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経理担当者として就職するには?

経理担当者として就職するには?

こんにちは!

 

税理士・行政書士の齋藤幸生です!

 

今回は・・・

経理担当者として就職するには?

という素朴な疑問を解説していきます。

 

最近、関与先の社長さんから経理担当者を

採用したいということで相談を受けました。

 

必要な人物像、求められるスキル、仕事をまとめて

会社が雇いたい人をピックアップするために

募集要項を作成したりなどをしていました。

 

こうした知見を基に解説していきます。

 

それでは、スタートです!!

 

会社の募集要項を確認して人物像をイメージ

会社の経理担当者になるためにはどんな人を

会社が採用したいのかを知る必要があります。

 

会社の規模、業種によって経理担当者に求めることは

異なってきますので募集要項を確認することが必要です。

 

募集要項を確認後、必要な人物像をイメージします。

 

そのイメージした人物像が今の自分と合っていれば

採用される可能性があります。

 

逆にそうでなければ面接はしてもらえるかもしれませんが

採用されることはありません。

 

会社としては採用したい人物像を絞っていることが普通です。

 

ただ中小企業では人事部がない会社がほとんどなので

採用がうまくいかないことがあります。

 

この部分の齟齬を何とかしたいと思い

私は会社にアドバイスをしました。

 

その観点から申し上げると

募集要項で明確に人物像をイメージできるところは

採用する人をある程度絞っていることになります。

 

経理担当者のお仕事は専門職です。

残念ながら未経験の人が事業会社に入社して

すぐにお仕事ができる簡単なことではありません。

 

どういった経理担当者を採用したいのかを

会社は絞ってきますので、合致する人物なのかを

細部まで詰めていくことが経理担当者として

就職したい人には求められます。

 

 

 

経理担当者としてのスキルと経験と証明

経験とスキルの証明

経理担当者としての面接では履歴書を渡して

スキルや経験を話すことになります。

 

日本の中小企業では不思議なのですが

人の採用でうまく行かない会社はスキルと経験の証明を

行っていないことがあります。

 

スキルで言えば、簿記2級を保有しているのであれば

合格証書が本人にあるはずです。

 

合格証書のコピーを提出してもらうことになります。

 

経験の証明であれば、前職くらいは本当に所属していたのかを

前の職場に確認することはしても差し支えないと思います。

 

この様にスキルと経験を証明することは大切です。

ですから、会社から言われる前に証明できるものは

証明しておくことになります。

 

 

 

求められるスキルと経験とは

中小企業の経理担当者は基本的に経理業務と

総務、人事、財務など何でも屋さんになります。

 

こうなるとかなりスキルが高い人しか

経理担当者になることは無理です。

 

ただそういった人しか経理担当者になれないのかというと

そうでもないようです。

 

求められるスキルや経験は募集する会社や

社長さんの一存で多種多様です。

 

最もレベルが低い募集要項では

顧問税理士に聞けば処理することができます。

 

このような感じで募集要項に書いてある

求人募集を見たことがあります。

 

私が絡んだ経理担当者の募集については

次のような感じとしました。

 

・年齢不問
・週2-3日勤務からOK
・就業時間は1日5時間からOK
・扶養の範囲内で働けます
・子供の送り迎えにも間に合います

以上を人物像としました。

 

お仕事の内容は

・クラウド会計への記帳業務
・経理資料などの資料整理
・給料計算と振込資料の作成
・売掛金と買掛金の管理

といったことでしたね。

 

スキルや経験の判断についてですが

例えば私が絡んだ募集についてだと

 

スキルとしては会計データの入力ができること

給料計算の仕組みが分かっていて計算できること

債権債務の管理ができることですね。

 

経験については上記のことが当たり前にできる

ということが前提となりますから

通常の事業会社にいた人だと少なくとも1年以上の経験は

必要になると思います。

 

そうでないと経理担当者になったとしても

お仕事ができないからです。

 

この様に募集要項から分かる範囲内でスキルと

経験を当てはめて考えることで必要なことが

分かってくるかと思います。

 

 

できないこと、できることは明確に

就職、転職する場合には自分をよく見せようと

思いがちであると思います。

 

この点、入社後に自分の首を絞めてしまう

可能性があるので基本的にはやめた方が良いです。

 

まずは、できないこと、できることは明確にして

面接で回答することが良いかと思います。

 

私が過去に関与した会社で経理担当者の交代があり

入力データ、資料の原本を確認していたことがあります。

 

問題なくできる人はデータが間違っていることがなく

資料も理路整然となっていて確認しやすかったですね。

 

会社としてもお金を支払った甲斐がある人物だと思います。

 

逆に、こりゃまずい・・・

と思った経理担当者もいますね。

 

入力がめちゃくちゃ、資料の整理もできていない

あーあ、やっちゃったなあと思うことが。

 

私はあくまで外部の人間なので

御社の経理担当者はダメですね!

とは決して言いません。

 

なのでできることからやって頂いて

成長して頂くということになります。

 

後々に社長さんから話を聞くと

できるというから雇ったんだけどね

と聞かされることがあります。

 

入社後に全てバレますので

できないことをできるというようなことは

やめた方が良いかと思います。

 

 

 


編集後記

コロナ禍でも事業がうまく行っているところがあります。

本日、関与先にようやく待望の経理担当者が来たようで

今月の訪問時にご挨拶する予定です。

 

募集する人物像と合致するような人だと良いのですが

どうでしょうか・・・

 

他の関与先でも人材募集の募集要項のアイデアを

依頼されているので今週中にまとめてみたいと思います。

 

 

では税理士・行政書士の齋藤幸生でした!!

それでは、また!

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 

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