税理士で独立することに向いている人向いていない人を解説!
こんにちは!
税理士・行政書士の齋藤幸生です!
今回は・・・
税理士で独立することに向いている人
向いていない人を解説する記事です。
税理士さん向けの記事になります。
それでは、スタートです!!
独立に向いている人と向いていない人
独立に向いている人と向いていない人は
確実に存在すると私は考えています。
独立に向いている人とは
独立することに何かしらの
強い願望がある人です。
向いていない人は
色々なことを心配して
責任を取りたくないという人です。
なぜ正反対にならないかというと
それぞれで理由が異なるからです。
独立するということは
全部自己責任になります。
事業に失敗したとしても
基本的に保証はありません。
この部分が独立の第一ハードルであり
一番高い心理的な負担となります。
ここを超えることができない人は
独立に向いていない人になります。
逆に独立に向いている人は
独立後に失敗するといったことは
頭にないと思います。
独立する理由は人それぞれですが
独立で失敗するというような考えは
基本的にないと思います。
独立後に感じる格差で頑張れる
独立に向いている人は周りと比較して
お金を稼ぐことと生活水準の向上の
どちらかを願望の一つにしています。
独立当初は独立の理由によって
考えることがないかもしれませんが
独立後に同業者がどのような生活水準で
どれくらいお金を稼いでいるのかは
概ね察しがつくはずです。
雇っている職員さんの人数
乗っている車や住んでいる家
など様々な判断がありますね。
現在では価値観が多様化していて
持ち家を持つことや車に乗ることに
否定的な考えがあります。
しかし、経済的に恵まれてくれば
持ち家は欲しくなりますし
車だってほしくなります。
どのような独立の理由があろうとも
やっぱり経済的に裕福になりたいと
思うのが普通です。
さらに事業へのモチベーションに
なると思います。
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独立後に付き合いが出てくる人は
基本的に事業をやっている人たちになります。
そうなると人間関係が激変する人が
中にはいるはずです。
私も勤務時代は税理士事務所の
一職員でお客様は事業主でしたが
ちょっと住む世界が違うなあくらいにしか
思っていませんでした。
要するに、この人たちと一緒の土俵に
上がることがあるのだろうか?
と考えていたわけです。
実際に独立をしてみると
意外に事業が回っていって
なんとなくいい感じになります。
人、モノ、金の格差は独立後に
感じることができるものなので
価値観は人それぞれでしょうが
事業にプラスの効果があると思います。
お金を稼ぐのにコンサルは必要なのか?
近年の税理士業と言えばコンサルティングを
行うべきである!!
といったことがまことしやかに言われて
有料研修やコンサル業をするためのコンサルが
宣伝されています。
私はコンサルをしないと税理士で
生き残っていけないとは思っていません。
私もコンサルティングで売上に
なっている部分はありますが
基本的には一般的な税理士業での
売上が大半になっています。
特に税理士業の主戦場?といえるような
年商が5,000万円くらいまでの事業主だと
コンサルの導入が難しいですね。
理由は税理士の役割が記帳代行
税務申告と節税相談に偏るからです。
経営革新等支援機関としても
実績を積まれて売上の拡大をしている
というような税理士さんもいますが
私の周りの税理士さんから話を聞き
総合するとまだまだ稀有な事業形態の様です。
結論としては税理士業だけであっても
売上を伸ばすことは可能です。
コンサルティングをしないと
税理士業はダメという理屈はちょっと
違います。
もし税理士業がダメになったとしても
もうちょっと先の未来になると思います。
コンサルティングをしなければならない
というよりは
いつでもコンサルティングをできる状態にして
ある程度の規模のお客様が出てきてから
少しずつ営業しても良いのではないかと思います。
広告では独立して半年で50件の顧問契約に成功!!
といった文句のDMがあります。
確かにそのような人はいるでしょうが
その人と同じことをやったとしても
同じ結果になることはまれです。
まずはご自身ができることから始めて
税理士業を安定させた方が無難では
ないかと思います。
編集後記
税理士業に限らず事業については
あの事業は独立してよくて
この事業はやめた方が良いといった
ことが言われることがあります。
これは最終的には分からないです。
私は卸や小売はやめたほうが良いと
考えているのですが
本当に卸や小売で事業が成功しないのか
というとそんなことはないと思います。
ただ確率的な問題として
私は考えています。
税理士業にとっても独立は
次のステージです。
税理士事務所に勤務しているのとは
ちょっと違います。
ただ確率論だけで独立するかしないかを
決める考え方の人にとっては
独立そのものにうまみを感じないのだと
私は考えています。
では税理士・行政書士の齋藤幸生でした!!
それでは、また!
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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。
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