独立後に成功する税理士とはいったいどんな人なのか?
こんにちは!
税理士・行政書士の齋藤幸生です!
今回は・・・
独立後に成功する税理士とは
いったいどんな人なのか?です。
独立間もない税理士さんや
これから独立する税理士さん向けの
記事となります。
私が独立後に見てきた
税理士さんたちを参考にしています。
かなりゆるーい記事になります。
それでは、スタートです!!
独立後に成功する税理士とは?
「独立後に成功する税理士とは」の
本題の前に「成功する」という定義を
しておきます。
「税理士業で生活できるようになること」
としておきます。
ハードル低いと思われるでしょうが
そんなことはありません。
税理士さんになった人たちのお勤めのときの
年収は恐らく500万円くらいはあるはずです。
ということは年商で最低500万円を
自分の力だけで稼いでいることになります。
私は結構大変なのではないかな?
と感じていますので、上記の定義にします。
さて、独立後に成功する税理士とはの
結論としては
「自分なりの事業ができている」
ということに行きつきます。
独立後に私は独立した色々な税理士さんと
会って、お話を聞く機会を得ました。
独立後お会いした税理士さんの数は
100人くらいだったかと思います。
独立して2年くらいの間にあった人数です。
なぜ100人も会うことができたのかは
編集後記で書いておきます。
話を基に戻して
「自分なりの事業ができている」
という意味について解説します。
こちらの意味は
・自分と契約頂ける必勝パターンが分かっている
・何をお客様へ提供したらよいかわかっている
・対価を頂くことをいとわない
以上の3つになると思います。
私の独立後のことを思い出して
上記を当てはめてみます。
自分と契約頂ける必勝パターンが分かっている
独立後には新規のお客様獲得をどうやったら
できるのかが分かりませんでした。
つまり契約できる必勝パターンが
分からなかったのです。
今も明確にわかっているわけではないです。
しかし自分なりの必勝パターンがあり
パターンに入ったときには何となく
契約をすることができています。
それと
新規のお客様の獲得が難しいことを
知っている点が独立直後と今との
違いになりますね。
何をお客様へ提供したらよいかわかっている
昔は押し売り営業という営業がありました。
相手が欲しがっていないものを売りつける
営業のことですね。
結論を申し上げると
「押し売り営業をしない」
という意味になります。
独立後の私はこの押し売り営業の意味が
分かっていなかったと思います。
税理士の契約相手方の大半は
法人になりますが
税務や会計は素人になります。
私はこういったことができます!!
という説明をしても意味はないです。
自分ができることを伝えることは
押し売り営業と一緒です。
契約相手に意味のない商品を
売りつけようとしていることと
意味は一緒ですね。
こういった営業や商談をするのではなく
相手がしてほしいことを聞き出して
できるかどうかの判断や
できる場合の値段について説明差し上げて
あとは社長さんのご判断になりますので
検討をお願い致します。
といったことの方がスマートだと
私は思います。
世の中の商品やサービスは
購入したい人と供給している人とで
事業が成り立っています。
つまり、購入者の購入したいと
思っているモノやサービスを提供すれば
あとは金額の問題だけです。
対価を頂くことをいとわない
料金をもらって当然!!
という意味ではないです。
自分が設定している値段に
自信を持っているという意味になります。
私の例で申し上げると
毎月の関与で色々相談したい!!
という意向があれば最低でも
毎月3万円の顧問料に設定しています。
なぜ3万円なのかというと
毎月関与で相談は千本ノック状態です。
関与は税務と会計であっても
相談事は多岐にわたるのが税理士業です。
税務、会計、人事、労務、経営
社長さんのやりたいこと
資金調達、事業でのお困りごとなど
どこまで相談されるんだろう?
こんな感じになります。
(私は関与していると上記の感じです。)
話は1~2時間で終わっても
調べて伝えて差し上げるといった
伝達も必要になります。
なので最低でも3万円に設定している
ということになります。
対価を頂くことをいとわない
という本質的な意味合いとしては
無料でどこまでできるのか?
