

という制約は存在しません。

 

むしろ税理士+αが重要になっていると

私は思います。

 

独立後は税理士仲間を見つけて

懇意になっておくとよいです。

 

飲み会などでお仕事の相談ができたり

事業の相談、運が良いと先輩税理士から

顧客を紹介していただける機会があります。

 

あとは所属する支部と懇意になって

おくと税理士業界がわかってきて

顧客紹介といったことも起こりますね。

 

必ずしも独立したから自分だけで

事業をしなければならないわけでは

ありません。

 

時には周りの人に助けてもらうのも

事業主として資質だと思います。

 

 


編集後記

私の話をしておくと税理士登録後に

すぐに独立を行いました。

 

さっさと勤務先から

逃げたかったからです(笑)

今思うとですが

 

2021年で独立5年目を迎えて

売上も順調に伸びてきています。

 

特殊な何かをしたのかというと

特に何もしておりません。

 

関与先からの依頼に応じて問題解決し

事業を助けていただいたわけです。

 

変な話なのですが勤務のときは頑張ったのに

元勤務先は助けてくれず

 

関与先や独立の後に知り合いになった

方たちから助けてもらえるという

不思議な現象が起こります。

 

結果論になりますが勤務先は

従業員のことをあまり評価していなかった

ということが浮き彫りになります。

 

「独立して頑張ってね」の一言も

ありませんのでやっぱりやめて正解

ということになってしまいますね。

 

 

 

 

 

では税理士・行政書士の齋藤幸生でした!!

それでは、また!

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 

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