サイトアイコン 問題解決を後押しする都庁前のLiens税理士事務所 齋藤幸生

士業でどんなふうに生きていきたいのかを考えてみる!

士業でどんなふうに生きていきたいのか?

士業先生と話していて、この人はどんな風に

生きていきたいのか不明な人が多いです。

 

アスリートっぽく表現すれば、

士業資格を取るまでは、練習段階です。

 

ですから、資格を取ってからプロアスリートです!

 

そのプロアスリートとなった後の

ご自身の生き方を考えていない方が多いと

感じます。

 

今回は、士業でどう生きたいのか?

という視点から記事を書きます!

 

それでは、スタートです!!

 

士業でどう生きたいの?

初めに、士業資格を得た皆様にお聞きしたいのは、

士業でどうやって生きたいのか?です。

 

お金を稼ぎたい、交友関係を広げたいなど

色々思いつくことがあります。

 

しかし、本当にそれだけで良いのか?

ということですね。

 

私は最近、自分の時間を生きることを

ようやく前向きにできてきました。

 

ですから、士業資格を取ってどうやって

生きたいのか?という問いには、

 

自分のことだけに時間を使う生き方を

したいと答えます。

 

つまり、他人のためには時間を使わない

ということですね。

 

非常にシンプルで、非情な宣告のようにも

聞こえると思います。

 

なぜこのような結論に至ったのかというと、

独立してから、勤務時代を振り返ることが

多々ありました。

 

そうすると、税理士事務所での仕事は、

半分が所長税理士への対応で、

残りの半分は顧客対応だとわかりました。

 

このうち、所長税理士への対応という時間は、

その所長税理士が不快にならないように、かつ、

仕事をしやすいようにする仕事になります。

 

具体的には、以下のような謎基準がありました。

決算申告までのスケジュール

・毎月10日まで科目内訳書の作成

・15日までに申告書作成と点検へ

 

では、すべて守られていたのかというと、

まあ、無理ですよね(笑)

 

また、上記は原則であり、例外もあります。

 

例外とは、担当者が退職して、そのあとは引き継ぐ

というような場合には、例外があり、

 

また、所長税理士が関与している場合には、

自分の時間軸でや仕事をするので、

上記の原則を守られていませんでした。

 

何が言いたいのかというと、

原則的なルールを守った側が疲弊する

というルールになってしまうのです。

 

このように、例外が適用されるような場面が

多くなってしまっている状態が散見されるので、

 

そりゃ、勤務で仕事していると

時間がなくなるわなあと思いました。

(勤務を批判しているわけではないので、
そのように読まないでくださいね(笑))

 

例として、上記を出しましたが、

仕事の本質を考えると、顧客対応だけに

集中することができればよさそうです。

 

現在独立してやっていますが、

時間が余ることになります。

 

そもそも、仕事をしていない時間もありますので、

映画を見たり、ゲームやったり、音楽を聴きながら

別の作業をしたりできる理由は、

 

他人のために時間を使わない生き方が

できているからだと思います。

 

皆さんは、士業でどんな生き方をしたいですか?

 

 

 

どんな士業になりたいの?

さて、こちらも大変重要な概念だと思います!

どんな士業になりたいのか?

 

こちらの具体的なイメージをお持ちになっている

士業先生も多くないような印象を受けます。

 

私の周りには、独立して30年以上やっているベテラン、

独立間もない、勤務しているなど様々な先生がいますが、

 

行動、勤務先の選定、お仕事の状況を考えると

どんな士業になりたいのかのイメージを

お持ちではないかもしれないという

印象を受けますね。

 

では、なぜ、どんな士業になりたいのか?

という問いが重要なのでしょうか?

 

一言で申し上げると、あなたは何をやっているのか?

という質問に端的に答えられるのか?

ということなのです。

 

士業だと、○○士ですと答えると思いますが、

それは、職業で答えています。

 

何をやっているのか?の問への答えとは

なっていません。

 

 

 

 

 

もっと突っ込んで申し上げると、

あなたは何者なのか?

ということなのです。

 

つまり、資格を使って何をやっているのか?を

端的に説明することができますか?