ということに行きつきます。
そこで最低限の価格として
値段がありその対価を頂くことを
いとわないということになります。
生活できるまでに色々な失敗ができるかどうか?
ここからは私の体験をもとに構成します。
失敗から見えてくることがある
生活できるまでになるためには
そこまで行きつくのにどれだけ失敗をできるか?
ということが重要です。
今でこそ偉そうに上記のようなことを
まとめてブログ記事で説明できますが
独立当初だと難しいと思います。
理由は本質が分かっていないからです。
本質とは普遍的な本質ではなく
自分で本質であると気が付くことです。
言い換えると、腑に落ちる意味です。
その中で私が現在の状況になっている
理由が失敗してきたからだと思います。
料金表を何度か見直しましたし
色々な税理士さんの事業のやり方を
質問して確認しました。
(多くは飲み会の席でしたが)
人間関係も独立前、独立直後、現在まで
見直して修正をしてきました。
サービス内容をコロコロ変化させて
今は落ち着きつつありますが
今後停止するサービスもあります。
現在も失敗続きですが
失敗することで見えてくることがあります。
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失敗から一筋の成功例をつかむ
詳細は書きませんでしたが
色々な失敗があるわけです。
その中から成功することがあります。
その成功例をつかみに行くことです。
私は現在の料金表になったところで
個人の確定申告のお客様が増えました。
請負っている金額は全部丸っと
15万円で記帳、確定申告書作成まで行います。
これには過去に成功例があって
独立1年目に上記の値段とサービスにて
契約をすることができたことです。
今現在でも年1回の関係ではありますが
継続している契約です。
これは過去の私の成功例です。
同世代の税理士さんでは
記帳するデータを頂いて
確定申告まで行うというスタイルで
悠々自適に事業をされている人もいます。
何がご自身の税理士業を成功に
導くのかはわかりません。
成功例は藁をつかむことに似ています。
つかんだら絶対に離してはいけません。
お客様のためにできることを提案できるかどうか?
税理士業は専門サービス業に分類されます。
税理士になられたのであればわかると
思いますが
我々税理士は会計処理や確定申告書を
ただ単に代行しているわけではありません。
会計処理についてはお客様から
ヒアリングをして問題ないかを確認したり
確定申告書作成にあたっては
内容を確認して作成するのが普通ですよね?
その中でお客様のために
提案をすることができるかどうか?
ということが大切であると思います。
私が独立後に提案したことを例にすると
経営力向上計画の作成と提出をして
その後、所得拡大促進税制の上乗せ措置を
適用できたということがあります。
これは税理士と認定支援機関のコンボでの
提案になりますね。
上記は関与先であれば追加料金不要で
行ったサービスになりました。
初めて計画書を何件か作成してみて
修正依頼はありました無事すべて通過して
といった成功事例になりましたね。
お客様への提案になり
自分の自信にもなったので
一石二鳥だったと思います。
自分の自信になる部分は
副産物なのですが
お客様へ提案も何もないと
なんで顧問料を支払っているのか?
ということになりかねません。
私のように色々なことを顧問料に
入れ込んでやる必要性はないのですが
提案するためにもお客様と会って
話をすることから始めてみてはいかがでしょうか?
編集後記
最初の方でなぜ100人くらいの税理士に
会うことができたのかについて書いておきます。
私の場合には某税理士たちが主催する
合格者祝賀会に出席して所属支部の税理士さんと
知り合うことになりました。
その方たちの勧めもあって税理士の任意団体に
加入しての活動や支部の活動などを通して
色々な先輩税理士さんたちに会う機会があったのです。
今考えると非常に恵まれた状況だったなと
思いますね。
では税理士・行政書士の齋藤幸生でした!!
それでは、また!
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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。
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