ということですね。

 

これは、意外にイメージしにくいですし、

自分が分かっていないと答えられません。

 

私のことを例にするとですね、

 

私が今までやってきたことを振り返ると、

問題解決です。

 

別に税ワールドだけでなく、

事業の問題解決に携わってきたわけです。

 

個人、法人問わず、問題が発生して、

一番最初に連絡が行くのが税理士や税理士事務所です。

 

その時に、私がその問題を解決したり、

一緒に顧問先の担当者、社長と悩んで、

解決にまで至らないまでも道筋を見つけたりする、

そんな仕事をずっとやってきました。

 

それで、今があると自負しています!

 

ですから、基本的には、問題解決をする税理士!

ということが私の答えですね。

 

こんなの当たり前じゃん!と

思われる士業先生がおられるのであれば、

その先生は、実際に問題解決をやっているのだと

私は思います。

 

そういった関与をずっと継続されているわけで、

それが、士業としてのアイデンティティなのだと

思いますね。

 

皆さんは、どんな士業になりたいですか?

 

拡大とぼっち、勤務はどれを選択??

士業資格を取得すると、

独立して、拡大とぼっち、勤務という

いずれかの選択をすることになります。

 

私の印象とこれまでの見聞きしたことを

総合すると以下のようになりますね。

 

人によって向き不向きがある!

 

この一言に尽きます!

 

まず、独立と勤務では補佐することに

力点を置いた働き方ができるのであれば、

勤務が正解だと思います。

 

ただ、お客様のためだけに働くことを

しないと疲弊してしまうので、注意が必要です。

 

間違っても、おかしな考えの所長税理士に

時間を使う場合には、最小限ですね(笑)

 

独立して、拡大とぼっちでも向き不向きが

あると思いますね。

 

拡大は、事業が好き、お金が好き、一人は寂しい

といったことなど色々あると思います。

 

ただ、ある程度の規模を超えた事務所だと

不正行為を組織的に認めるような事務所体制に

なってくる傾向があります。

 

その不正についても、一度不正をOKにしてしまうと

後は、海水を飲むことと一緒ですね。

 

これ以上は何も申し上げません。

 

拡大は、いずれにしても

過ぎたるは猶及ばざるが如しです。

 

ぼっちに向いている人は、孤独で寂しくないことが

前提となりますね。

 

むしろ、孤独が大好きで、働く、遊ぶを

自由にやりたい先生に向いています。

 

人を雇ってしまうと、残念ながら仕事をする選択しかなく、

自分の時間が拘束されることになりますね。

 

ですから、自分の生き方に合わない場面も

出てくると思います。

 

ぼっちの最も良い点は、すべて自由なので、

仕事をする、遊ぶ、自堕落に生きるなども

思いのまま!

 

スーツを着る、着ない、

思い付きで夜から仕事することもできます。

 

それに、仕事、遊びでも他人に頼ることが

なわけですから、すべて自己完結です。

 

 

士業に共通のことは時間と人生

士業に共通のこととしては、

時間と人生です。

 

同じ時間の量があり、その分の人生があります。

 

ただ、世の中の人を良く観察してみると、

この時間と人生について考えて生きている人は

少ないと思います。

 

よく考えてないと言っても良いのかもしれません。

 

勤務の人たちからすれば、

私の生活を羨ましく思うこともあると思いますが、

 

私にだって、不安や恐怖ありますよ。

 

例えば、いつまで現在の状況のまま事業を継続できるのか

顧問先が他に移ったときにどうするのかなど

生活、事業のそれぞれで不安や心配事がありますね。

 

ただ、その代わりに、自分の時間を生きる生活、

人生を手に入れたのだと思います。

 

今の生活が自分の預り知らぬところで、

できなくなったのだとしたら、

 

また、今の状況を取り戻すために

自分で努力すると思います。

 

特に、顧問先が他に移ってしまう

というようなことは私の影響外のことなので、

仕方ありません。

 

移った理由は私にあると思いますが、

移る選択をするのは、顧問先だからです。

 

どのような資格商売をするのも自由ですが、

その中で考えてほしいのは、

時間と人生を考えて生きるということです。

 

 


編集後記

今日は、午後から外部研修に行ってきます。

クライアントにM&Aが起こったら・・・

という日税サービスの研修です。

 

まあ、年に1度は確認のためにやっておきたい

研修だと思います。

特に知らないことはなさそうなので。

 

そういえば、先日、日税サービスの研修で

REVICの研修があったのには、お!となりました。

 

事業再生系会計事務所以外では、使われることは

まれな分野なのですが、やるんですね・・・

 

 

ではぼっち税理士の齋藤でした~
それではまた👍

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 

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